それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。」
これはサヨク系美食漫画の金字塔「美味しんぼ」の11巻 第5話「トンカツ慕情」でトンカツ屋の主人が発した名言です。なんとも心に染みる言葉ではないでしょうか。
ボクはこの言葉に感化され、それなりに頑張って、好きな時にトンカツを食べれる身分になれたんじゃないかと思います。
そう、正に「えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらい」の身分です。
そんなちょうどいい身分のボクがここ3、4年くらいの間に食べたトンカツをメモしていきます↓
entry 1 木の実 (南流山, visited Sep. 2023)
住所:流山市南流山6-23-4
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
ドリンクはホットコーヒーをセレクト。
とんかつはザクザクの衣で外側はカラッとサクッと、内側はしっとりめ。厚めの衣の割りには軽やかだけど、やっぱり油の重さを感じる。
お肉の脂身は少なめで、ソリッドで淡白な味わい。
豚汁とポテサラも付いてる。
豚汁は具材が細かくカットされていて、モダンな洋風テイストで気に入った。
entry 2 神田ポンチ軒 高崎店 (高崎, visited Oct. 2024)
住所:高崎市栄町12-3
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
豚肉のとってもいい匂いが堪らない。期待と食欲を膨らませるマイルドな獣フレーバーが究極的。分厚いカツに歯を入れると、まず期待通りの獣香が口の中いっぱいに広がる。お肉は軟らかく弾力に富み、歯や口腔内に吸い付くような肉感は、食べるという行為を最高に楽しくしてくれる。そして驚くべきことに、終始衣の存在を感じることがない。
何もつけずにそのまま食べて美味しいんだけど、塩を起点としたカラシとレモンのコンボがボクの好み。勿論、酸味豊かなトンカツソースや、硬めの味の太陽ソースを合わせても美味しい。
最高に美味しい至高の豚カツと思いました。
サービスのキムチは、硬派で後引く辛さ。
entry 3 とんかつ やまいち (神田須田町, visited Dec. 2024 visited Oct. 2025)
住所:千代田区神田須田町1-8-4 玉井ビル1F
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
とんかつ屋さんの本気のかつ丼。
衣は軽やかにサクッとしていて、ロースが分厚い。脂部は蕩ける感じで甘く、肉部はさっぱっりして弾力が気持ちいい。で、ちゃんとした甘辛いお出汁のトロトロ卵とじなんですよ(かつがデカ過ぎてとじ切れてないけど)。ロース、お出汁、卵のハーモニーが堪りません。
はっきり言って、この丼の中に小宇宙をみました。
セットのなめこと豆腐の赤だしはしっかりした味で、蕪のお新香も美味しい。
キャベツのドレッシングは、ちょい胡椒の効いたあっさりシザー。
あと、蕎麦茶出してくれるのが心憎いです。
熟撰ですね。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
まずは、トップに戴く三つ葉の香りが清々しい。
ヒレ肉はピュアな旨味で、歯の入りが軟らかく魔法のように至福な弾力は筆舌に尽くしがたい神食感。
衣は自然な装で、清楚で清純かつ芳醇な旨味を醸すお淑やかな甘いお出汁を纏っている。
全くもって、けしからん美味さです。
これ食べて、幸せになっときなさい。
ボクは、ヒレ丼が凄く好きでリピートしたわけなんですが、カツから放たれる獣フレーバーが繊細で超絶綺麗!
割下と卵でカツを綴じる妙技と口福は、ソースカツ丼とかでは絶対味わえない何者にも代えられない至高の美味さと思っております。
2025年からお値段据え置きでありがたいです。
entry 4 とんかつ 旭軒 (神田, visited Mar. 2026)
住所:千代田区内神田3-11-2
中瓶。
スーパードライか一番搾りを選べて、一番搾りをセレクト。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
カツは軟らかくてジューシーで味わい深い身に加えてとろける脂の嫌味のない甘み。
卵で綴じられておらず、甘めの割下で煮た玉葱の卵綴じの上に穢れなき佇まいでカツが鎮座している。
さらに、カツのトップにはスパイシーな香辛料(胡椒)と青海苔が振りかけてあって、その意外かつ異次元な味のコンボが不思議と玄妙なハーモニーを奏でているから仰天する。
っていうか、幸せになりたかったら、これ食べときなさい。
entry 5 竹の家 (中之条, visited Aug. 2025)
住所:中之条町伊勢町954-4
-熟撰 (500 JPY)-
小瓶。
-ご飯 (150 g)・お新香・みそ汁セット (270 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
油軽やかにカラッと揚がった衣を纏うカツが、はっきり言って超美味しい。
モチモチでしっとりした歯触りのお肉は、咀嚼感がキメ細かく淡白な獣の旨みがグッとくる。
驚いたのが脂のところで、ちょっと信じがたいくらい美味しかった。肉の部分よりも圧倒的にしっとりキメ細かい滑らかな感触で、脂身感を感じさせない心地良さ。メローな豚の獣フレーバーが穏やかなんだけどしっかりと口の中に広がって甘露です。
何も付けずそのまま食べて良し。岩塩を振って美味し。酸味の効いたトンカツソースも捨て難い。レモンのみキックとかレモン塩も間違いない。そして、カラシも忘れてはいけない。ここのカラシは酸味と塩味がけっこうあるので、カラシのみで十分だと思うけど、
そこからチョイ塩を効かせるのも味が締まる。ということで、ボクのオススメはカラシにチョイ岩塩足し。お好みでレモンを絞って。
あと、赤味噌ベース(多分)の味噌汁は、しっかりした味で美味しかったです。
竹の家さんは蔵を改装した店舗で、外観のみならず店内も昭和レトロな調度品で固められていて、雰囲気が良かったです。
entry 6 蔵+かつ 水戸店
住所:茨城県水戸市宮町1-7-31 エクセルみなみ 3F
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
香り高いメローなラガー。
熟れた果実の香味で、フィニッシュはスッキリ爽快。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
生ハムの種類はサッパリ分からないんですが、フィーリングで右からプロシュート的な生ハム、コッパ的な生ハム、ミント系のハーブを塗した生ハム、サラミ的生ハムでしょうか。
プロシュートはクセのある熟成感を想起させる香味で味わい深いんですが、塩味がかなり強いですね。
コッパはソフトな舌触りでマイルドテイスト。
ハーブのヤツは、ハーブの香味が強すぎて(清涼感強すぎ)、肉の味がサッパリ入ってこないです。
サラミは塩っぱいけど脂が美味しい。
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
トップからミドルにかけてボタニカルな甘味・旨味。
ミドルからテールにかけていい感じのスパイシー辛さ(中辛程度)。
なかなか美味しいです。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
甘く心地良い酸味を放つ最高にフルーティーな味わいは、マジ、ベリーだわ。
そして、後味は爽やかにクリーミー。
フィニッシュは、ベリーの余韻が長い。
ライトタッチでBERRYナイス。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
シンシンとブリスケットの食べ比べ。
写真の右が「シンシン」で左が「ブリスケット」。
シトサクの衣からはファッティーな油の甘くいい匂い。
シンシンはプルもちでソフトな口当たりで、凄くあっさりした優しい味わい。
シンシンとブリスケット、両方とも何も付けなくて美味しいんだけど、岩塩もしくは「岩塩+カラシ」がボクの圧倒的オススメ。
お塩で味の輪郭はっきりして、甘い油の香味、お肉の淡白な味わいや野趣的な味わいが際立ちます。
トンカツにお約束のキャベツ🥬と合わせる人参ドレッシングは、とってもフレッシュで瑞々しく、シザーライクなチーズの香味もちょっぴり。
あと、右のお皿のハムの下にはマッシュポテトが敷いてあるんだけど、このポテトが優しいいい味してる。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
とってもフルーティーで、パインや柑橘の甘さ、それからスパイシーな香味も感じる(気がする)。
爽やかテイスト、一等賞
やっぱり、常陸野ネストビールに間違いはありませんね。
entry 7 甲子屋 (流山)
住所:流山市流山2丁目298
一番搾りです。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
サクッと揚がった衣、ラードの甘い香味、心地よいお肉の噛み心地、マイルドな獣フレーバー、葱のサッパリ感とアルティメットな串かつに仕上がっていると思います。
檸檬、トリュフ塩、カラシといった調味料で、かつの味がさらに映えます。最高ですね!
トンカツメニューの中で最安なんですが、ボクはこれが一番好き。油は軽やかで重さを感じないんですが、それでも油を纏っているわけで、葱と油とかつのシナジーが素晴らしいです。
甲子屋さんはトンカツ屋さんなんですが、非トンカツメニューもあるんですよね。
前に「もつ煮込み定食」を食べたんですが(see https://researcher-station.blogspot.com/2023/08/mrnapurecap-method.html)、しょうが焼を食べてみました。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
マイルドな味付けだけど満足感があって、ショウガ、ショウガしてないのがいい。
お肉はしなやかで、綺麗で穏やかな美味しさ。
デフォルトの状態で完成度が高いと思うけど、小皿に添えてあるトリュフ塩をチョットだけ付けて塩味を増強して味変するのもいい。
そして、レモン汁を絞っていただくと、旨さがウルトラ・バーストして相当美味い。
甲子屋のしょうが焼+レモン汁は神。
ボクはアラフィフのオッサンなんで、流石に油物の摂取頻度が下がってるわけなんですが、やっぱり、トンカツをいつでも食えるってのは素晴らしいことですね。
なんか、トンカツ食べたくなってきました。月一目指してトンカツ道に精進したいと思います。
過去のトンカツメモはこちら↓
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