とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Sunday, February 27, 2011

Bite Angle

ホスフィン二座配位子の配位挟角(bite angle)
ligandbite angle
DPPE78
DPPP91
BINAP92
DPPB99
DPEPHOS102
XANTPHOS110


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Saturday, February 26, 2011

Cone Angle

ホスフィン配位子の円錐角(cone angle)と共役酸のpKa

cone anglepKa
PMe3118-
P(n-Bu)31328.4
P(O-o-Tol)3141-
PPh31452.7
PCy31709.7
P(t-Bu)318211.4
P(o-Tol)3194-
P(Mesityl)3217-


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Monday, February 21, 2011

ACE-Cl: Selective dealkylation



α-Chloroethyl chloroformate
CAS No. 50893-53-3

N-アルキルピペリジン類の選択的脱アルキル化に有効な試薬だそうです。反応もクリーンだとか。


ref. J. Org. Chem. 1984, 49, 2081.

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Sunday, February 20, 2011

反応メモ


Organic Syntheses. Coll. Vol. 7, p.485 (1990); Vol. 60, p. 41 (1981).


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Saturday, February 19, 2011

GCでH2をDetect

今まで深く考えてなかったんですが、GCでH2って検出できるんですね。っていうか、燃えるから当然か。

The generation of H2 was also confirmed during this reaction step.6

6) Detected by GC (packed with porapak-Q).

J. Am. Chem. Soc. 2004, 126, 7186-7187.

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無い内定の憂鬱 (2)

大人の娯楽誌「週刊ダイヤモンド」の先週号の特集「就活の虚実」の続きを書きます(昨今の学生さんの笑える就活模様が面白可笑しくフィーチャーされています(暇つぶしには最高の読み物に仕上がっています)。

ダイヤモンドの記事によると最近の大学って就職課があってカウンセリングまでしてくれるんですね(例えば、拓殖大学。しかも、同大はパソナグループに業務をアウトソースしている)。そもそも、大学って就職予備校じゃないと思うんでうけど。まあ、就職率が低いと入学者数が減って経営状況が悪化するっていうのがあるんだとうけど、そんな程度の大学だったら無くて結構と思います。っていうか、大学は全国で約770くらいあるらしいんですが、多すぎでしょう。ついでに、誰でも入れそうな、存在価値が本当にあるのかと思われる文系私大に博士後期課程があったりするし、訳の分からない変な学科とか沢山あるし。こういった商魂逞しい存在価値があるのか疑わしい大学があるから、大学の価値が失墜っするんだと思います。

あと、最近では、就活生を対象とした滝行体験サービス(勝光寺)を提供する生臭坊主がいるそうです。住職は元宝石輸入会社社長)で、 目的意識もなくキャンパスライフをボーッと過ごしてきた学生の思い出作りを土壇場で作ってあげようという、超偽善的なトンデモビジネスらしいです。

まあ、解雇規制が強くて労働市場の流動性が欠如しているわが国の雇用体系にも大きな問題はあるけれど、大学生としての能力を著しく欠いているような学生が、無い内定のオンパレードっていうのは当然の帰結でしょう(誰だって、無能な学生を採用したくない)。

ちなみに、巷で騒がれている(大学生)就職内定率って、国公立24、私立38の62校を調査したものなんだそうです(まあ、ボクにはどうでもいいけど)。
 

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Saturday, February 12, 2011

無い内定の憂鬱

大人の娯楽誌「週刊ダイヤモンド」の今週号を読んでるんですが、特集は「就活の虚実」。で、昨今の学生さんの笑える就活模様が面白可笑しくフィーチャーされています(暇つぶしには最高の読み物に仕上がっています)。

この特集が面白可笑しく、暇つぶしに最高の読み物に仕上がっているのは、ダメダメな学生の予想通りやっぱりダメな就活模様を描いた残酷物語だからと思います(大衆に対して残酷物語のウケはすべからく良好だ)。

で残酷物語にはまりこんでしまう学生(ダメダメな就活生)は、マーケティングの視座と情報収集力が決定的に欠落していると感じました。

例えば、1人平均100社程度にエントリ−するらしいんですが、それって明らかに、志望する業界を絞り込めてないし、第一100余りの企業をフォローするのは効率が悪すぎる(少なくともコンキチには不可能)。(シンプルにして、コンキチの大好きなフレームワークである)STP (Segmentation, Targeting, Positioning)が全然できておらず、いたずらにリソースを分散させてしまい、自己の強み(明確で 堅固ポジショニング。あったらだけど)をアピールするのは困難になるでしょう。

あと、そんな膨大な数の資料(上場企業だったら有価証券報告書やIR資料。非上場でも同業他社上場企業の資料を読み込むのは有益だ。っていうか、同業他社の資料も読まないと比較分析できない。)をどう読みこなすんですかね?(コンキチには無理)


就職活動っていうのは、自分という商品を企業に売り込むオペレーションだ。つまり、自分はこんなコトができる。自分を雇ったらこんなメリットがあるということをアピールする場が面接というインターフェースなんでしょう。

本誌(ダイヤモンド)によると、アピールポントととしてスポーツの入賞、海外活動経験とかの話を面接時に語る人がけっこういるらしですが、それって空虚な感じがプンプンしますよね。だって、学生(大学生)の本分は「学究」なんだから、それをベースに自分のウリを練り上げ、ターゲット企業の事業内容と絡めて企業にアピール(売り込む)するべきと思うんですがね。


最後にとある都内の有名女子大(?)の女学生の就活体験談を引用↓
「昨年100社にエントリーし、大企業20社の面接を受けましたがダメでした。9月には中堅•中小企業への就職に切り替えようと、大学のキャルアセンター(就職部)に相談に行きました。そこで勧められて六本木のハローワークにも行きましたが、やはりダメ、今は、派遣先の中小企業に就職できればと思っています」

これだけの文面では詳細は分からないけど、控えめに言っても、これって企業をバカにしてるようにしか聞こえないよね。だって、「業界や職種はどうでもいいけど、とりあえず大企業に就職したいです。でも、箸にも棒にもかからなかったらら、仕方なくグレードを落として中堅•中小企業にシフトしました」ってことでしょ。これって



「就職」じゃなくて「就社」


だよね。

もしボクが採用担当者だったらこんな学生、採用したいと思わないな。だって(この場合)彼女は社畜志望にしかみえないから。

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極性パラメーター

よく使う溶媒の極性パラメーターをまとめてみました↓

solvent
ε
μ
nD
α
ET
ETN
π
bp. / ℃
CH3CN
36.00
11.8
1.3441
4.41
45.6
0.460
0.66
82
DMSO
46.71
13.5
1.4793
7.99
45.1
0.444
1.00
189
acetone
21.36
9.0
1.3587
6.41
42.2
0.355
0.62
56
THF
7.47
5.8
1.4072
7.93
37.4
0.207
0.55
65
PhMe
2.43
1.0
1.4969
12.3
33.9
0.099
0.49
110
DCE
10.74
6.1
1.4448
8.33
41.3
0.327
0.73
82
CH2Cl2
9.02
5.2
1.4242
6.49
40.7
0.309
0.73
40
ε: 比誘電率(20℃)
μ: 双極子モーメント
nD: 屈折率(20℃)
α: 分極率(10-30m3)
ET: ソルバトクロミズムによる極性パラメーター
ETN: ソルバトクロミズムによる極性パラメーター
π: 極性パラメーター

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研究員のエンサイクロペディア (9)

日本相撲協会【Nihon Sumo Kyokai】

ゼイ肉バカの、ゼイ肉バカによる、ゼイ肉バカのための協会

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Thursday, February 10, 2011

pKa (2)

1,3-ジカルボニル化合物のpKa


Tetrahedron 1998, 54, 11063-11078.


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Sunday, February 6, 2011

アイデア•ブランドを斬る

ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業」を読了しました。

邦題はなんかミーハーで胡散臭いタイトルになっていますが、原題は「DIFFERENT」で、内容は分かり易い語り口ながらも硬派です。

著者は、一般的なマーケティングは、「差別化が重要」と主張しながらも、最終的には製品やサービスの差異を失わせてしまい均質なものにしてしまうと述べています。そして、消耗戦へと突入すると。

例えば、こんな感じ↓

a) マーケターの行動
企業の戦略には、強みと弱みがあって、必ずしも各戦略オプションや製品特性のバランスがとれているわけではない(デコボコだ)。で、デコボコさ加減を目の当たりにしたマーケターは反射的に弱みの改善に集中し、各特性のバランスを取るという行動にでるそうです。そして(某国の電気メーカーのように)もん切り型で際立った特徴のないありきたりな製品になってしまうと言います。自社の強みをさらに強化するといった(真の差別化)戦略(偏りが拡大する)は、マーケターの取りそうにない行動なのだとムン先生(著者)は言います。

b) 製品拡張
i) 付加型
付加型の製品拡張は、時間の経過に伴い、当初の製品(オリジナル)に機能をドンドン追加して行き、製品をよりよく、より新しく、そしてこれまでにない製品へと展開していきます。製品展開のステップは次のようになるそうです。
(1) 企業は消費者に、新しい便益を加えた価値提案を行う
(2) 消費者が喜ぶ
(3) 競合がそれに追いつこう(真似よう)とする
(4) 付加された価値提案が、そのカテゴリーの標準となる
(5) 顧客満足度を再度測定。昨日はありがたがられていたモノも今日は当然だと感じられている。
(6) 競争の結果、カテゴリー内で最低限要求されるハードルが高くなる。
(7) ステップ(1)に戻る。

消耗戦の無限ループですね

ii) 増殖型
企業は見逃していた消費者のポケットの到達しようと努力を尽くし、市場をどんどん小さなサブセグメントへと切り刻んでいく(セグメンテーションの究極の姿)。同時にそのセグメントは有名無実化していく。すなわち、選択肢の激増と、意味ある違いの縮小という最悪の状況に転落する。そして、製品の拡張はコモディティ化と高コスト化を加速させる。


しかしながら、全ての企業が没個性化に陥り、(日本の電機産業のように)均質化していく訳ではありません。エッジを効かせた商品(サービス)展開により、顧客から高いロイヤルティを獲得している企業もあります。著者はそんな魅力的な企業群をアイデア•ブランドと称して、次にように分類しています。

A) リバース•ブランド(世の流れの逆を行く)
カテゴリー内の拡張傾向を無視し、顧客が期待している拡張への流れを意図的に断ち切る。他社が競争に欠かせないとみなしている便益の提供を控えようとする。余分なものをそぎ落とすが、予想もしない形で贅沢なものに変える。除去すると同時に向上させる。品質を高めながらも削ぎ落とす。基本と卓越性の融合。
Ex.) グーグル、ジェットブルー、IKEA、In-N-Out (ハンバーガー・チェーン)、Wii(任天堂)

B) ブレークアウェー•ブランド(既存の分類を書き換える)
カテゴリーの境界を飛び越え、製品の定義に挑戦する。消費者の分類プロセスに意図的に介入し、デフォルトに代わるカテゴリーを提示する。
Ex.) AIBO (ペット, ソニー)、フラペチーノ (コーヒー味のミルクシェイク, スターバックス)、プルアップス (使い捨てトレーニングパン=幼児の下着, キンバリークラーク)、シルク・ドゥ・ソレイユ、スウォッチ (日常のファッションアクセサリー)、ALESSI (キッチン用品を芸術品に)

C) ホスタイル•ブランド (好感度に背を向ける)
顧客を魅了する従来の原理の遵守を拒絶するアンチ・マーケティング)
Ex.) MINIクーパー (SUV人気の中にあっての「XXL XL L M S MINI」というプロモーション)、レッドブル (液体コカイン、缶入り覚醒剤、液体バイアグラと揶揄される一方で、「レッドブルは飲み物ではない。生き方だ。」という熱狂的な支持者がいる)、ビルケンシュトック (ちっとも美しくない実用一点張りのサンダルや靴)、マーマイト (古くなったガソリンのような味、神々の美酒、「好きか嫌いか」というスローガン)、BAPE (全て限定品。店舗はたいてい裏通りにあり、見つけにくい)、ホリスター (ターゲットは、「人気者でスマートできれいな子供たち」、「クールな子供たち」、「好感が持てる友人の多い魅力あふれる典型的なアメリカ人の子供」。たいていは当てはまらず、排他的。二十歳以上なら疎外感を感じるといい、店員も選別する)、ベネトン (奇抜な広告)
個人的にはKING JIMもホスタイル・ブランドに該当すると思います。

D) 複合型アイデア•ブランド
Ex.) アップル (リバース・ブランド、ブレークアウェー・ブランド、ホスタイル・ブランドの全ての要素を兼ね備える)

E) その他のアイデア•ブランド (ひと目でわかる違いを出せる)
Ex.) ハーレーダビッドソン (独自のコミュニティーを形成)、ダウ・リアルビューティー (美人モデルではなく、日常にありふれた女性を使ったプロモーション)

ところで、ムン先生(著者)は、「マーケティングとはつまるところ、消費者に消費するモノを選り好みさせるプロセス」だと喝破します。

均質化に収斂していく古典的なマーケティング・スタイルでは、消費を選り好みさせることはもはや困難なのでしょう。

ちょっと「ブルーオーシャン戦略」に内容が似てるなと思いました。差別化戦略の有用性は広く周知されているにも関わらず、レッドオーシャンで消耗戦を強いられている企業が少なくないような気がします。要は、知るは易し、行なうは難しというところなのでしょうが、本書の内容は示唆に富み、一読に値する良書と思いました。


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Wednesday, February 2, 2011

One-Pot Miyaura Boration → Suzuki Coupling


辻先生の執筆された教科書「有機合成のための遷移金属触媒反応」に書いてあった、宮浦ボレーションと鈴木カップリングのone-pot procedureです。この種のREVIEWみたいなのがあったら教えて下さい。


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