2026年10月6日火曜日

老神温泉 2026:伍楼閣 (二泊三日) その2

老神温泉の伍楼閣に泊まって二日目の朝です。
最早、温泉地での朝風呂はルーティーン。
今朝は、片品渓谷を臨む岩鏡という露天風呂に入りました。
眺望もいいんですが、この露天風呂はそれ自体が渓谷っぽいんですよね。起伏に富んだ上下に広がる岩風呂空間で、上段と下段に配置された浴槽に痺れます。
で、上段の浴槽は湯温高めで、下段はぬる湯となっています。
双方の浴槽に浸かってみて、ぬる湯の泉質がとても柔らかく感じました。 温度の差だけでこんなにも変わるもんなのやろかと最初は思ったんですが、伍楼閣さんのお湯は7号泉(59.1℃)と32℃(若の湯3号泉)の二種類の源泉のブレンドだということを忘れていました。おそろく、上段の温度高めのお風呂は下段と比べて7号泉(泉温59.1℃)リッチ。下段のぬる湯は相対的に若の湯3号泉(泉温32℃)リッチなんだろうと想像します。これぞ、源泉掛け流し至上主義。

二種類の温度のお湯を楽しんだ後、名物の老神温泉の朝市に行って参りました(場所は伍楼閣の目と鼻の先にあります)。
想像してたのより、だいぶこじんまりしておりました。
客は、8月中旬の夏休みということもあってか、温泉街のホテル・旅館に宿泊していると思しき観光客がメインの朝市でした。

ボクはというと、お目当ての品が無かったので、ほどほどのところで宿に戻ります。
程なくして、朝食ターイム!

-伍楼閣の朝食 (二日目)-
-RATING-
★★★★★
-REVIEW-
伍楼閣も純ジャパのオッサンの気持ちを良くわかってますね。
日本の朝の食卓はこういうのがいいのよ。
味噌汁と蒸し物は、その場で火にかけていただきます。こういう演出もいいよね。


さて、朝食を終えてまったりしたいところだったんですが、緊急事態が発生していました。
朝市で舞茸弁当をゲットして、それをお昼に食べようと思っていたんですが、本日の出品はナッシングシクシク涙orz.....
(伍楼閣は原則持ち込み禁止か、持ち込み料が掛かるようなんですが、朝市で買った舞茸弁当はオッケーって言われました)。
出前の案内もあったんですが、女将さんのリアクションは微妙(この日営業してるかどうかが微妙であると受け取りました。店名は書いてなかったけど来々軒じゃないかと思います。https://tabelog.com/gunma/A1003/A100301/10025363/)。
っていうか、温泉街の飲食店って二軒くらいしかないんですよね。前述した来々軒とぎょうざの満州です。
この他のオプションとしては、吹割の滝まで走って行って、滝を見物かたがた昼食をとるというプランもあったんですが、小雨がパラついていたので断念しました。

もう選択肢は確実に営業しているぎょうざの満州一択。雨の中、散歩がてら向かいます。

赤城神社に参拝しました。
温泉街に鎮座する蛇神を祀るお社は、階段が急峻。
ギネス認定された「最も長い祭り用へび」の認定証が飾られています。

ギネス認定された蛇です。 長さ108.22 m 重量約2.0 t 。朝市の会場になっている敷地内の大蛇みこし展示館に格納されています。

続いて、老神温泉廃墟ウォーク。
温泉街アルアルの廃墟ホテルが老神の地にもありました。昭和の団体旅行の残滓なんでしょうか。

さて、片品川を渡れば、もう直ぐ満州です。
川に架かる内楽橋は、ぶっといワイヤーで吊られておりました。

程なくはじめてのぎょうざの満洲に到着しました。

老神温泉 ぎょうざの満洲 東明館 (visited Aug. 2026)
住所:群馬県沼田市利根町大楊 1519-2 

 
-ビール(中ジョッキ) (510 JPY)-
サントリー・プレミアム・モルツ



-焼餃子 6個 (350 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
何も付けずにそのまま食べて結構美味い。
餡がアッサリめで、キャベツが甘い。
ニンニクの効きが穏やかなのが、キャベツの甘味を引き立ててると思う。
プレーンで試した後は、酢胡椒、醤油プラス、更に辣油プラスとステップワイズの味変を楽しみました。


-美保野ポークの肉細切りピーマン(760 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
塩味を基調としあっさりテイスト。
椎茸も入ってる。
シャキシャキのピーマン🫑が良かったです。
アッサリ青椒肉絲、悪くはない。

無事、昼食難民になるのを免れたボクが宿に戻ってやることは、ひとつ。
食後の昼風呂をガッツリいただきますた。
二時間近く浸かっていたです。
昨日は気付かなかったけど、ほんのり硫黄の匂いがしますね。間違いない。
そして、湯上がりビール🍺は最高ですね!

この後は部屋で涼みながら、夕飯までまったりテレビをみるなどして過ごしておりました。正にダメ人間でええじゃないか。

-伍楼閣の夕食 (二日目)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVEW-
飽きさせないためにメニューを変えるのは分かるんですが、一日目と較べて完成度が落ちてると思いました。
あと、席に置かれた品書きが前日のと同じで(要は、目の前にある料理と違う)、少しガッカリしました。。。。。
食事前酒の梅酒は、すっきりした甘さで美味しかったです。

本醸造 尾瀬の雫 (950 JPY)
甘く、アルコールの重さを想起させる匂い。
本醸造らしいボディと甘味、仄かな酸味の辛口。

前菜と酢の物。
蕗の濃ゆい味わいがいいですね。
鶏肉の南蛮漬けも普通に美味しい。
酢物は、蒟蒻、蕪、わかめ、そうめんかぼちゃでしょうか。
蒟蒻が瑞々しくて旨いです。
あと、そうめんかぼちゃ好きなんですよね。シヤッキリ軟らかい独特の食感とスッキリした芋っぽい味わいが好き。

造里。
赤身、白身、烏賊。 昨日の山の幸(岩魚、鱒、湯葉)から一転、海の幸です。
赤身はねっとり感が強くて。ちょっとパッとしない味。
白身は身に張りが全くなくて、水っぽい。

鍋物。
(多分)もち豚がすき焼き風の割下で煮込まれた鍋。割下が濃くて甘ったるいです。
昨晩も思ったんですが、豚肉にやや厚みがあって固くて、ツユと馴染み難い。なので、ツユを啜りながら食べたい。
塩麹レモンはサッパリしてて良かったけど、甘ったるい割下はクドイわけです。

(多分)真薯のズッキーニ巻き。
鮭っぽい味が新鮮乙な味と思いました。
掛けてある餡が上品な旨味で凄くいい。真薯味映えますね。
あと、ズッキーニが香味豊かで美味い。

豚の角煮。
豚が味わい深く繊維感が心地いい。脂がアッサリなのも好みです。シチューっぽい洋風のスープで煮込んであると思うんですが、これが凄くいい。
文句なしに旨いですね。

舞茸の土瓶蒸しでしょうか?
お出汁は美味しいんですが、一緒に煮込まれている鶏肉を食べるのにポン酢が欲しくなります。
これしか残ってない時に、ご飯の提供だったんですが、おかずになるもの無くてちょっとムッとしました。

デザート。
自信ないけど、抹茶のババロアチックなモノでしょうか。
そこはかとない抹茶の渋みと控えめな甘味が大人のデザート感。 小豆とクリームも美味しい。 苦味強めのミントが好アクセント。 

ボク的には、無理してメニューを変えてもらわなくていいんですけどね。
あと、前日のお造里に岩魚のお刺身出たんですが、これは必ず出るわけではないかもと思いました。というのもXでこんなやりとりがありました↓
要は、chitoseさんのポストによると、1泊目の夕食に岩魚のお刺身が出なかった模様。誰かが別注で注文しないと提供されないのかもですね。知らんけど。

晩餐に多少不愉快な部分はあったけど、まあええでしょう。
だって、ボクにはこの後スペオキ(スペシャルお気に)の岩鏡が待ってるんだから!

つづく.....

2026年10月5日月曜日

老神温泉 2026:伍楼閣 (二泊三日) その1

今年の夏休みに老神温泉に行って参りました。
最近グンマーの温泉にハマっておりまして、草津、伊香保、四万、沢渡、小野上、万座に続く温泉地を探しておりました。その結果、浮上てきたのが老神温泉です。
調べてみると、なかなか渋い温泉地です。温泉の雰囲気も温泉街のしょっぱさも。
おっしゃぁ、攻めてやろうじゃないの、渋々の温泉地を。

老神温泉までのルートは二つ。上毛高原駅からの送迎バスか沼田駅からの送迎か。
ボクのアンサーは沼田駅。だって、上毛高原駅って何もないみたいじゃないですか。しかも新幹線専用駅で、周辺の駅へのアクセス性は滅。ダメだこりゃ。

ということで、ボクは沼田駅を目指しました。まずは、東武大宮柏ライン(野田線とかアーバンパークラインとも言う)で移動中に、駅ネットで上越新幹線の指定席を華麗にゲットしました(残席1でヤバかった)。上々の滑り出し。
大宮駅では、新幹線の改札をSuicaで颯爽と通り抜けます。

新幹線ホームで、東北新幹線の連結車両が目の前で停まって、少し萌えました。
そして、到着した「とき」に乗り込み早速リラックス。

高崎に着いたら上越線に乗り換えて沼田を目指します。乗車時間は50分程度です。

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初めての沼田。六文銭あしらった真田の里ののぼりが艶やかでしたが、駅前は閑散としておりました。
それでは昼飯といきますか。駅前の店はスルーして市街の外れまで歩きます。

お蕎麦屋さんに着きました。

そば源 (沼田, visited Aug. 2026)
住所:沼田市柳町字寺久保 2710 

-左大臣 (660 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
ヌルっとしたいかにも日本酒な匂い。
甘く僅かに酸味があって、サラッとしたやや木様の香味。
全体的にに柔らかい口当たり。




-お通し-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
山菜の刻み漬けでしょうか。
柔らかい味付けで、山菜様の独特のグリーンな香味が濃厚。
フィニッシュに感じるホロ苦さに涙が出る。

-川魚塩焼き (岩魚) (770 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
鮎、岩魚、山女魚から選べて、ボクは岩魚をセレクト。
しなやかで淡白ながらも、力のある白身。
強めの塩で、味が映えます。
そして、焦げのホロ苦さが沁みる。
あと、付け合わせの胡桃の甘辛がメッチャ美味しい。

-十割そば (1,100 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
薄い平打ちの蕎麦は、濃密な甘い匂いと白胡麻を想起させるパワフルな香りが凄い。香りの割に大人しいけどちゃんとしっかりした香味があって美味しいし、舌触りが滑らかで、僅かにボソっとした歯触りがあるんだけど、それが好き。
ツユは鰹節様の香味に加えて魚粉ライクな味わいがあって、ボディは少しライトでしょうか。
蕎麦対してツユ弱いかと思ったら、全然そんなことはなくて、よく合ってて美味しい。
薬味は、葱、なめこ、生姜。
葱がビックリするほど凄く良く合う。
味のついたなめこは美味しいけど、生姜は蕎麦にはキツ過ぎる思いました。

-三点盛り(蒟蒻煮・合鴨スモーク・漬物) (440JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
蒟蒻も漬物も普通に美味しい。
合鴨スモークも、マルエツで売ってるのと酷似した味で美味しかった。


沼田で想像以上に美味い蕎麦を手繰って、大好きな岩魚まで食べれて大満足したボクは駅へと戻ります。宿の送迎バスが迎えにきてくれるんですよね。

迎えのバスがやってきました。バスは先に上毛高原駅で待っている宿泊客を拾ってから沼田駅にくるんですが、沼田駅で待っていたのはボク1人でした。みんな、何もない上毛高原が好きなんか?
まあええでしょう。

沼田駅からバスに揺られ35分ほどで老神温泉は伍楼閣に到着しました。

伍楼閣 (visited Aug. 2026)
住所:沼田市利根町老神602

伍楼閣にチェックイーン。
ここは露天風呂がいいって言うんで、早速浸かりに行きました。
大きい露天風呂が二つあるんですが、まずは全国露天風呂百景に選ばれたという触れ込みの赤城の湯をいただきました。
伍楼閣は、泉温59.1℃(老神温泉7号泉)と32℃(若の湯3号泉)の2種類の源泉のブレンドなんですね。
ファースト・インプレッションは、さっぱりしてるんだけど、浸かるほどに湯が柔らかく滑らかに変化するニュアンスで、揺蕩って参りました。
露天風呂には洗い場が無いっていうんで、続けて内湯に入りました。
露天と内湯を較べてみると、何でか分からんけど露天の方がツーランクくらい気持ちいいと思ったんですが、ちゃんと書いてありました。
露天風呂は源泉掛け流し(寒い時期だけ加温)で、内湯は循環・濾過と紫外線殺菌に加温やでした。

ひとっ風呂浴びて部屋に戻ったら、エアコンをガッツリ付けて涼みました。老神温泉は標高600 mくらいあるんですが、最近の日本は亜熱帯化してますからね。
伍楼閣さんは、年季が入ってるんですがしっかり清掃されていて居心地がいいです。窓もデッカくて気分が良かったし。
部屋の窓からの老神ビューです。
こんな感じでいつもの様に温泉ルーティーンをこなしていると夕食の時間になるんですよね。

-伍楼閣の夕食(1日目)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
結論から言うと、ハッキリ言って満喫しました。

食前酒。
グレープフルーツ系でしょうか。 スッキリした甘味で美味しい。 フィニッシュの苦味が好き。

怒りの生大(1,100 JPY, 別に、怒ってないです)。

前菜と酢物。
蕗の煮物の蕗の味が濃い!
玉蜀黍寄せの風味豊か!

造里。
岩魚、もみじ鱒、生湯葉のお造りですね。
岩魚がホント美味しい(後述)。
もみじ鱒は烏賊っぽいねっとりした舌触りで、ちょっと濁りのある味。

煮物。 
冬瓜含め煮、揚げ茄子、海老、パプリカ、青紅葉麩。

天麩羅。
玉蜀黍、茄子、ズッキーニ、南瓜。
揚げたてのアツアツではなかったけど、普通に美味しい。
玉蜀黍🌽は、甘くて風味豊かで印象に残ったです。

上州もち豚塩麹レモン鍋。
塩レモン🍋の味付けが凄くいい。
特にレモン🍋の香味の映え感が堪りません。
しめじとお豆腐が美味しいですね。
あと、マロニーが入ってて、なんか素敵な昭和レジーム。

豆乳と西京味噌の冷や汁。
第一印象は「冷たっ」。
アッサリ上品も、ちゃんと旨味がある。
具材の胡瓜、トマト、茗荷が冷製スープにマッチしていて涼を奏でる相乗効果で良くなってる。 夏にいいね!

岩魚のお刺身 (3,600 JPY, 別注料理)。
初めての岩魚のお刺身(個人的に15年前の戸隠のリベンジ)。
クセが無くてアッサリした清純な美味さ。キミってこんな味してたんだね。
鱒系の味だと思うんだけど、美人な旨味が深い。
死ぬまでに食ってみたいものリストが一つ減りました。感無量です。 

岩魚のお刺身丼。
井之頭五郎がボクに憑依しました。
岩魚のお刺身が想像以上にたっぷりあったので、チョット残しておいて白飯に乗せてみました。
完全勝利です。自分を天才だと思いました。
そして、腹一杯岩魚のお刺身食べれて、ホント嬉しい。涙出てきた。

デザート@老神温泉。
トマト🍅のムースです。
果肉の残存を想起さるザラっとした舌触り、トマト🍅の酸味と青くささが夏って感じいいですね。 加えて、トップに戴くミントが最高に爽やかで、やっぱ夏だね!


いやぁ、想像以上に美味しいお料理達でした。
今晩は、いい夢見見れそうです。

つづく.....