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2007年3月2日金曜日

インセンティブ・マネジメント

以前スクラップしていた雑誌の記事を整理(処分)しようとしていたら、こんな記事を発見しました↓

膿を出し、人を活かして「前倒し」を断行せよ!
(PRESIDENT 2004.8.2, 60-61)

日本電産の永守社長の記した記事です。この記事の中で氏は、人はどうして怠けるのかといえば、頑張っても怠けても結果が一緒だからですよとのたまっています。

具体的な事例として、

a) 社用車を購入するときに価格交渉(値切る)をしなかった。
理由→値切っても誰も喜ばないし、値切らないと業者がお中元やお歳暮を沢山くれる

b) コストダウン実績はボーナスにかかわるようにした

c) ガラリと変わった。

ということが挙げられていました。さらに、リターンはお金だけではなく、昇進、褒め言葉もあり、これが大事だと説きます。

至極当たり前のことのように聞こえるのですが、これがなかなか実社会(っていうかコンキチの勤務する会社)ではおぼつかないんですよね、何故か。

上司は自分が偉くなったと勘違いして、部下に何かをさせようとするときに、上述したインセンティブなどお構いなしに、権威ある声で指示を出せばいいと思っている節があるように見受けられます。

正のインセンティブ(あめ)と負のインセンティブ(ムチ)を上手く使い分けて部下をコントロールする(生産性を上げる)機微が上司の要諦だと思うのですがノ..驕っているんですかね?

以上、二流大卒のなんちゃって研究員の雑記でした。

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