2024年8月14日水曜日

Raumen_Colle (ラーメンコレ) (18)

ども、ラーメン大好きコンキチです。
暑い夏こそ心頭滅却して熱いラーメンを食べたいんですが、アラフィフの体にラーメンの連食は堪えるので進捗がはかばかしくないです。トホホ。。。。。

気を取り直して、以下、新たにボクの胃袋に収まったラーメンたちのメモです↓


entry 86   らぁ麺 はやし田 (visited Jun. 2024)


-醤油らぁ麺 (850 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
まず薫ってくるのは、(多分)チャーシューの獣臭。このマイルドなクサみが食欲を掻き立てる。 
麺は細麺ほぼストレート。仄かな甘味があって淡白系。冷麦のような味わい。 
スープはあっさり醤油で、それ自体は上品に澄んだ味わいと言っていいんじゃないかと思うんだけど、異様なまでにファッティーフレーバーが付与されていて、これがくどくて気になって仕方ない。 
具は、チャーシュー、メンマ、葱。 チャーシューは豚と鶏の二種(だと思う)。
どちらもチャーシューというよりハムのような食感と味わい。
メンマは細長く、ほどよい軟らかさで美味しい。


entry 87   麺屋ひょっとこ 交通会館店 (新橋, visited Jun. 2024)
住所:千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 B1F https://www.kotsukaikan.co.jp/food_shopping/food_tea/100

-和風柳麺 (730 JPY)- 
-RATING★★★★☆
-REVIEW-
スープを啜るの上品かつ洗練された豊潤な魚介の濃厚な味わい。塩味がいい感じに効いてボディを底上げしている。 
ストレートの極細麺はツルシコでキックがあり、塩味を効かせているような気がする。 で、細麺が和的マックススープをふんだんに纏って口腔内に運んでくるわけ。 
具は、三つ葉、チャーシュー、メンマ、味玉、葱。 
三つ葉が和的スープと物凄くよく合う。要は、和×和の相乗効果。 
チャーシューは、旨味溢れるトロっとした脂部とちょいソリッドな肉部が味わい深くとても美味しい。 
メンマは、軽くゴリっとした食感で、おとなしいラーメンにアクセントを与える。 
マイルドテイストな味玉は、洗練されたラーメンに調和している。


entry 88   幸楽 (大崎, visited Jun. 2024)
住所:品川区大崎1-19-9 

-半チャンラーメン (1,000 JPY)- 
-RATING- 
-REVIEW-
ラーメンと半チャーハンのセット。
まずは、ラーメン。 
優しい甘い味わいが特徴的な澄んだ醤油スープは、アッサリだけど軽薄じゃない。 
縮れの入った中太麺はツルツルでプツッと歯切れが良く味もよく、あっさりしたスープともマッチしている。 
具は、チャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、葱。 
厚みのあるソリッドなチャーシューは、獣臭がやんわり残っていて悪くない。
メンマは食感良く美味しい。 

半チャーハンは穏やかな味付け。お醤油の焦げたようなフレーバーが最高に香ばしく、良くできた焼きおにぎりを想わせるテイスト。 
具は、刻みチャーシュー、玉子、葱。 
パラッと解けるご飯は、お米一粒一粒の輪郭がはっきり分かる最高の食感。半チャーハンをこのクオリティで作れることが驚き。
おすすめのセットで間違いない。


entry 89   らーめん七彩飯店 (ヤエチカ, visited Jul. 2024)
住所:中央区八重洲2-1 八重洲地下街 八重洲地下2番通り 

-喜多方 (950 JPY)-
-RATING- ★☆
-REVIEW-
まずスープから薫ってくるのは、コンソメにもちょい似た仄かな香り。それから表層に浮いている油のオイリーな香り。
スープは洗練されたあっさり醤油。 
平打ちの縮れ麺は軟らかく、良くできたすいとん(はっと)のような味。 
具は、青菜、チャーシュー、メンマ、葱。 
チャーシューはかなり美味い。ファッティーで甘い脂部と軟らかくかつ肉肉しい食感の肉部のバランスがサイコー。
メンマはソリッド系で、奥まで味染みしている。 
総じて、洗練され過ぎて少し物足りない。


entry 90   十八番 (西浅草, visited Jul. 2024)
住所:台東区西浅草2-18-7

-酸辣湯麺 (1,000 JPY)-
-RATING- 
-REVIEW-
町中華らしいフェイスから薫ってくるのは、玉子と胡麻油のいい匂いい。 
スープは酸味がキリッと効いていて、ガチ中華みたいにお上品お上品していないのがいい。 
極細麺は軟らかくてコシはないけど、プツッとした歯切れの良さがあって、啜り心地が最高に気持ちいい。 
具は、溶き卵、トマト、キャベツ、木耳、ピーマン、お豆腐、ソリッドでいい味出してる豚肉など。いずれも大きめにカットされていて食感を楽しめる。
卓上に置いてある白胡椒を振りかけると、ジャンクさアップで旨さ倍増。


それにつけても、ラーメンって現代日本の合法ドラッグですね。塩分・脂肪分・糖質による三位一体の脳内ハックは破壊的です。合法だったことに感謝しつつ、これからもアラフィフなりにラーメン道に精進して参ります。



LUNA18のためのCSPS (Classical Solution Peptide Synthesis)

無性にオムライスが食べたくなった時のメモです↓

-むさしや memo (新橋, visited Aug. 2024)-
住所:港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル 1F

-オムライス (チキンライスの卵包み) (1,100 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
オムライスに加えてナポリタンがついた、とってもボリューミーな一皿。 
オムライスの表面からは、ファッティーなとってもいい匂い。これが堪らなく食欲をそそる。
酸味の効いたチキンライスはねちゃっとした食感で、玉子にくるんで食べると素晴らしく美味しい。 
ケチャップも酸味がキリッと効いて、酸味の二重素が気持ちいい。 
酸味の効いたナポリタンは、ボクの中で王道の風格にして普通の極み。麺は太すぎず、細すぎず。ブヨブヨでなく、アルデンテでもない。ナポリタンって感じ。ちょいキツめの酸味が堪らないです。


閑話休題


ファルマシアに寄稿されていた記事を読んでみました↓

中分子創薬におけるプロセス化学の挑戦
Farumashia, 2024, 60, 283-287.

中外製薬のKRAS阻害性の臨床化合物LUNA18のプロセス・ルートの合成法に関する記事です。

LUNA18

LUNA18は環を構成する11残基のアミノ酸のうち8つがN-アルキルアミノ酸という合成難易度の高い環状ペプチドです。何故合成が難しいかというと、次の3点が挙げられるかと思います。

1) Fmoc基の脱保護時の副反応 (2,5-diketopiperazine形成)
2) N-アルキルアミノ酸の立体障害により、カップリング反応の進行が不十分
3) N-アルキルリッチなペプチドは酸性条件(global deprotection)下で不安定

一般論としてペプチド合成は固相合成(SSPS : Solid Phase Peptide Synthesis)が基本であり、上記課題を解決した合成法が既に報告されています(J. Med. Chem., 2022, 65, 13401-13412., https://researcher-station.blogspot.com/2023/03/n.html)

なので、起業化(工業化)はSPPSをスケールアップかつブラッシュアップさせたもになのかなと思ったんですが、全く違っていました。
中外製薬はSPPSによるプロセス・ディベロップメントを捨て、低分子化合物の合成で採用される"普通の"古典的な液相合成(Classical Solution Peptide Synthesis)を選択したのです。

固相合成は過剰に用いた試薬や原料などの次工程に持ち越したくない物質をペプチドの結合した樹脂を溶媒で洗い流すだけで除去できるという簡便な操作が魅力ではありますが、製造コストが高くなりがちです。他方CSPSはプロセス開発に時間を要しますが、反応をモニタリングできたり、必要に応じて中間体を精製することで品質の高いファイナル・プロダクトを調製てきるのが大きなメリットだと思います。


中外製薬はSPPSとCSPSそれぞれのメリット・デメリットを天秤にかけてCSPSをセレクトしたわけですが、ただCSPSを実施するだけでがリーズナブルな製造プロセスを構築できるわけではありません。

以下に中外製薬のLUNA18のCSPSのエッセンスをメモしていきます。

(1) Boc保護かCbz保護か?
通常のCSPSではN末端をBoc基で保護するのが常法のようですが、中外製薬ではCbz基による保護を採用しています。
理由は、Boc保護された活性エステルの安定性に問題があるそうです。こんな風に↓

(2) C末端保護基の脱保護
C末端の保護基としてよく用いられるtert-ブチル基の脱保護はTFAとかを使うのが常法ですが、N-メチル置換アミドはブレンステッド酸性条件下で主鎖が切断させることが知られていて、N-アルキルリッチなペプチド合成では大きな問題になります。
そこで、中外製薬の出した解答はルイス酸であるTMSOTfによる脱保護です。これにより、アミド結合が分解することなく脱tert-ブチル化を達成したのでした(下のスキームのペプチドは、LUNA18用じゃないですね)。


(3) 後処理
CSPSでの後処理は液-液抽出が基本で、水でワークアップして不純物を水層に落として取り除きたいわけなんですが、除去し難い活性エステルが意外と安定(比較的安定)で加水分解されにくいそうです。
このままだと活性エステルの加水分解がタイムコンシューミングになっちゃたりするんですが、短時間化のプロセス・インプルーブメントを施しています。
そう、DMAPを加えると活性エステルの加水分解が加速するんですね。

(4) コンバージェントな合成と環化反応
全体的なプロセス・ルートは以下のような工夫を凝らして達成しています↓

a) コンバージェントな合成法を採用することにより、製造期間を短縮化(高純度の中間体を獲得できるメリットもあり)。
b) 環化時にエピマー化を起こす可能性の低いアミノ酸配列の環化前駆体を設定。
c) 環化前駆体のカップリング反応もエピマー化を起こす可能性の低い中間体を設定。
d) 環化反応は擬似高希釈条下での反応条件を精緻に設定(オリゴマーの副生は安定的に5%以下)。


11残基程度のペプチドだからCSPS(Classical Solution Peptide Synthesis)を選択可能だったっていうのもあったんだろうけど、お見事と思いました。

ところで、中外製薬の定義する環状ペプチドのドラッグ・ライクネスのクライテリアによると、アミノ酸の構成残基数を9-11としています(J. Am. Chem. Soc., 2023, 145, 16610-16620.)。なので、LUNA18のプロセス開発で獲得した知見っていうのは、中外製薬の今後の環状ペプチド創薬に大きく貢献するものなんじゃないかなと素人ながら想像します。

それにつけても、LUNA18関連論文のオーサー数って凄いですよね。ペプチド創薬にフルコミットぜ感がビンビン伝わってきます。
以上、二流大出のテクニシャン(研究補助員)の環状ペプチドプロセス開発メモでした。

2024年6月17日月曜日

スーパー初心者のためのオリゴ核酸合成Tips:固相担体Tips

北千住の定食屋さんで夕飯を食べたときのメモです。

-ここのつ (北千住, visited Jun. 2019) memo-
住所:足立区千住旭町43-13 
 
-キリンクラシックラガー 中びん (500 JPY)-
写真は撮ってないけど、逆三角錐のビアグラスが良かったです。 

-究極のレバにら定食 (900 JPY)- 
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
鶏レバー。
具材はレバとニラのみでシンプル。 
レバはプリュンとして魅惑の食感。芯まで火がはいっているのが信じられない。
味付けは、味噌の入った程よい甘辛テイストで、その味の濃度はレバとベストなバランス。あと、レバ自体が甘い。
ライス、味噌汁、サラダ、お新香、もやしとわかめの和え物付き。 
お新香は大根と人参の糠漬けで、そこそこ美味しい。
人参はケミカル・フレーバーふんだん。
味噌汁はポップなテイストでボクは好き。  


-ここのつ 2号店 (北千住, visited Jul. 2022) memo-
住所:足立区千住東2-3-7 

-クラシックラガー (中びん) (580 JPY)- 
-お通し-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW- 
レバ(?)とお豆腐の煮物。 塩味のマイルドかつ滋味深い味付けで美味しい。 

-鶏のから揚げタルタルソースかけ(定食) (880 JPY)- 
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
軟らかめのモモはちょいジューシー。薄味で美味しい。 軽い色薄衣はモモの味わいを邪魔しない。 
タルタルソースは、粗めにマッシュされた黄身と玉葱の素材感リッチでマイルドな酸味。 
水菜(?)と豆腐、お揚げの味噌汁付き。 


閑話休題


お金の匂いがするぜー、オリゴ核酸。

今回は、オリゴ核酸合成で使われる固相担体のプチ備忘録です。

使用される固相担体にはCPG (Controlled-pore glass)とポリスチレンがあるんですが、それらの特性を箇条書きしてみました。

CPG (Controlled Pore Glass)

a) 剛性で非膨潤性のガラス。

b) 孔の中でオリゴが伸長していくので、細孔系がとても重要。
・細孔系500 Å (50 nm):堅牢。短いオリゴヌクレオチドの合成に使用されている。40塩基以上の長さのオリゴヌクレオチドを調製すると、合成収率は劇的に低下する(成長するオリゴヌクレオチドが孔を塞ぎ、マトリックスを通る試薬の拡散を減少させるため)。 
・細孔系 1000Å:100塩基長までのオリゴヌクレオチドの合成できることが証明されている。
・細孔系 2000Å:200-ntもの合成も可能。孔が大きくなると壊れ易い。

c) ローディング:20-50 μmol/g (多くても90 μmol/g) 


ポリスチレン

a) 優れた水分排除特性がある。 

b) 膨潤する(合成中、膨潤-収縮を繰り返す) 
NittoPhase HLの場合、
・乾燥体積:2.7 ml/g
・アセトニトリル膨潤体積:4.0 ml/g
・トルエン膨潤体積: 6.1 ml/g

c) 従来のオリゴヌクレオチド合成用の固相担体は20-30μmolのローディングだったが、現在は400 μmol/gの担持量のポリスチレン担体も調製できる、大量のオリゴヌクレオチドの合成が可能。

日東電工の場合は50-400 μmol/gのラインナップ↓

ところでUnyLinkerなんですが、ChemGenes社と日東電工で微妙に構造違うってしってました?

以上、二流大出のテクニシャン(研究補助員)の固相担体シュートTipsでした。

2024年6月2日日曜日

Raumen_Colle (ラーメンコレ) (17)

ども、お蕎麦に加えてラーメンも大好きなコンキチです。
ラーメンもこんな感じで食べてます↓


entry 81   カルニチン堂東浦和店 (東浦和, visted Mar. 2024)
住所:さいたま市緑区東浦和14丁目8-8

-北の恵み+小ジンギスカン丼セット (1,440 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
北の恵み(ラーメン)と小ジンギスカン丼のセット。
北の恵みは白味噌+牛乳の豚骨スープのパスタライクラーメン。スープはバターのファッティー、クリーミー、マイルドでスッキリしていてコクがある(豚骨は言われないと分からなかったです)。
中太のほぼストレートの麺はもっちりした食感と心地よい弾力。自然な甘さで、スープとの相性はバッチリ。スープが麺に当たり負けするんじゃないかと思ったけど、そんなこと全然なかった。
具は、ベーコン、コーン、アスパラと洋風なラインナップ。
薄切りのベーコンは脂少なくあっさりめで美味しい。
セットの小ジンギスカン丼も旨い。お肉(多分ラム)は軟らかくて、程よくファッティーで、マイルドな独特のクセが普通にとっても美味しい。 一緒に載っているもやしとキムチは鉄板の相性。
メニュー説明では"パスタ"寄りをアピールしているけど、しっかり洋風"ラーメン"していると思いました。


entry 82   栄華光本店 (船橋, visited Mar. 2024)
船橋市本町4-2-21

-老酒グラス (460 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
呑み口軽やかで、マイルドな味わい。
ちゃんとコクもあって美味しい。
中華屋さんの老酒とか紹興酒って、安いのにどうしてマイルドで美味しいんだろうか。


-ラーメン炒飯定食 (900 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
ラーメンは一言でいうと、昔ながらのラーメンのハイスペック・バージョンじゃないかと。 
胡椒の効いた清湯スープ(生姜も効かせてる?)が旨い。
麺は口の中で軽やかに踊って、プッツリと歯切れがいい。
スープと麺の相性は抜群で定番の具もしっかり美味しい。
メンマは軟らか過ぎず、硬過ぎずの中庸の食感。
チャーシューはほんのりの脂感が良く、肉部も肉々し過ぎないで丁度いい。
炒飯はシットリ系でもパラパラ系でもないけど、米粒が口の中で踊る踊るウマウマ炒飯。 
炭水化物×炭水化物の背徳感が堪らない(ヤヴァイね)。


entry 83   ラーメンショップ 前ヶ崎店 (流山, visited Mar. 2024)
住所:流山市前ヶ崎241

-ネギラーメン (780 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
豚骨醤油(だと思う)のスープは必要十分な濃度でマイルドな味わい。 
やんわりウェーブし僅かにぬめりのある細麺はシコシコで、仄かな甘味があって美味しい。スープとの相性バッチリ。
具は、海苔、ワカメ、味付け白髪ネギ、刻みチャーシュー(少々)。
味付け白髪ネギは絶品。 刻みチャーシューは味が抜けていると思うけど、肉感がいいアクセント。
あと、おろしニンニクの味変は必須ですね(よく合うのよ)。この醍醐味はラーショならではで"唯一無二"。
 あと、店内に鳥山明先生の悟空とブルマの色紙が飾ってあったです。


entry 84   TOKYO豚骨BASE MADE by 博多一風堂

-豚骨 (790 JPY, visited Apr. 2024)- 
-ライス (150 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
甘くクリーミー&マイルドなあっさりスープは、甘味・塩味・脂味の黄金律的バランスの取れた旨さ。 
固さ「普通」でオーダーした極細麺は、シコシコのチョイ固の心地良い食感かつ自然な甘味で、あっさりスープとマッチしてる洗練された味。
具は、チャーシュー、葱、もやし、木耳。
シンプルで洗練された味に仕上がっていると思いました。
あと、ライスは固め。


-味噌豚骨 (930 JPY, visited May 2024)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
マイルドなコクのあっさり系豚骨スープに白味噌を合わせたのでしょうか。程良い甘さとチョイ辛テイストで、ニンニクがけっこう効いたなかなかおジャンクな味わい。
あと、仄かな甘味を感じる極細麺は、ホント良く出来てますね。 具は、チャーシュー、葱、もやし、メンマ。 テーブルに備えてある白胡麻を摺り掛けると、胡麻の香味が映える。


豚骨醤油 (880 JPY)-
-RATING- ★★★★★ 
-REVIEW- 
まずは、魚粉の香り。日本人好みで旨味成分アップ! で、スープはお醤油がマイルドにしっかり効いていて、豚骨スープと完全に調和している。加えて、いい感じのフィっシーテイストが食べ終わるまで継続している(これも日本人好み)。 具は、メンマの食感が楽しくて、チャーシューの脂/肉レシオ良く、そこそこ満足感ある。 あと、極細麺が素晴らしい。 全てのスープにマッチしていて、商品設計力が高いと思いました。  


 以前、RAMEN EXPRESS 博多一風堂を酷評したことがあるけど、同じ一風堂の名前を冠していても全然別モノですね。


entry 85   麺屋あじくま 初石本店 (初石, visited May 2024)

住所:流山市西初石3-98-22 本山ビル 1F

-赤ラーメン (細麺、麺少な目) (910 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
まずは、白胡麻のいい匂い。
表層の辣油の下の白いスープは、甘味、塩味、ファッティーの黄金率。あっさりしたコクのある秀逸スープ。 
縮れた細麺は啜り心地が良くって、美味しいスープをふんだんに纏って口腔内に運んでくる。旨いね。 
具は、チャーシュー、玉子、カイワレ、葱、メンマ。 
チャシューは程よく脂の混じった軟らか食感。メンマはけっこう太めで適度の食感楽しめる。


ラーメン食べると、幸せな気分になれますね。
(概して)千円以内で、甘味(糖質)、塩味、脂の黄金率で味覚がハックされますからね。
これからも、ラーメン食べて、脳内ハックされて、多幸感をガシガシGETしていく所存です。




Soba_Colle 15 (ソバコレ 15)

ども、連投です。


ENTRY 141   吉利庵 (visited Apr. 2024)
住所:港区高輪3-26-27 エキュート品川サウス 1F


-かき揚げそば (560 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
瞬足で提供されたので、茹で置きですね。 
ツユは甘味強めで、味の濃度がいい塩梅でなかなか美味しい。
蕎麦はヤワヤワ。嫌な味はしないけど(多分生蕎麦の茹で置き)、軟らか過ぎるし、食べ飽きする単調な味。
立体的に仕上げられたかき揚げは、その形状故か少し油が重たい。 具は、玉葱、葱、人参とか。
茹で置きじゃなかったらもっと美味しいかもだけど、"オールタイム茹で置き"みたいな雰囲気なので、再訪はないかもです。


ENTRY 142   そば処 砂場 (visited Apr. 2024)
住所:品川区北品川3丁目11-18

-ビール (中瓶) プレミアムモルツ (680 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
お通しのそばみそが美味しい。
シックとポップな味わいを足して二で割ったよういい感じのな味わい。
蕎麦の実たっぷりで、齧っって弾ける香味がとっても香ばしい。


-鴨南ばん (1,400 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
まずは、柚子皮の香り一閃。あと、三ツ葉の香りもいいですね。ツユは鴨南ばんにしてはそんなに濃い味じゃなくて、しょっぱさの方が甘味より強いしょっぱ系甘汁。
お蕎麦はかなりゆるいけど、トロッとしたお餅ライクな舌触りで味も濃ゆい。
鴨からは多少の野趣感。
まあまあ旨いね。 

-親子煮 (800 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
味付け濃いめで、酒が進む。
海苔とキメ細か舌触りの玉子の相性が抜群。 
鶏肉は弾力があって大人しい味で、普通に美味しい。 


ENTRY 143   かのや 新橋駅構内店 (visited Apr. 2024)

住所:港区新橋2-17-14 

-かき揚そば (540 JPY)- 
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW- 
薄味で鰹節様のいい匂いのツユ。 
揚げ置きのかき揚げは油軽やかで、具は、玉葱、葱、烏賊下足、小海老。 
蕎麦は嫌味な味はしないけど、コクに乏しい生麺(だと思う)。かなり軟らかく粘土的なモッサリした食感でイマイチ。
客の回転が超絶速いので長時間置きっぱーということないと思うけど、相当軟らかい。 


ENTRY 144   小松庵総本家 丸の内オアゾ店 (丸の内, vsited May 2024)

住所:千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ 5F

-甲州白ワイングラス (935 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
少し膨よかな香り立ちするも、スレンダーで酸味だけの印象。
期待してた柑橘の香味はボクには感じられなかったです。残念。







-天ぷら付き蕎麦 野菜天付き (2,420 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
やんわりした穀物様の甘い香りのモチッとした蕎麦は、咀嚼するとザラっとした食感。 
ツユは鰹節様の拡散性の香り軽やかでかなり甘い(甘過ぎなんじゃないかと思った)。 
で、食べ進めていくと、中盤以降、蕎麦の香味がかなり強くなり、ツユの甘さも気にならなくなる。これは驚きの味変。 
山葵は鄙びた感ある好みのタイプ。
あと、天ぷらは文句なしに美味。薄衣で油の重さ無し。熱の入ったお野菜たち(椎茸、茄子、筍とか)は、ジューシーでホクホク。お塩で美味しい。レモン汁がけっこう合ってクセになるかも。 


-琥珀エビス (935 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
安定の旨さ。 








ENTRY 145   蕎麦や はないち (有楽町, visited May 2024)
住所:千代田区有楽町2-9-16

-かき揚げそば (温) (480 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
ツユからは、お醤油の香り立つも味わいは薄め。 
お蕎麦は生麺だと思うけど、かなり軟らかい。 
かき揚げ(具は、玉葱、葱、人参とかかな)は厚みがあってバフバフ感のある衣は、少し胃がもたれたです。あと、ツユを吸って 多少のねっとり感もある。 
全体的にチープ系な味だけど、かき揚げの衣にかなりの存在感があり、粉モノ好きには堪らないかもですね。。。。。


ENTRY 146   手打 西むら (武蔵浦和, visited May 2024)
住所:さいたま市南区別所7-6-8

-蕎麦屋の本気ワイン 山梨岩崎醸造 ホンジョー勝沼 ロゼ 2023 (770 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
おしろいを想起させる花弁様の甘い香りが上品に膨よかにほんのり薫る。 スレンダーで辛口めの味わいに中に、
嫌味ない優しくふっくらとした甘味が味の奥行きを広げるです。 






-蕎麦と小天丼(平日限定お昼のセット) (1,500 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
平打ちのもっちりした蕎麦からは、穀物様の濃密な甘い香味でとても味わい深い。
喉越しを楽しむタイプではなくって、咀嚼感と、それによって滲み出る香味を味わうタイプ。 
ツユはシックでキリッとした辛味が立っていて、かなりイイね。

セットの小天丼は、 しめじ、海老、茄子、薩摩芋の天ぷらがトップに鎮座した丼。軽やかな薄衣で、丁寧に揚げられていて美味しい。 
で、タレがいい。濃過ぎない甘辛いタレが軽やかさを演出してホントいい塩梅。 
最後は、蕨餅でフィニッシュです。 
黒蜜が意外にあっさりテイストで、シックにキメッ! 
山葵はフレッシュで、辛味が鼻に抜けるタイプ。 ただ、ここの蕎麦とは合ってないと思う。 山葵は蕎麦とは合わせず、お酒とか蕎麦湯のアテにするのがボク流。








ENTRY 147   生そば 彩むさし 武蔵浦和店 (武蔵浦和, visited May 2024)

住所:さいたま市南区別所7-12-1 ビーンズ武蔵浦和 2F

-かき揚げそば (530 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
(ボクが食べたときは)蕎麦は茹で置き。重量感ある質感も香味乏しく後半は食べ飽きする。 
ツユはさっぱりめのお醤油味と酸味が印象的なおとなしめな味わい。 
かき揚げは、油重たくなくってけっこう解けた感じの形状で、具は玉葱、」人参、葱かな。


ENTRY 148   山田屋 (千束, visited May 2024)
住所:台東区千束3-33-9

-ゲソ天そば (540 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
瞬速で提供されたので、茹で置きでしょう。かなり軟らかい麺だけど、嫌味のない味。 
ツユは濃いめにお醤油が効いていて(ちょっと荒々しい)、酸味もある。
ゲソ天からは心地よいフィッシー・フレーバー。油が重たくなくてよい。
ゲソはそこそこふっくらしていて咀嚼感を楽しめる。


ENTRY 149   そば処 為治郎 (東京駅, visited May 2024)
住所:千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 1F


-にしんそば (1,200 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
ファースト・インプレッションは、ツユが薄い。。。。。
ほぼほぼ微弱な醤油の味がするだけで、水っぽい。
ヤワヤワの黒い(茶色い)蕎麦からは何某かの香りするも、蕎麦の香味には乏しい。それでも、嫌味な味や食感ではない。 
にしんは甘辛テイストがしっかり染みていて美味しい。
このニシンの味わいがツユに滲み出てくるためか、終盤はツユの薄さはさほど気にならなくなり、マズマズな味に(終盤だけね)。
正直、ガッカリ感大。


ENTRY 150   がんぎ 三田店 (三田, visited May 02024) 
住所:港区芝5-30-1 藤和芝コープ103

-麒麟山 伝辛 (580 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
お通しは、筍とか人参とかが入ってるマロニー的なもの。マロニーの食感がよし! 




-刺身盛合 (1,200 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
シマアジ(高級魚)、穴子(レア)、いさき(旬)の三点盛り。 
シマアジは軟らかい中にも、いい感じの張り。お上品な青魚の旨味がエクセレント! 
穴子はエンガワにも似た食感で脂が攻めてくるんだけど、そこはかとなく控えめで滋味深くていい感じ。 
いさきもいい。軟らかくいい感じの張りのある食感からのすっきり系の旨味が美味しい。
 
-うなぎ肝焼 (320 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
軟らかプルプルな食感。
程良い滋味に丁度いい甘ダレ。
これがいいのよ。



-かき揚そば (温) (570 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
あっさりめのお醤油と仄かな甘味と心地よい酸味の甘汁。 
蕎麦は啜り心地が良くてまあまあ美味しいんだけど、もうちょっとコクが欲しい。 
海老、烏賊、大葉のかき揚げは、ちょっとくたびれた感じのある油の匂いがするけど、油の重さはなくって、まあまあかな。

このお店は、お蕎麦より酒の肴が美味しいお店と思いました(居酒屋)。


いやぁ、お蕎麦屋さんはお酒も呑めるのがいいですね。しかも、昼から。
お蕎麦屋は昼酒もデフォなので、そこのところよろしくです。


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