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2008年3月31日月曜日

人のフリみて、我がフリ直さず

年度末です。報道番組とかのキャスターは、官僚の縦割り主義や、自分の縄張りでの予算配賦の極大化を批判します。おそらく、お茶の間の庶民は、キャスターのヒステリックな舌鋒を同一視し、欲求解消の代償行為としているのではないでしょうか?

そして、上述のお茶の間の庶民は、勤務する会社で、憎し官僚と同じような行いをしていたりするのです。

例えば、年度末に予算が余っていたりすると、とりあえず予算一杯までなにか機器とかを買う。理由を問うと、「予算が余っていてもったいないから」だといいます。ROIなどを考慮しているわけではなく、もったいない(=予算を消化しないと、次年度の予算配分が減額されかねないという懸念)からというどこかの国の腐敗した官僚機構のようなことを宣います。

それから、縦割りの組織だとか、親会から子会社への天下りだとか、降格のなき年功序列的人事異動などなど、自分が客体であるときは批判することを自分は恥ずかし気もなくやる。マジ、醜いです。

つまり、自分の行いが良くないことであるということを認識して実行しているわけですよね。確信犯ですよ。

社会とは醜悪にならずに生きるには骨の折れる場所なのだなと感じる世間知らずのなんちゃって研究員なのでした。

まだピュアな学生諸氏は社会へ出る際、注意しましょうね


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