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2009年5月25日月曜日

少子化は「悪」か?

二児の父、コンキチです。

さて、少子(高齢)化って悪いのでしょうか?
まあ、各種メディアの論調をみると、「悪」とは明言していないようですが、「悪」のニュアンスがプンプンしているように感じられます。

で、なぜ「悪」の匂いをこれみよがしに醸しだっしているのか?コンキチは、現在の社会保障制度を維持するためというなんともたまゆらな考えの基にそいうった思考が蔓延しているような気がしてなりません。

っていうか、そもそも少子化の真逆を行く「イザナギ-イザナミ」理論(?)は破綻している。人口が果てしなく増加し続けることは自然の摂理が許さない。では、equalペースで人口が推移すれば良いのか?まあ、現状のシステムを維持するという観点からみればそこそこ良いアイデアかもしれなうが、実現可能だろうか?そもそも高齢化には医療技術の進歩が寄与していると思う。

例えば、日本人のガンによる死亡率が高いとかいう話があると思うが、要は日本人はガンくらいでしか死なないというほど(高齢者の)医療事情が良いということなのだとコンキチは理解しています(そもそもガンは老人の病だと思う)。

各年の出生者数を完璧にコントロールできるというオプションだけでは、現行システムの維持のためには不十分だ。死亡率(医療技術)もコントロール可能でないとダメでしょう。で、そんなことは可能か?といいたい。そうで無い限り世代間の不公平感は解消されることはないと思う。

っていうか個人的に公的年金制度はいらない。はっきり言って既に支払った掛け金はあげるから、脱退させて欲しい。そもそも公的年金制度は構造的に欠陥制度だ。しかも、国が挙げて実施する理由は皆無だと思うのだが.....(ちなみに自分は小さな政府賛成派です)

閑話休題

それから、労働人口の減少は経済発展の支障になり、我が国の経済的衰が予見されるとかなんとかという話もあるように思うけれど、それって旧態然とした産業構造を想定しているからそうなるのではないだろうか?

教育に投資し、国民の教育水準を上げ、知識集約型産業を育成し、そういった職業の比率を増やしていけば少子化であっても競争力は維持されると思うのだけれど、この考えは素人すぎるかな?でも、大学全入時代とかいって、四大卒でうだつの上がらない仕事してるのもいかがなものかと思うが。

確か、スティグリッツ教授の、日本には人口増加が望めない状況下での経済成長モデルの構築を期待する的な記事を読んだことがあるんだけど、マスゴミには偏向報道だけじゃなくて、そういったようなことも世の中に広めて欲しいな。

(セックス以上に楽しい)多くの娯楽が普及し、クリエイティブ経済下にあると思われる日本では、今後も晩婚化とともに少子化が進み人口増加が望めないのだから。


以上、二流大出のなんちゃって研究員の世迷い言と聞き流してもらえれば幸いです。

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