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2008年7月17日木曜日

BLUE OCEAN STRATEGY (1)

けっこう前に読んだ「ブルー・オーシャン戦略」のメモを書きます↓

結論から言うと、はっきり言って良書だと思います!ポーター教授の言う「戦略とはトレードオフである」を地でいくアプローチと思いました。

本書では

レッド・オーシャン: 血みどろの既存市場。競争が激しい。
ブルー・オーシャン: 未開に新規市場。競争がなく、利益を独り占めできる。

として、いかにブルー・オーシャン(新規市場)を切り拓いて行くかということが、過去・現在の事例を紹介しつつ、システマティックに述べられています。

本書では価値曲線(というマーケティングの力価をプロットした図)を非常に重要視しており、製品やサービスを構成するファクターに対する選択と集中、削減と増設をメリハリを効かせ、レッド・オーシャンで競い合っている競合他社とは異なったバリュー・イノベーションを設定することの重要性を説いています(単なるニッチャーではない。多分)。

また、

a) 代替産業に対する視点や、
b) 顧客セグメントのターゲッティッング

にも注意が必要です。

で、魅力的な新市場を実際にオペレートする際には、「人が最も重要」になると結んでいます。


人は石垣、人は城


ですね。

次回は、コンキチの体験したブルー・オーシャン戦略の実例について書いてみたいと思います。

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