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2010年3月29日月曜日

官僚の陰謀

先頃、民主党政権により各官庁の事業仕分けなるものが実施され、その様子(の一部)は公共の電波を通じて全国のお茶の間の届きました。しどろもどろで要領を得ない答弁を繰り返す官僚をバッタ、バッタと斬っていく蓮舫議員の姿にスカッとした大衆の皆さんも多かったのではないかと思います。

で、結果↓

当初目標/ (たった)3兆円
見直し/ (もっと少ない)1.7兆円
実際の予算への反映額/ (さらに少ない)約9,662億
2010年度一般会計総額/ 過去最高92兆円超(スゲー)


ところで、(高級)官僚は我が国の俊才ばかりの集合体だ。そして、そのリソースの全てを官僚機構のために捧げている(多分)。一方、政治家は官僚OBや帝大出身者もいるが、どこの骨とも分からない人材もいて、リソースの多くを選挙活動に費やさねばならない。従って、政治家は政策の策定及び実行面で官僚に敵うはずがない(と思う)。

天下り(個人的に天下り自体悪だとはコンキチは思わないし、民間企業だってやってる)は大分前から問題になっているというのに、一向に解決する様子がない。官の無駄遣いも劇的に減った印象はない(イメージ)。

官僚が自らの体たらくを全国ネットで放映するのは、大衆を油断させるための演技ではないかとコンキチは常々考えています。自分達が劣勢にある姿を見せて大衆を油断させ、改革が進んでいるじゃないかという錯覚を起こさせる。そして、実のところ何も変わっていない or 枝葉を軽く斬って終わりにして根幹は揺らがずっていう感じ。

官僚のうだつのあがらない答弁は大衆の不満のガス抜きのための演技でしかなく、結局、大衆と政治家は官僚の手のひらの上で踊らされる孫悟空のような気がします。そういっことを前提にしてライププランを立てたいと考えているコンキチは、根性の曲がった人間でしょうか?

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