ドモ、温泉大好き中年のコンキチです。
今回は、一昨年行った四万温泉での三泊四日の滞在記を日記に認めてみようと思います。
皆さんは四万温泉をご存知でしょうか?
開湯は平安時代(奈良時代末期から平安時代初期)と古く、名前の由来が「四万の病を癒す霊泉」から来ているという説があります。草津、伊香保と並んで上毛三名湯に数えられ、「草津の仕上げ湯」と称されるお肌に優しい泉質です。
温泉街は小ぢんまりとしており、箱根湯本や草津のように人に酔うようなことはなく、落ち着いています。
最寄駅はJR吾妻線の中之条駅で、高崎から普通電車で1時間前後でしょうか。
吾妻線は、渋川を過ぎると所々で警笛を鳴らしたり、「6分停車します。」というアナウンスが流れたりと、なかなか牧歌的でありました。
そして、中之条駅から四万温泉の(一応)温泉街中心までは山道をバスに揺られて40分前後になります。
ボクが投宿したのは、温泉街の中心部(と言われていると思う)の目と鼻の先にある「積善館」です。
積善館 (visited Oct. 2024)
住所:吾妻郡中之条町大字四万甲4236
スタジオジブリの名作「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルと噂される温泉旅館の一つです。
ここで皆んなの夢をぶち壊すこと言って申し訳ないんですが、遠目から見ると薄くしい朱塗りの橋は、朱色のフィルムコートされていました。正直者でゴメンなさい。まあ、ぶっちゃけいささか興醒めなんですが、ボクが言いたいのは、山間の土地でこういうのを保守管理するのって金が掛かると思うんですよね。だから、ボクたちはこういう宿の値上げを気持ちよく受け入れて、しっかりお金を払いましょうということです。
ハイ、宿にチェックインした後、温泉街を散策してみました。するとラッキーなことに、期せずして秋祭りの日だったようです。
四万川沿いに温泉宿が建ってるんですが、下流から上流へと御神輿と稚児さんと八木節の一団が宿を順々に回っていきます。
勿論、ボクが宿泊している積善館にも御神輿が回ってきました。
雨が降っていて大変そうです。四万温泉では子供が少なくなってるそうです。稚児さんのなり手は希少ですね。
八木節(群馬県・栃木県民謡)もいただきました。
都市部では失われてしまった古き良き日本的情緒が感じられ、ノスタルジックな心持ちになりました。
そうこうするうちに日も暮れて、待ちに待った夕食の時間になりました。
ところで、積善館は、本館、壱番館、山荘、桂松亭から構成されていて、
・本館(群馬県の指定重要文化財)、壱番館:ローエンド (本館は基本二名以上なので、ローエンドボッチ旅は壱番館)
・山荘:ミドルクラス
・佳松亭:ハイエンド (インバウンド客はココ)
というクラス分けです。
庶民でボッチなボクは、勿論、壱番館に泊まりました。で、本館と壱番館の食事(夕食)は積善弁当と称され、湯治宿で毎日食するにふさわしい素朴で滋味豊かな献立であると説明されています。
-積善弁当 (夕食1日目)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
素朴な弁当と言いつつ、アラフィフのオッサンには十分なボリュームでで美味しい
漬物、煮魚、さつま揚げが旨い。
別注の牛すじの煮込み(610円)は味付けがマイルドで、軟らかいお肉とプルプルの甘い脂が美味。
蕎麦は(多分)乾麺の茹で置きで粉が溶け出してるしで、無くてよかったです。
酢の物からは、柚子の香味。
酢の物からは、柚子の香味。
ヒジキとお豆は、ほんのり紫蘇風味でした。
あと、豚の角煮は八角で香味漬けしてありました。
ビールもいただきました。
-REVIEW-
メローな感じが良く出ていて、本格派のペールエールに仕上がってると思いました。
湯治をイメージした素朴な食事ということですが、ボク的には相当満足しました。
っていうか、山間の湯宿で豪勢な料理出されても「?」って感じじゃないですか。
ボクは、こういうのがいいのよと思っております。
さて、お腹が満たされ小休止した後は、いよいよ温泉です。
積善館には、元禄の湯(本館にある大正ロマンな一番有名な風呂。国の登録有形文化財、県の近代遺産。)、山荘の湯(山荘にある無料貸切風呂)、杜の湯(佳松亭にある大浴場)、積(佳松亭にある有料貸切制風呂)、善(佳松亭にある有料貸切制風呂)の五つのお風呂があります。
まずは、一番広くて、新しくて、ゆったりできそうな杜の湯に浸かってみました。
(お風呂の写真は積善館が提供するフリー素材を使っています)
お湯からは仄かな硫黄の匂いがします。薄っすらとぬめりがあって、軽やかな肌触りでけっこう気に入りました(凄くいいです)。
また、湯温が控えめで、いつまででも入っていられそうです(実際、長時間入ってた)。
秋祭りも見れたし、満足いく食事とお湯で気持ちよくなったボクは、そろそろお眠の時間です。
ところで、ボクが泊まっている壱番館は四万川沿いにあるんですが、四万川の流れの音が轟々でした。五月蝿くて眠れないかなと心配したんですが、自然の音だからでしょうか、オールタイムナチュラルBGMとしてボクを安眠に導いてくれました。
つづく.....
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