まるほん旅館の(ボクの)早朝は、一浴玉の肌の湯を浴むことから始まります。
だって、お湯が最高に最高に気持ちいいんだから。
前回のメモで温泉の硫黄香(単体硫黄は無臭なので硫化水素の匂いですね)に言及しましたが、同じ「草津の仕上げ湯」の二つ名を持つ四万温泉よりも明らかに濃厚ですね。やっぱ、地理的に草津に近いからでしょうか。
ボクの印象では泉質も沢渡温泉より四万温泉の方がマイルドです。
どっちも凄くいい湯なんだけど。
それにつけても、流石、草津の仕上げ湯ですわ。
さて、極上の湯小屋で至高の朝湯を楽しんだ後は、朝食の時間です。
朝食(2日目)
結果、見事に裏切られました。何故、何の変哲も無さそうな普通の朝飯が、しかも商売屋の朝飯が不味いのか。。。。。
気を取り直して参りましょう。
朝食の話をしたばかりでアレなんですが、宿泊プランってマックス夕朝2食付きじゃないですか。なのでボクのような連泊民はランチスポットを探さなければいけません。
ということで、沢渡温泉の数少ないランチスポットを探しに出かけました。
宿を出ると温泉街の山側の散策路(官舎山遊歩道)の入口(南側)があったので、早速寄り道してしまいました。
途中、金比羅宮と三社様(三社権現)がありました。
澤渡神社に到着。
再び温泉街の大通りに戻って、東から西へと散歩がてら飲食店をチェックしていきます。
めぼしい店は、お蕎麦屋さん(よしのや)と中華屋さん(上州軒)くらいでしょうか。
西端まで歩を進め沢渡川までやって来ました(ココがバスの終点です)。
川が透き通ってますね。
川遊びする家族連れでまあまあ賑わっていました。
あと、駐車場にマフラー改造したカックいいシャコタンカーが並んでいて、地方のマイルド・ヤンキーって勝ち組だなって思いました。
実際、マイルドヤンキー家族仲間と思しき人達がBBQやってて楽しそうでした。
やっぱ、田舎はマイルドヤンキーしか勝たん!
沢渡温泉をいい感じに散策しているうちに昼食の時刻になりました。
上述した二軒のお店、お蕎麦屋さん(よしのや)と中華屋さん(上州軒)、どっちの店でお昼にするかの決断を迫られるたボクは決めました。お蕎麦好きの名に賭けて!
よしのや (沢渡温泉, visited Aug. 2025)
住所:中之条町大字上沢渡2259
スーパードライ。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
蕎麦と天麩羅セット。
星の入った浅黒い蕎麦からは芳醇なnuttyな香り。香りの割に大人しい味だけど、蕎麦様の味わいと自然な甘味を感じる。
ツユは胡麻と胡桃の香り立ちがいいですね。しかしながら、胡麻のオイリー・胡桃のファッティー・かえしの強さが、ボディー強めの蕎麦対して弱い。
ちょっとヤケになって薬味の葱と茗荷を投入して蕎麦を啜ってみると、美味さミラクル・チェンジ!
薬味がツユの弱さを補完して、ボディの強度に均衡をもたらします。特に茗荷凄く良くワークしていると思う。
揚り具合は凡庸で、全般的にちょっとベチャっとした感じ。
他は薄衣なんだけど、舞茸だけはフリッターチックで食感が良くない。
あと、群馬の蕎麦屋で天麩羅たのんで塩が最初から出してもらった店って、中之条の吾妻路さんしかないんだけど。。。。。
天つゆも出してもらえないわけんだけど、それがデフォなの?
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
程よく軟らかく、程よい噛み心地の味染みモツが普通に美味い!
塩味濃いめで、モツの味がキューっと締まって酒が進む。
あと、七味映えしますね。
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
雲海的なものが出てくると思ったんですが、そば湯割りですね。。。。。
まあ、ええでしょう。
久しぶりに(といっても3食ぶりだけど)普通の美味しさ以上の食べ物にありつくことができて、なんか感激しました。
昼食に気をよくしたボクは、宿に帰投して再び一浴玉の肌。
何回入っても湯小屋と泉質と湯葉のような湯花に惚れ惚れしてしまいます。
ところで、湯小屋へ繋がる通路の入り口近くに、JCDデザインアワード2016金賞を獲ったっていう涼み処があるんですよね。
さて、罰ゲームのような夕食の時刻がやって参りました。
どうして毎度毎度不味いんでしょうか?
ハッ、分かりました。これは、宿泊客に自慢の湯小屋とピカイチな温泉一本にコミットさせるための策略に違いないです。
そっちがそうくるなら、乗ってやろうじゃないの。食後の「一浴玉の肌タイム」です。
5回目となる一浴玉の肌。なんなんでしょうか、この中毒性は。熱くて長くは入っていられないんですが、湯の外で熱を冷まし再び湯に浸かる作業が最早ルーティーン。
最高ですね。
この後、昼間の散策の疲れもあってか、すぐ眠りに堕ちました。その甲斐あってか、翌日の目覚めは早く、夜明け前に湯小屋を訪れることができました。
古風で趣のある湯小屋で空が白んでいくのを眺めながら浸る極上の「一浴玉の肌」の湯は、何ものにも代え難い体験となりました。夜が白むと、ミンミンゼミが忙しなく鳴いていました。
湯小屋を後にして身支度を整え、苦行(朝食)をこなして、7回目(最後)の一浴玉の肌をいただいて、まるほん旅館に別れを告げました。
やはり、源泉最チカの源泉掛け流しは最高ですね。
そして確信しました。飯が不味くて部屋がカビ臭いのは、ピカイチな湯を心の底から楽しんで欲しいというツンデレな心遣いなのだと。その証拠に湯の良さを盛り上げるための舞台装置である湯小屋の手入れは行き届いています。
ビバ!源泉掛け流し至上主義!!
源泉です↓
(了)


















