ども、にわか温泉大好きおじさんのコンキチです。
9月シルバーウィークに奥鬼怒温泉郷に行った話をしようと思います。
きっかけは老神温泉でした。
伍楼閣の夕食について軽くやりとりしたXユーザーの方がいらして、加仁湯を推しておられました。
ボクは濁り湯大好きおじさんなので即座にブックマーク。当時、シルバーウィーク難民の危機に陥っていたボクがウェブサーチしたところ、なんと部屋が空いているではないですか。しかも連泊チャンス。即座に二泊三日プランをポチりそうになりましたが、ちょっと待てよと。奥鬼怒温泉郷って、けっこう行くの大変じゃねと。そして奥鬼怒四湯だと。さらに、加仁湯の目と鼻の先に八丁の湯があると。で、八丁の湯も評判がいいと。
ピッコーン。閃きました。加仁湯と八丁湯を梯子すればよくね?と(我ながら天才すぎる)。
この後、プライシングと温泉の特徴を鑑みて、八丁湯to加仁湯リレー連泊プランで予約を入れました。
それでは読んでください。
ボクの奥鬼怒温泉郷探訪記を。
出発はいつも朝。
しかし、この日はいつもより早めに出かけました。というのも、目指す奥鬼怒温泉郷への道程が著しく制限されているからです。
まず奥鬼怒温泉郷への一般車両の乗り入れが禁止されており、最寄りの女夫渕バス停(駐車場が隣接)から徒歩1時間半といいます。宿の送迎バスを利用できますが、行きで現実的に乗れそうなのは二本だけです。
そもそも、鬼怒川温泉駅から女夫渕へ向かう市営バスが1日4本(午後は二本)しかないとう状態でトラフィックが非常に細いです。
つまり、出遅れが致命傷なりかねないわけです(マジで辿り着けなくなるかしれない)。
そんなこんなで春日部駅でリバティ(もしくはスペーシア X)に乗り換えようと思って券売機を操作していたら直近とその次の便が満席購入不可。知らんかったんですが、リバティとスペーシア Xって立ち乗りできないのね。
しかし、こんなに混んでるとは。。。。。
つまり、東武特急は予約がデフォ。そんなの初見で分かるかい!
二本見送っ後の列車は乗車券買えたんですが、それに乗れなかったら本当にヤヴァかった。鬼怒川温泉から女夫渕までタクシーで行って(乗せてくれるんやろか)、陽が落ちた山道を1時間半歩くとこだった。
こんな事情があって春日部でしばらく足止めとなりましたシクシク涙orz…..
鬼怒川温泉駅でランチしようと思ってたんですが、そんな時間無くなってしまったので、予定を変更して春日部駅のホームにある立ち食いラーメン屋さんに入りました。
東武らーめん (visited Sep. 2026)
住所:春日部市粕壁1-10-1 東武鉄道 春日部駅 野田線ホーム
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
ソフィスティケイテッドな昔ながらの醤油ラーメン。
麺は細身で軟らかく、よく中華料理屋で出てくる麺と酷似していて悪くない。
スープはあっさり優しい味。
玉葱、人参、小海老のかき揚げからは、少しくたびれた油の焦げフレーバー。このチープな味わいがラーメンにはそう悪くない。
そして、チャーシューかなり旨い。絶品と言っていいかもしれない。弾力富んだ肉感、心地よく劈開する繊維感、メローな獣フレーバーとクオリティが高い。
メンマも食感良くて普通に美味しいし、ワカメの磯の香味もいい。
素のラーメンだと大人し過ぎて物足りないと思うんだけど、トッピングされた具から滲み出た味を吸収して美味さがランクアップしてるんじゃないかと思う。
ただ、かき揚げの衣の油でアラフィフのオッサンは少し胃がもたれました。
駅のホームのラーメンと馬鹿にしてたんですが、なかなか美味いじゃないか。ちょっと運が向いてきたかもしれません。
電車(リバティ)もやって来たことだし、目指しますか奥鬼怒温泉郷。
「ファ?」雪国仕様?と思っていたら、ボク以外のその他大勢のお客さん達は2号車からゾロゾロと乗り込んでいきます。
っていうか、何この謎ルール。
ボクは東武鉄道歴25年超なんですが、東武鉄道の理不尽なお約束に翻弄されまくりました。
恐ろしいぜ、春日部。流石、クレヨンしんちゃんの街。イタズラが度を過ぎるぜ。
まあ、日頃の行いが良かったのか悪かったのかよう分からんけど、リバティに乗り込み、無事に鬼怒川温泉駅に到着しました。
ここからバスでおよそ1時間半の長丁場。ざっくり、鬼怒川温泉→川治温泉→五十里ダム・五十里湖→川治ダム・八汐湖→川俣ダム→川俣湖→川俣温泉→平家平温泉→女夫渕といった順路で進んで行きます。
バスが出発して程なく、廃墟と化した鬼怒川第一ホテルの脇を通過します。中学の修学旅行で泊まったんですよね。なんか感慨深い。
グイグイ山を登っていくと、標高600 m付近の地域でお爺ちゃんとお婆ちゃんが楽しそうにゲートボールをプレイしていました。天気がよくて良かった。日光の山奥でゲートボールやって余生を過ごすのが幸せなのかもしれんななどと思いました。
バスは進むよ奥鬼怒へ。
川俣湖です。。
奥四万湖のコバルトブルーの湖面も美しいかったけど、鬼怒川のダム湖群も引けを取らないですね。
途中トイレ休憩を経て女夫渕に到着すると、宿の送迎バスが待ち構えておりました。
それでは、レッツ、八丁の湯!
未舗装のカタガタの山道をノロノロと進んで行くこと三十分といっところで着きました、八丁の湯に。
八丁の湯 (visited Sep. 2026)
秘湯と言われる奥鬼怒温泉郷にあって、このモダンでクリンリネスな施設は何ものなんでしょうか。どっかのプリンスホテルより全然ラグジュアリーです。
近くには渓流が流れています。風情ありすぎでしょ。
露天風呂では、湯船に注ぎこまれる熱い湯から火薬臭がするんですが、湯船の中お湯は、酸化してるからか鼻が効かなくなってるからか分からんけど、殆ど匂いを感じません。
露天の脱衣所から入って直ぐの風呂は温度高めでキリッとした男前の肌触り。
中ほどにある広めのお風呂はぬる湯で、トロッとした女性的な肌触り。
奥まった高台にある小さい湯は中間の温度で、肌触りも中間。
異なる温度域の湯に浸かり、各々の湯感触の顕著な違いを楽しむ。これは大人のワンダーランドですね。
あと、立派な滝があるんですが、滝の流れを眺めながら浸かる露天風呂は本当に最高ですね。
露天風呂を一通り楽しんだ後、内湯へと向かいます。湯小屋の中の内湯はぬる湯で、静謐な肌触り。静かな湯面と向かい合うことで集中力が高まってるんだと思います。ボクは露天より内湯の方が好きだなぁ。
調子こいて長湯してたら、湯上がりビールを楽しむ暇もなく夕食の時刻となりました。八丁の湯からダダ漏れのオーラを鑑みるに、夕食も期待しかありません。
-八丁の湯の夕食-
-前菜-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
猪肉のパテドカンパーニュ、舞茸とジャガイモのフラン、梨と柿の湯波和え、ディップ野菜。
猪肉のパテは、肉々しい風味、ゴロゴロ感、パワフルな野趣感、ソーセージ的旨味があって美味しい。
フランは、優しい滋味に富んだ味わいと、素材食感の残った滑らか舌触りが最高に美味。
梨と柿の湯波和えは、梨のスレンダーな甘味と無花果のマイルドな甘味のアンサンブルに、シャクシャクした食感がアクセント添えます。
ディップ野菜は、プチトマト、紅芯大根(?)、パプリカ、キャベツを、味噌ベースのソースに付けて食べます。味噌ソースは酸味があって甘味強めで味噌の味がしっかりしている。プチトマトが甘くジューシーでとても美味しかった。
-「奥鬼怒」辛口 (180 ml) (600 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
甘味、辛さ、酸味がバランス良く、穏やかかつ綺麗な飲みごたえ。
-天麩羅-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
鯉、舞茸、あまなが唐辛子の天麩羅。
油がいい匂いです。
鯉の天麩羅は初めて食べたけど、これまで全く経験したことのない味わい。形容し難いふっくらし食感で、お芋とー白身の魚を足して二で割ったような、これまた形容し難い美味しさよ。
舞茸も膨よかな食感と優しい旨味が美味しかったし、あまなが唐辛子の柔らかいグリーンな味わいも良かったです。
-土瓶蒸し-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
焼き湯波まんじゅう、えのき、水菜の土瓶蒸し。
兎に角、お出汁が美味しい。いくらでも飲めちゃいそうな旨味を伴った上品な味。
湯波まんじゅうは、外周を覆う焼き湯葉のシャワっとした歯触り舌触りに濃縮されたお豆の旨味が愛しくて、中のお饅頭は綺麗で繊細な美味しさ。
-焼物-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
子持ち鮎の塩焼き。
パンパンの腹には、芳ばしい玉子がいっぱい。
ふっくらした鮎の身の味が濃い!
肝のほろ苦さも堪りません。
どストレートな旨さ一本勝負!
-煮物-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
巻湯波、いちじくの煮物。
ふっくら仕上がった湯波とお出汁のコンボが美味し過ぎる。
トロトロの無花果からは、ちょっとクセはあるもののマイルドな甘味。
-すき焼き-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
美唄産蝦夷鹿ロース、ショルダーのすき焼き@八丁の湯(奥鬼怒温泉郷)。
ロースは、しなやかでキメ細かい身質で、そこはかとなく漂う獣フレーバーと淡白な旨味が好き。
ショルダーは、しっかりした肉感で筋が少し気になりなすね。あと、いい頃合いで引き上げるのがロースより難しいと感じました。
この辺りが、すき焼きの料理としての完成度の低さなんでしょうか。
-農民ロッソ グラス (1,300 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
フレッシュで重厚な花弁様の香り。
味わいは、心地良い酸味とジューシーで重ための果実味。タンニンはない。
メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、マスカットベリーAのブレンド。
鹿沼こんにゃくの黒蜜がけ@八丁の湯(奥鬼怒温泉郷)。
上品な甘味のアイスクリームはデリケートな美味しさで、黒蜜は濃密でシック。これだけで凄く美味しいんだけど、鹿沼こんにゃくが滅茶滅茶旨い!少しもちっとした食感に少しだけ透明感を逸脱したようなそこはかとない旨味。
こんにゃくが美味い。こんなこんにゃく初めて食った。
満喫しました。
八丁の湯。温泉がよくて、ラグジュアリーな和的リゾート感のある建物で、飯まで美味い。これはけしからんですね。食後の温泉のために鹿のタタキを注文するの我慢したのに、腹がパンパンなのと部屋が快適過ぎるのとで寝落ちしてしまいました。。。。。
絶対朝風呂でリベンジしやるんだからっ!
つづく…..
















0 件のコメント:
コメントを投稿