2026年9月8日火曜日

長崎電気軌道に癒されたい (4)

さて、本日は長崎電気軌道の長崎駅前停留所を北上して行ってみたい場所がありました。
スバリ、浦上天主堂と平和公園です。
両者とも最寄停留所は「平和公園」です。
平和公園は停留所から目と鼻の先にありますが、浦上天主堂は徒歩10分ちょっとといったところでしょうか。
まずは、浦上天主堂に行ってみました。
東洋一の大聖堂と謳われた初代浦上天主堂は原爆で崩壊してしまったので(爆心地から約500 m)、現在の建物(浦上教会)は1959年に再建されたものです。

司祭様の葬儀があって教会の中は見学できませんでしたが、行けてよかったと思いました。やっぱり、ヒストリーがあるじゃないですか。
原爆で破壊された鐘楼は、そのままの状態で敷地内に存在していました(長崎原爆遺跡)。

浦上天主堂鐘楼を見て少しばかりセンチな気分になったボクは、次に平和公園へと向かいました。

原爆落下中心地碑です。

浦上天主堂遺壁です。

有名な平和祈念像ですね。


ヒストリーですね。
あと、園内には藤棚があるようで、見頃の時季にまた来れたらいいなと思いました。

さて、浦上天主堂と平和公園という長崎の二大原爆ヒストリーを鑑賞したボクは、長崎駅へと戻ります。
そして、すっかりお馴染みになった長崎街道かごめ市場内で腹越しらえ↓

ちゃんぽん 蘇州林 長崎街道かもめ市場店 (visited Jul. 2026)
住所:長崎市尾上町1-67 長崎街道かもめ市場・ご当地レストランゾーン

-ちゃんぽん (1,350 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
スープは、あっさり、マイルド、少しクリーミーといったボクが夢想していたトラディショナルな仕上がりで、仄かに胡麻油の香味もするような気がする。
麺はヤワヤワで、当然芯は残ってないんだけど、そこはかとなく輪郭みたいなものを感じる。
具は、海老、烏賊、豚肉、木耳、キャベツ ハム、人参、もやし、ちくわ、筍でしょうか。豚肉いい味出してますね。
総じて、まあまあ美味いと思いました。

なんだかんだ言って、またちゃんぽんを食べてしまいました(長崎で3食目)。
そして、NOS(ニュー・オペレーション・システム)導入以前のリンーガーハットのちゃんぽんと本場長崎のちゃんぽんが全くの別物であることを改めて理解しました(NOS以前のリンガーのちゃんぽん麺は煮込まないし、芯を1/3残すアルデンテが基本)。

ここで、ボクの長崎の旅はひとまず終了です。
というのも、この後、お隣の佐賀県は武雄市の温泉に浸かりに行ったからです(にわか温泉大好きおじさんなので)。

それでは、武雄温泉旅行日記につづきます.....

2026年9月7日月曜日

長崎電気軌道に癒されたい (3)

本日も長崎の朝がやって参りました。
朝食を(投宿先の隣の吉野家で)済ませ、身支度を整えて出発です。
愛くるしい長崎電気軌道に乗って大浦地区(大浦天主堂停留所)へと向かいます。

やはり大浦と言えば、国宝 大浦天主堂やグラバー園が見どころツートップだと思うんですが、ボクがいの一番に向かったのは、大浦諏訪神社です。何故なら、御朱印集めが趣味だからですキリッ。
大浦天主堂の劇近に鎮座するお社は、鎮西大社 諏訪神社よりも古くからあって大村藩御用達だったそうです。

大浦諏訪神社への参拝を終えたボクは当然向かいます、国宝 大浦天主堂へ!
キリシタン弾圧抜きには語れないんでしょうが、ボクは長崎のマルチカルチュラリズムの一環として教会及び博物館内を楽しみました。
やはり、西洋文化の息吹っていうんでしょうか、そういうのがいいですね。

大浦天主堂の目と鼻の先にグラバー園があるんですが、諸般の事情で今回は敬遠して、いざ、昼食へ!

今回の長崎の旅をちゃんぽんの旅と位置付けきたボクにとって目指すのは一つ、四海樓へ。長崎ちゃんぽんと皿うどんの発祥の店です。
結果。まさかの休店日。シクシク涙orz.....(何故、公式ウェブサイトの情報を確認しなかったのか。。。。。)

昼食難民になるのだけは避けたいボクは、気を取り直して長崎駅へと戻りお食事ゲットです。

魚○亜紗 (visited Jul. 2026)
住所:長崎市尾上町1-67

-五島産 鮪のっけ丼 (2,600 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
セットの味噌汁を茶碗蒸しに変更しました(無料)。
丼一面に盛り付けられた鮪は、軟らかくキメ細かい舌触りで、清楚な旨味に加えて酸味がとっても心地いい(あと、土佐醤油が甘いです)。
鮪を少し残しておいて、お茶漬けするために用意してあるあごだしを回し掛けると、濃厚な旨味いっぱいの魚の香味が広がって、素晴らしい味変を体験できます。あごだしは旨さしかなくて、お出汁だけでもグイグイいっちゃいました(このあごだし、凄く美味しい)。
セットの茶碗蒸しも上品な仕上がりで美味しいです。具は、鶏肉、椎茸、銀杏、蒲鉾といったところでしょうか。野生味ある味と醍醐味ある食感の鶏肉が良かったです。 


ハイ。いいですね、いいですね。長崎の海産物に間違いはありませんね。

ところで、7月の長崎は暑かったわけで、連日長崎市街を散策したアラフィフのおっさんは、いささか疲弊しておりました。
で、長崎駅(長崎街道かもめ市場)は空調がいい感じいに効いていて、暑気に当てられたボクには正にオアシス。
長崎の海鮮をもっと食べたいし、今日はダメになるしかないっしょと意を決して、始めました↓

居酒屋亜紗 フクブクロ (visited Jul. 2026)
住所:長崎県長崎市尾上町1-67



-GOTOGIN <ソーダ割り> (1,100 JPY)-
-RATING- 
-REVIEW-
ジュニパーベリーが薫る薫る。
そして、仄かなアンニュイな甘さにキュンとくる。
気に入りました。






-付出し (330 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
シメジと蛸の和え物。
その他の具は、人参、もやし、胡瓜。
酢がほんのり効いた優しい味。
蛸の弾力と火が入ってフィッシー感の出た旨味がいいと思いました。

-鯨刺身 赤身 (1,380 JPY)-
-RATING- 
-REVIEW-
滅茶苦茶美味いんですけど。
過去一の美味さかも。
モッチリした身は咀嚼して解れる感じが気持ち良いい。味わいは、アッサリしたツヨツヨボディな獣と魚のいいとこ取り。
薬味の生姜とのシナジー効果と綺麗過ぎる野趣感がたまりません。


-福海 純米 (720 JPY)-
-RATING- ★★★
-REVIEW-
甘い匂いに酸味と米の味。
柔らかい甘味があって、フィニッシュの苦味で全体の味が締まります。



-熊本直送 馬刺 (1,980 JPY)-
-RATING-
-REVIEW-
トロンとした優しい舌触りでありながら、ウルトラダイナミックな咀嚼感。
軽やかな旨味と自然な甘味を醸しつつ、強力な薬味に負けないツヨツヨボディ(ボクはニンニク推し)。
超絶フレッシュで、過去1, 2を争う旨さ。



-六ジンソーダ (800 JPY)-
-RATING- 
-REVIEW-
柔らかい口当たりで、色んなボタニカルの味が広がる。
そして、ナチュラルな甘味でフィニッシュです。
間違いない。




いやぁ、長崎駅(長崎街道かもめ市場)だけで長崎の食い物をコンプ(ちょっと言い過ぎ)できるとか、凄いですね。
マジ、リスペクトです。

なにはともあれ、食い過ぎました。

つづく.....

2026年9月6日日曜日

長崎電気軌道に癒されたい (2)

長崎ではhotel H2という大浴場がある小綺麗なビジホの泊まっていて、館内レストランでbuffet形式の朝食があります。美味しそうではあるんですが、1,800円するんですよね。

ボクは朝飯に1,800円掛けたくない人なので、ホテルの隣の吉野家で朝食を摂ることにしました。

吉野家 長崎中央橋店 (西浜町, visited Jul. 2026)
住所 : 長崎市築町5-12 



-REVIEW-
焼魚定食とかあるんですね。
味噌汁をとん汁に変えて、半熟玉子をトッピングしてトータル802円でした。
豚汁が美味かったです。




次の日の朝食も吉野家食べました。

-朝牛セット (519 JPY)-
-並盛 (33 JPY)-
-変更とん汁 (154 JPY)-
-REVIEW-
吉野家で牛丼食べるのは十年振りとかでしょうか。
先日(と言っても6月ですが)、名古屋の松屋で牛丼食ったけど、圧倒的に吉野家が美味いですね。はっきり言って、レベチと思いました。

-豚丼・並 (465 JPY)-
-とん汁 (250 JPY)-
-玉子 (118 JPY)-
-REVIEW-
吉野家で豚丼は初めてかも。
はっきり言って、牛丼より豚丼の方が美味いと思うんですよね。

吉野家。なかなか侮れませんね。
特に、豚丼ととん汁を気に入りました。
旅先の朝飯は、もう吉野家でいいかも知れん。

それでは、朝食の話これくらいにしてアクティビティの話に移りましょう。
長崎に来る前に色々と調べた結果、長崎は観光資源が豊富なことに気づきました。路面電車、神社、教会、平和公園、グラバー園、軍艦島、出島、etc. etc. etc.と見所いっぱいです。
流石に全て周っている時間はないので、ボクなりにピックアップした名所を回りました。

まずは、鎮西大社 諏訪神社に参拝しました(長崎電気軌道の最寄りの停留所は「諏訪神社」です)。
長崎の総氏神様ですね。
急峻な階段と要塞感のあるお社が素晴らしいです。

ボクが神社でする願い事はいつも一つ。
「カックイイ御朱印を書き入れてもらえまうように」です(ブレてないですキリッ)。
ということで、御朱印を書き入れていただきました。

境内からの眺望は、なかなかのものでした。

階段を上り切った境内脇に幼稚園があるんですが、園児たちはちゃんと階段を登っていて逞しいです。過保護な関東民は悔い改めた方がいいと思いました。

諏訪神社の境内に鎮座する玉園稲荷神社にもお参りしました。
お稲荷さまだけあって、朱色の鳥居⛩️が艶やかでいいですね。
さらに階段を登るので頑張ってお参りしましょう。
脇に聳える抱き大楠が壮観です。

境内末社の東照宮にも参拝しました。
玉園稲荷神社同様、こちらもさらに登るので、頑張って参拝しましょう(ちょっと道が分かり難い)。

三つのお社に参拝して敬虔な気持ちになったボクは早速お腹が減ったので、長崎駅でお昼にすることにしました。

海鮮炙り屋 いぶき地 (長崎駅, visited Jul. 2026)
住所 : 長崎市尾上町 1-67 

-お通し (350 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
オクラとモズク、もやし、お豆のネバネバ和え物。
胡麻油の香味を纏うやんわりナムルテイストが美味しい。



-ウーロン茶 (440 JPY)-









-長崎近海お刺身盛り合わせ (1,730 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
本鮪、ヒラス(平政)、縞鯵、真鯛、水いか(アオリイカ)の盛り合わせ。
本鮪は軟らかくプルプルした舌触りで肉感が極上。優しい甘味と酸味リッチ
で味わいも申し分ない。
ヒラスはムチムチボディで、淡麗な脂と淡白な旨味が咀嚼する度に口腔に沁み渡ります。ただ、ツヨツヨの歯触りなのに切身が厚くて、お醤油の抜け速く、ポテンシャルを十分に味わえませんでした。
縞鯵はホント上品な旨味とスレンダーな脂で美味しいんだけど、やっぱり切身が厚過ぎる。
真鯛の軟らかくフィットする食感や、持続する咀嚼から至高の淡白な旨味が長く味わえるのはいいんだけど、身が厚過ぎてお醤油つけた意味直ぐ無くなってしまう。。。。。
水いかはネットリと粘りのある舌触りで、その淡白な味わいに間違いないですね。レモンも鉄板に合うし。
兎に角、鮪と美味しい烏賊以外は厚切り過ぎると思うので、半分か 1/3 くらいの厚みで提供し欲しいと思いました。
あと、お醤油が甘いですね。

お魚自体はかなり美味いと思うんでが、厚切り過ぎてポテンシャルを十分に引き出せていないと思いました。料理に対しては少し残念な気持ちになりましたが、長崎の魚介類に希望を感じた昼食になりました。

さて、お約束の腹ごなしの散歩の時間がやって参りました。
なんか、市内を流れる中島川に架かる眼鏡橋っていう橋が観光名所らしいじゃないですか。
散歩と言いつつ電気軌道に乗り込み市役所で下車し、ここからは川沿いを歩いてちゃんと散策を楽しみました。

これが噂の眼鏡橋です。
中島川に掛かる第10橋にして、日本最古の石造りアーチ橋(寛永11年, 1634年架設)。
造形が可愛らしくもあり美しいですね。
勿論、渡りました。

中島川に架かる橋たちは、眼鏡橋以外も趣きがあって美しい!
石造りの美しい橋が架かる中島川を散策する長崎市ウォークで気持ち良くなったボクは、ここは一つ、夕飯は長崎らしいもの食べたいなと思うに至りました。そうです。あの伝説のソウルフード、長崎ちゃんぽんです。

思案橋ラーメン (visited Jul. 2026)
住所:長崎市浜町 6-17 

-チャンポン (950 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
スープからは豚を想起させる獣臭が濃厚でかなりクサい。その匂いとは裏腹に、クリーミーで塩味が立っているアッサリめテイスト。で、麺はヤワヤワです。
具は、烏賊、浅蜊、豚肉、キャベツ、蒲鉾、もやしでしょうか。
それにつけても、こんなクセ強チャンポンは初めて食べました。
あと、福山雅治さん御用達というだけあって、福山さんのサイン色紙が何枚か飾ってありました(壁はいろんな有名人の色紙でいっぱい)。

なかなかハイブローな味わいで、非長崎民なお子ちゃまなボクにはちょっと早かったようです。
だって、あの福山雅治さんが通う店なんですから。

長崎の地で牡丹と思案橋ラーメンのちゃんぽんを食べて思ったんですが、ボクが修行(バイト)していた1990年代のリンガーハットのちゃんぽんと本場の長崎ちゃんぽんは別物だということ気が付きました。
リンガーハットでは、麺の芯を1/3残すように指導されたのに対して、牡丹で食べたちゃんぽんも、思案橋ラーメンで食べたちゃんぽんも麺がやわやわです。不思議に思って生成AIでなくグーグル先生に聞いてみたところ、ちゃんぽんって麺煮込むらしいじゃないですか。。。。。
道理で道玄坂の長崎飯店で食べたちゃんぽんも麺がフニャフニャだったわけです。

かつてリンガーハットで修行(バイト)したボクにとって衝撃の事実だったわけなんですが、同時に当時のリンガーハットのちゃんぽんってかなり美味かったなと感慨に耽っております。
アルデンテのちゃんぽん麺も好きだったんですが、スープのコクが秀逸だったんですよね。リンガーハットがまだ鍋振って調理してた頃、味ピーっていう調味料を使ってたんですが、これをいい感じに炒めるとちょっとクセ強のなんとも言えないコク深さが醸し出されるんですよね(ボクはそのレベルに達しませんでした)。

閑話休題

長崎観光の話に戻りましょう。
なにはともあれ、本場長崎、しかも福山雅治さん愛食のちゃんぽん(ボクの口には合わなかったけど)でお腹が満たされたボクは、この日の晩もナイトウォークへと繰り出しました。
ダーゲットは、歴史の授業で習ったあの出島です。
教科書に載っている出島を見れて感無量です。
現在、出島の周辺は明治以降の長崎港港湾整備のために埋め立てられていて、扇形の面影は失われて陸続きなんですが、江戸時代当時の姿への復元を目指すべく出島復興整備事業計画が進められています。因みに、長崎電気軌道の最寄り停留所は勿論「出島」です。

ボクは入場料をケチって外周を回っただけでしたが、ライトアップされていてかなり楽しめました。それから、外からの眺めは中からは見えないんですよね(負け惜しみ)。

つづく.....