箱根つたや旅館に宿泊して二日目の朝です。
起き掛けに、箱根底倉のお湯をガッツリいただいてきました( 二時間超)。
実質貸切状態タイムが長かったので、色々と堪能できました(1人カラオケもキメてやったです)。
源泉の温度は70℃なんですが、湯船は41℃未満に調整されています。
最初は、いくらでも浸かってられるジャンって思ったんですが、やっぱ熱がしっかり体に入りますね。
湯は少し肌に引っかかりつつ、お湯の中に蕩けて消えそうになる感覚に襲われる至福の温泉と思いました。正に、源泉掛け流し至上主義。
そして、ここは素泊まり一本の旅館。
でも、安心してください。ちゃんと準備してますから。
-炙り金目鯛と小味押寿司 (1,580 JPY)-
この駅弁は箱根湯本駅で一番人気のようです。
食後の珈琲タイムです。豆は旅館で用意してあったものです。
久しぶりにコーヒー豆をミルで挽いてドリップコーヒーを淹れました(いつもは電動ミルで挽いて、直火式エスプレッソメーカーで点ててる)。
マンダムな一時を堪能しました。
朝食も珈琲も共用スペースのラウンジでいただいたんですが、これがその噂のラウンジです↓
さて、朝食が済んで少しまったりしたら、食後の底倉の湯の時間です。
この日は生憎の雨だったんですが、天気が悪くてもお構いなしで楽しめるアクティビティが温泉なのです。
しかも、しかもですよ、外国人(男性)がたくさん宿泊してるはずなのに、温泉に繰り出してくる人はちょっとしかいないことに加えて凄くお行儀がいい。これは、温泉パラダイスのエンペラー・タイムです。
もう、ほぼほぼ、箱根底倉の湯はオレのモノ状態でした。長湯してるのオレだけだし。
と、こんな感じで長風呂していたら、お昼の時間になっておりました。
秀吉の時代から続く由緒正しく極上な温泉を手中に収めたボクは、雨の中でも上機嫌でピックアップしておいたお店に向かいました。
マダムスン (箱根町宮ノ下, visited Oct. 2025)
住所:足柄下郡箱根町宮ノ下368
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
韓国のみそチゲ・ご飯・キムチ・ナムル・のりのセット。チゲは濃いめの味噌味。ホント、甘めの味噌リッチで、豆感もあったかも知れません。
具は、シメジ、浅蜊、海老、豆腐、大根、玉葱。具沢山です。
野菜、特に大根が味染み染みでこれは好き。
メインのチゲは味が結構塩っぱいのと純粋にボクに好みじゃなかったんですが、丁寧に調理してるんじゃないでしょうか。
ナムルは全体的にフレッシュ感が伝わってきて、塩味と胡麻油が丁度いい塩梅。特に、ぜんまいが絶品。甘くマイルドな山菜感としなやかな歯触り舌触りは、先日竹やぶ箱根店で食べたぜんまいに引けをとりません。
のりは、ウェット感かつ生感があって、自然な甘味と塗布された油のコンボが凄くいいと思いました。
キムチは、甘さ控えめのスレンダー系で、中程度の酸味と辛味。嫌いじゃないです。
マダムスン。この名前に惚れました。チゲはボク的にドストライクな味じゃなかったけど、また宮ノ下を訪れた際は他のメニューを試してみたいと思いました。
この後、フードショップを梯子して明日の朝食をピックアップして宿へと戻りました。
食後の箱根底倉の湯を楽しむために。
今度は露天風呂をガッツリいただきました。やっぱり、露天は開放感があって気持ちいいですね。
つたや旅館さんは簡素なサービスながらも、新しくてセンスが良くクリンリネスに富んだ施設で、温泉も素晴らしく(しかもニアリー貸切状態)、ボク的には非常に満足しているんですが、素泊まり一本ゆえに食事の確保は自己責任でなんとかしなければならないわけで、それが唯一の悩みの種となります。つまり、今夜の夕飯はどうしようか?と。
でも、安心してください。予約しておきましたから。
いろり家 (箱根町宮ノ下, visited Oct. 2025)
住所:足柄下郡箱根町宮ノ下296
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
鯵の叩き。
適度に軟らかくて優しさのある膨よかな旨味。
鯵の滋味がしっかり伝わってきて美味しいです。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
いかにも淡麗辛口の日本酒っ感じの匂い。
酸味・甘味から淡麗になって行く。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
茹でたてなんで、枝豆独特のグリーンな香りが堪りませんね。
塩は振ってないか、振ってても極少量じゃないでしょうか(茹でる時に入れたものかも)。
豆の甘味、旨味が直接伝わってきてとてもいいです。
やっぱ、冷めるとイマイチだけど、味が濃いような気がしました。
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
甘味。
普通に熱燗ですね。
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
アワビ丼とお新香、温泉卵、味噌汁のセット。
アワビ丼から薫るバターがとってもいい匂い。メインの鮑はというと、、、ボク、鮑の刺身は好きだけど、火を通したのはそんなに好きじゃないの忘れてました。だって、蒲鉾チックな味と食感になるじゃないですか。
ご飯は赤米も加えてるんでしょうか、控えめに纏った赤みが綺麗で目を楽しませてくれます。それから、ご飯の粒感をしっかり感じられて上手に炊けているなと思いました。
総じて、これはアワビ丼じゃなくて、アワビの”キモ”丼だなって思いました。
アワビ丼として50点。キモ丼として95点な感じ。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
油の焦げ臭や苦味が僅かに気になりますが、基本、こんがりきつね色に揚がってて美味しいです。
サクサクの外側と、内側のねっとりしたポテトのマッシュ感のコントラストが良いですね。
足柄牛は注意しないと見逃しそうな小っちゃい粒(挽肉?)が入っていて、これがどれくらい足柄牛感に寄与しているのか、ボクの脆弱な味覚ではよく分かりませんでした。
コロッケとしては、美味しかったです。
-生ビール 中 (660 JPY)-
最初から狙ってた訳じゃないんですが、孤独にグルメ Season 4の第3話「神奈川県足柄下郡箱根町のステーキ丼」の聖地巡礼になりました(つたや旅館の着いてから、色々検索してたら気付いた)。
この日の営業は人が足りてないようで、ホールと厨房の人のギズギズ感が丸わかりで(厨房の人が全く隠そうとしない)、久し振りに嫌な気持ちでご飯を食べました。
さながら、原作の孤独のグルメ(漫画)の第12話 東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチの気持ちになりました。
あと、苛立って調理しても、劇的に不味くなることってないんだなって思いました。考えてみれば当たり前で、一番重要な素材の質は変わらないし、調理テクもゼロになるわけじゃなく、一定レベルは担保されるでしょうし。
番組放送当時は大女将と若女将の二人で切り盛りしているって言ってましたが、現在は違うようですね。
五郎さん(松重豊さん)は、アワビ丼と迷った末、足柄牛のステーキ丼をセレクトして「やはりご飯は、この島国の食の御神体だ」と宣っているんですが、アワビ丼を食べたボクも同じこと感じました。
食事の後は、嫌な気持ちを振り払う意味も込めて、夜の宮ノ下を散歩(ナイトウォーク)がてら宿に戻りました。
宮ノ下は細道も明るかったです。
(勿論この後、箱根底倉の湯を頂いたのは言うまでもありません)
つづく.....
