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2010年12月4日土曜日

グルは死なない

抗生物質を服用していて断酒中で調子の出ないコンキチです。

ところで、我が国が誇る経営学の(かつての)グル大前研一先生の著作「民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論」を読了しました。

この著作でコンキチのこころにとまったのは次の3点↓

1) 「夫婦+子供2人」はマジョリティではない

1960年
2005年
単身世帯
約400万世帯
約1,330万世帯
夫婦と子供から成る世帯
-
約1,464万世帯

我が国では、もはや、各年代で単身世帯数がフラット化しているといいます。企業は、こういったクリティカル•マスの動態を把握してマーケティング戦略を立てたければなりませんね

2) 加ト吉の人材育成法
加ト吉では、中国市場攻略のための人材獲得手段として、日本の大学や大学院に留学している中国人を採用し、日本で育てて中国の本部長や工場長にしているそうです(20年くらいかかったらしいです)。エクセレントな戦略と思いました

3) インドネシア
インドネシアは輸出主導の「弟1ステージ」から内需主導の「弟2ステージ」に転換し、中国よりも魅力的な市場となっているそうです。新興国市場要チェックですね
(コンキチは現在新興国市場に食指を伸ばそうかと考えています)

以上、メモ終了です。まだグルは完全に力を失っているわけではなさそうですね


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