きっかけは四万温泉でした。
2024年の秋。ボクは四万温泉へ三泊四日の湯治の旅に出かけました。
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四万温泉の最寄り駅はJR吾妻線の中之条駅で、そこからバスで四万温泉へと向かうんですが、なんと四万温泉とは違う温泉行きのバスがあるではありまでんか。行き先には沢渡温泉と書いてあります。
ニワカ温泉好きのボクは、このとき初めて沢渡温泉の存在を知りました。
調べてみると、鄙びた感満載で四万温泉と同様に「草地の仕上げ湯」と呼ばれる極上湯が味わえるらしいじゃないですか。しかも、「一浴玉の肌」と称される美肌の湯。ロックオンです。
それからおよそ10ヶ月後の2025年夏。 ボクは遂に沢渡温泉行きのチケットを手に入れたのでした。
投宿先は、源泉に最も近いと噂される宿の一つで、ジャパン・クラシックな湯小屋と総檜の風呂が自慢のまるほん旅館に決めました。
それでは読んでください。ボクの初めての沢渡温泉・夏を。
とりあえず、最寄駅の中之条駅に着くとお昼時です。沢渡温泉までの道のりはおよそ10 km (昇り)。バスで20分程度ですが、本数は少ないです。(荷物が無ければ)なんなら走ってもいいんですが飲食店が数軒しかないみたいなので、安全策を採って中之条でランチにしました。
前年、四万温泉を訪れた際に立ち寄ったお蕎麦屋さんで食べようと思ったんですが、行列しておりました。Too bad。でも、安心してください。隣にトンカツ屋ありますから。
竹の家 (中之条, visited Aug. 2025)
住所:中之条町伊勢町954-4
-熟撰 (500 JPY)-
小瓶。
-ご飯 (150 g)・お新香・みそ汁セット (270 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
油軽やかにカラッと揚がった衣を纏うカツが、はっきり言って超美味しい。
モチモチでしっとりした歯触りのお肉は、咀嚼感がキメ細かく淡白な獣の旨みがグッとくる。
驚いたのが脂のところで、ちょっと信じがたいくらい美味しかった。肉の部分よりも圧倒的にしっとりキメ細かい滑らかな感触で、脂身感を感じさせない心地良さ。メローな豚の獣フレーバーが穏やかなんだけどしっかりと口の中に広がって甘露です。
何も付けずそのまま食べて良し。岩塩を振って美味し。酸味の効いたトンカツソースも捨て難い。レモンのみキックとかレモン塩も間違いない。そして、カラシも忘れてはいけない。ここのカラシは酸味と塩味がけっこうあるので、カラシのみで十分だと思うけど、 そこからチョイ塩を効かせるのも味が締まる。ということで、ボクのオススメはカラシにチョイ岩塩足し。お好みでレモンを絞って。
あと、赤味噌ベース(多分)の味噌汁は、しっかりした味で美味しかったです。
竹の家さんは蔵を改装した店舗で、外観のみならず店内も昭和レトロな調度品で固められていて、雰囲気が良かったです。
やまと豚のトンカツで腹がいっぱいになって勇気凛々、いざ沢渡温泉へ!
バス揺られて中之条から+213 mの標高の沢渡温泉に到着しました。
中之条駅-沢渡温泉のバスは、平日6本、休日8本しかないので気を付けましょう!
沢渡温泉は宿数が(多分)10軒にも満たない本当にこじんまりとした温泉街で、普通の飲食店も少ないです。
草津や伊香保と較べれば四万温泉もこじんまりとしてましたが、沢渡温泉はそれに輪をかけた小スケール感で温泉一択という感じでしょうか。
いいすね、いいですね。アクティビティが温泉のみキックとか最高じゃないですか。
バス停から歩いて直ぐのまるほん旅館にチェックインすると、早速アクティビティ・スタートです。
まるほん旅館 (visited Aug. 2025)
味わってやろうじゃないですか、一浴玉の肌とやらを。
感想です。
まず、浴場へと続く渡り廊下からエモいです。二階から一階へと総檜の浴槽を眼下に収めながら下っていくんですが、なかなかの演出です。
湯小屋の壁、床、天井の木材が美しいです。
天井が高いので開放感もあります。
いよいよ入湯。
無色透明の綺麗な湯からは、ふわっと漂う硫黄香。湯を浴んだ肌は軽やかで、気持ちいいですね。
そして、驚きなのが湯花です。
湯を揺蕩う生湯葉のような巨大な湯花は初めて見たました。
あと、けっこう熱い(攻撃力ある)ので、万全を期して入りましょう。
ボクは、湯に浸かっては熱りを取り、浸かっては熱りを取りを繰り返しました。
一浴玉の肌の二つ名に違わぬ素晴らしいお湯と思いました。
湯から上がって部屋で涼んでいると、程なくして晩御飯の時間です。
食堂に移動していただきました。
夕飯 (1日目)
-RATING- N/A
-REVIEW-
炊き込みご飯は米の芯残っていて硬いです。 それから、練り物が魚臭い。南蛮漬けは酸っぱ過ぎるし、塩気の強い生ハムにドレッシング掛かってるとか、なんなの?
パプリカとかにポン酢とか合うわけないじゃん。弾くよね。
帆立は漂白剤臭いし、烏賊はゴワゴワ。
お肉も美味しくないし、タレが所謂エバラ焼肉のタレっぽくて、無駄に強い味で誤魔化そうとしてる感が満載。
あと、席がカーテンのすぐ側だったんだけど、カーテンがカビ臭くて、ただでさえ不味い飯がもっと不味くなりました。。。。。
予想以上に不味い食事でビビりました。
余計なやってる感出さなくていいし、もっと値上げしてもいいから、普通のご飯を出して欲しいと思います。
もうさ、普通に炊飯器で炊いた白い飯と、味噌汁、お新香、焼き鮭だけでいいです。マジで(お豆腐もあると嬉しい)。
さっき、食堂のカーテンのカビ臭さについて言及しましたが、ボクの部屋は南側だったんだけど薄っすらカビ臭かったんですよね。
まあ、飯が激マズで部屋も少々カビ臭くったっていいじゃないですか。
温泉宿の本分は温泉です。そして、まるほん旅館の泉質と湯小屋は文句無しに極上の一級品で、飯の不味さとカビ臭さを補って余りある神っぷりですよ。
勿論、食後に極上湯をいただいたのは言うまでもありません。
つづく…..































