ENTRY 11 名代富士そば
-カレーそば (430 JPY)-
-RATING- ★☆☆☆☆
-REVIEW-
「かけそばにカレーをかけました」的な食べ物。なので、そばとカレーのシナジーは皆無。そもそも、そばのツユとカレーは混ざり合っておらず、本当にかけそばの上にカレーを載せただけの「カレー載っけ蕎麦」の様相。カレーの味は、スーパーで売ってるルーとか学食のカレーの味。
具は、ジャガイモと人参といったカレー感丸出しで、やっぱりそばのツユと合わない。
蕎麦はツルツルした食感で味の深みがなく、カレーにも合ってない。
そばとカレーってこんなにも合わないものなのかと思わせてくれる一品。
ENTRY 12 江戸蕎麦 ほそ川 (両国)
都営大江戸線の両国駅から目と鼻の先にあるアクセシビリティに優れたお蕎麦屋さん。9年連続ミシュラン一つ星を獲得していて外国人への認知度も高いためか、ボクが行ったときはお客の外国人旅行者がいました。World Wideなお蕎麦屋さんです。
-大七 (純米) (1,230 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
ぬる燗でいただく。
まず、果実香と僅かな老香を感じる。
tasteは、甘く柔らかい味わいで、finishの酸味が心憎い。
超強気のプライシングとは裏腹に、とっても優しい味なのね。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
流山すず季の生粉ざると雰囲気が似た蕎麦は、弾力に富み、ちょっと硬め。grassyな香りがけっこう強い。
ツユは鰹節様の綺麗な香りが濃厚。塩味は十分だけど、味の深みはそれほどでもない。但し、華やいだ味がする(これは秀逸)。
そして、ツユが蕎麦の甘みを引き立てる。
山葵は鄙びた感のある老舗の味。
因みに、蕎麦湯はドロッと系。
ENTRY 13 福そば (人形町)
人形町は甘酒横丁の近くにある立ちそばの店です。
-ざるそば (370 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
ツユは塩味強めでbodyもそこそこあるって悪く無い。立ちそばなので、ツユは蕎麦猪口に入った状態で冷蔵庫に保管されている。なので、初めのうちは香りが立たないけど、食べ進むうちに仄かに鰹節様の香りが立ち上がってくる。
蕎麦はエッジが立っていて、強めのキックで、香味は乏しい。それから、中心が少し粉っぽいか?あと、仄かな甘味もあると思う。
最近、富に思うんだけど、粉ワサビってお蕎麦に合わないなって強く思います。
コスパはそこそこいい感じじゃないかと思います。
ENTRY 14 丹想庵健次郎 (浅草)
浅草にあるミシュランガイドビブグルマン選出店。大人の雰囲気を醸し出してるムーディーで和モダンでお洒落なお蕎麦屋さんなのね。
-先付 (500 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
胡麻豆腐。最高に滑らかな舌触り。仄かな甘味があって、上品な胡麻の香味が堪らない。
上品で優しい味のお出汁と香味豊かな山葵の組み合わせがexcellentに旨い!
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
ツユは鰹節様の香りrich。bodyもしっかりで少し甘め。
蕎麦はほんのり胡桃の香りがして、軟らかくて噛み心地が楽しく流山すず季ライク。咀嚼することで胡桃様フレーバーが広がる。
で、お蕎麦をツユにつけて啜ると甘みが引き立つ。
薬味の山葵は甘鮮烈系。
(本日は山形の蕎麦粉)
-ワビサビビール (900 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
わびさび ジャパンペールエール。ペールエールとIPAと日本を組み合わせたビールで、地元産のわさびと緑茶と数種類のハーブ系の個性を持つホップを組み合わせて醸したビール。
アリコール度数:6.0%
初期比重:12.6
最終比重:2.0
苦味 (IBU):45
色 (SRM):4.5
原材料:
水 クリーンな軟水 (地域の源泉水)
麦芽 フロアモルテッドマリスオッター&ピルスナー、ミュンヘン
非麦芽 ローストバーレィ
糖類 国産氷砂糖
ホップ 生ホップ(ペレット、抽出物は不使用)、各種
酵母 ハウス酵母 (スコティッシュ・エール)
その他 地元産わさび&緑茶
とってもいい香り。熟れた果実の胸スク甘い香り。fruity, creamy, roast, sweet, bitter。色んな味がして楽しい。これだけ芳醇な味わいでいて切れ上がりもいい。IPA様の力強さも感じる。
-新玉ねぎ かき揚げ (750 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
甘めの優しい味の天つゆ。
かき揚げはふんわり軽やかに、さっくり可愛らしく揚がっている。
何もつけずにそのまま食べてとっても旨い!軟らかくって、ふんわりした甘みがふんだん。塩で甘みんが引き立ちます。つゆをつけても絶品の品質で、旨さがスパークします。
ボク的には、つゆ > そのまま > 塩の順で好みかな。
それにつけても、ビブグルマンの名に恥じぬ(決して安くは無いけど)コスパのいいお店と思いました。
ENTRY 15 文殊
1995年創業のちょっと有名な立ち食いそばチェーンです。自家製麺の生麺と鰹枯節の一番出汁を使ったツユ(本がつお、宗田がつお、サバ節からだしをとり、自家製の本がえしと合わせて完成)を使用するというこだわりで、立ちそば買い最強との呼び声も高いようです。
-きつねそば (380 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
蕎麦がしなやかで喉越しが良いです。香味は殆ど感じないけど、異味・異臭は全く無く、美味しい部類。少しツルっとし過ぎる気もしないでもないか?
そして、ツユが旨い!けっこう旨い!かなり旨い!優しい香味と適度な甘さで飲み飽きしない。正直、レベル高いと思う。
具は、油揚げに加えてワカメとネギにカマボコ。油揚げはきめ細かい食感で上品な味付け。ワカメも旨い(食感がいい)。これはアリ!
-かき揚げそば (380 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
かき揚げは揚げ置きで冷め切っているけど、アツアツのツユに浸すと熱量と旨さが戻ってくる。運がいいと揚げたてをGETできます。やっぱり揚げたてはアツアツでサックリ感を楽しめて良いです。油は軽く、サックリ揚がっていて、ツユでふやけた衣がまた旨い。かき揚げの具材は、玉葱(メイン)、人参、小松菜(?)、小海老(干しエビ)。何もfreshかつ甘味richで美味しい。小海老が醸し出す甲殻類の地味深さが味わいの奥行きを広げる。
-たぬきそば (380 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
相変わらず、かけそばのツユとしては必要十分にして好ましい甘みと酸味でレベルが高い。天かすから染み出る油とツユの相性は鉄板。具材のワカメもしなやかで香り高い。
-ざるそば (400 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
蕎麦の香りがうっすら漂う。細打ちでしっかり角が立っている。芯に少し粉っぽさを感じる。
ツユは色が薄めだけどbodyはそこそこしっかりそている。加えて、塩気が強め。香り立ちは控えめ。
蕎麦とツユのバランス(相性)は悪く無い。
薬味は葱、粉ワサビ、柚子皮、摺りごま(?)。柚子皮と摺りごま付きなのが心憎い。
-ナス天そば (380 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
大きくて柔らかい茄子天。油・茄子・ツユのコンボが旨い!
-冷しかけそば (350 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
ざるそばと同様に細打ちの角の立った麺は、表面の食感(喉越し)は良いが、芯が少し残った感じ。
ツユは"ざる"と"温かけ"の中間の濃度と辛さか?
薬味は葱と粉ワサビ。
ENTRY 16 弁天 (浅草)
あと、はまぐりそばが名物だとか。
-もり (600 JPY) + 大盛り (100 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
モチモチの蕎麦(これはナイス)は穀物noteがして、僅かに甘みを感じる。太さは中太かな。
ツユ蕎麦徳利ではなく、蕎麦猪口にけっこうたっぷり入っていて、鰹節様のフレーバーリッチも、少しbodyの弱さを感じる。ツユをどっぷりつけても中太の蕎麦に対してやや弱いように思う。
薬味の山葵は少し鄙びた感があって好み。そして、葱多め。
近所にあったら普段使いに使ってもいいかなというレヴェル。
-山形の地酒 特別本醸造 弁天 (500 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
まず梅様のfruityな柔らかい香りが拡散する。milky noteも感じる。そして、味が深い。梅、sweet、酸味、桃様の香味に加えて、bitterと辛味も感じるfull body taste。それでいて後味はキリッとしている(常温でいただきました)。
ENTRY 17 今昔 (小山)
栃木県は小山駅東口から歩いてすぐにことろにある趣のある外観のお蕎麦屋さんです。
-ビール (650 JPY)-
キリンラガーの大瓶で枝豆付き。
-かきあげ一枚 (400 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
(多分)蒸し海老と長葱のかき揚げ。衣は厚すぎることなく、硬めにカリッと揚がってりてサクサクした食感(二度揚げしているのか?)。油は良い匂いだし、この衣好きかも。海老は食感イマイチ(蒸し海老だから仕方がないか)も味に深みがある。長葱は甘く中身がトロトロ。塩で食べて良し。天つゆで食べて良し。硬い衣は天つゆにつけてもサクサクしている。
-せいろそば (800 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
蕎麦は白い平打ち。僅かに小さな黒い星が入っている。所謂蕎麦の香りがする。食感は柔らかくモチモチした弾力に富み、噛んでいると僅かに甘味が染み出してくる。
ツユの香りは力強い辛汁を想起させる。実際にツユはなかなかの辛口だけど、思ったほどではなかった。
香味を十分に味わうため、蕎麦の三分の一から二分の一をツユにつけて食べることを推奨しているけど、言うほど香味はない(時季が悪かっったせいか?)。ボク的には、平打ちの蕎麦の表面積が小さいので、けっこうどっぷりツユにつけちゃって食べた方がいいと思う。
薬味は本山葵、葱、大根おろし(辛くない)。
こだわりの能書きの割には多少凡庸な蕎麦。
ENTRY 18 そば助 北千住店 (北千住)
醤油ベースではなく塩だしベースの塩らーめんならぬ"塩蕎麦"ガウリのニューウェーブ蕎麦屋さん。
左の写真には写ってないけど、北千住店には客寄せ用のウルトラマンの人形が置いてあるんだよね。
-温とりそば (850 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
鶏肉リッチな塩だしの十割の温そば。蕎麦は平打ちの細麺で小さい星が入っている。食感悪くなく、なかなかのもの。香味の深さは感じられない。
ツユはあっさりしつつも"ダシ"rich。醤油ベースのお蕎麦と比較してpopな味わい。美味しいんだけど、一杯食べるまでに飽きがくる。味変は必須か?
具材の鶏肉(多分モモ肉。味は特に可もなく不可もなく)が沢山入っているのは嬉しい。
ENTRY 19 みのがさ 神田和泉町店 (神田和泉町)
そこそこ秋葉原駅近の立ち食い蕎麦屋さんです。「戸隠産のプレミアムそば粉」を使用しているとアピールしているけど、香味に乏しいと思いました(プライシングを考えたら仕方ないけど)。
-かけそば (320 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
popな食感で十分食感が楽しめるが、香味には乏しい。
ツユはコク深くしっかりしたbodyで、けっこう濃いめ仕上がり。少し塩分濃度が気になるレベル。葱が多めで嬉しい。
-カレーライス (お吸物付) (490 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
"家庭のカレー"を想起させるフェイスで、実際"家カレーtaste"。はっきり言って、どってことない味。具のチキンは小さめだけ美味しい。因みに、お米は"はえぬき"を使用しているらしい。
特筆すべきは、お吸物。かけそばのツユと同様のコク深い味わい。塩味が丁度良い。ふんだんに入っているワカメと歯触りの良い葱も多めで嬉しい。
カレーは★★☆☆☆。
お吸物は★★★★☆。
ENTRY 20 喜乃字屋 (上野)
さくらテラスに入っている立ちそば系蕎麦屋。HPでを力強く謳っている"こだわり"は、
(1) 水:イオン交換水
(2) かえし:みりんは「三河九重味醂」使用
(3) 七味:八幡礒五郎(善光寺)
(4) 本わさび
(5) そば粉:明治18年創業の蕎麦専門「南澤惣吉商店」の協力のもと、北海道産キタワセソバの実を丹念に石臼で挽いたつなぎ一切なしの蕎麦粉100%(製麺機メーカーと長年共同開発した最新式の押し出し式製麺機で形成した十割蕎麦)。
です。
-せいろ蕎麦 もり (400 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
灰色で極小の星が多数入っている中細の麺からは胡桃様の香りが立ち上がる(ビックリ)。一見エッジが立っていて硬そうに見えるが、好ましい柔らかさのお蕎麦に仕上がっている。深く咀嚼すると僅かに胡桃様の甘い香味が口腔内に漂う。蕎麦の表面はツルツル。
ツユは鰹節様のフレーバーrich。上品で綺麗な味にまとまっていると思うけど、ちょっと弱い(これだけが残念)。
あと、蕎麦をツユにつけて啜るとツルツル感がUP↑したように感じる。
薬味は葱と粉ワサビ。
蕎麦湯は、colorlessで蕎麦ん香りしっかり(これみよがしにドロドロじゃなくて好感がもてる)。
このプライシングでこれだけの味は立派。
だだ、HPで「本わざびをご提供」って書いてあたんだけど、オレにはホースラディッシュの味しかしなかったです。
-升ワイン (泡) (390 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
ロゼと白があって、ロゼをセレクト(白の方がより辛口だそうです)。
梅酒ライクで酸味が強め。
ボトルは冷蔵庫に保管されてたけど、冷え方が不足してると思う。
つづきます.....
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