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2012年11月24日土曜日

なぜ選挙に行ってはいけないのか

先日行った蕎麦屋のメモです↓

-千寿 竹やぶ もり蕎麦 (945 JPY) memo-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
蟻単石の石臼で挽いた微細粉蕎麦粉(今回は北海道産)を使用し、もり汁は5日間寝かせた辛めの江戸汁。薬味は伊豆産山葵と分葱という説明。
蕎麦は細く弾力がとてもあり、噛むほどに味が染み出し、フィニッシュには少し胡桃にも似たナッツ系の香味が口の中いっぱいに広がる。ツユは硬派な辛口の旨いツユ。はっきり言って、超旨い!

あと、お蕎麦にデザートとして「塩プリン」なるものが付いてくるんだけど、それがまた秀逸↓

-塩プリン memo-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
濃厚な黒蜜の強烈なキックと塩味とのしょっぱ甘いコラボレーションが絶品。マジ、旨い!



あと、お酒(神亀の純米 840 JPY)を冷やでいただいたんだけど、器がいい雰囲気出してました↓

個人的な感想だけど、神亀の純米は、冷やした方が味の輪郭がハッキリして旨いかもと思いました(ちなみに、神亀純米は2年熟成ね)。

千寿 竹やぶ、店内は趣のある洒落た雰囲気で良いです。あと、店内にはワイングラスがかかってたんで、ワインと蕎麦のマリアージュも試せるかもしれません。それから、一番最初に提供される蕎麦のお茶菓子も旨かったな。

ズバリ、「竹やぶ」の名に恥じぬ名店で、通い詰めたい店と思いました(でも、北千住駅からけっこう歩くんだよな)。


閑話休題


 衆院選の季節ですね

ボクも若い頃は選挙権を欠かさず行使してきましたが、三十路半ばでそれが全くの無意味だっていうことに気付きました(気付くまで大分時間がかかって頭が悪かったですが.....)。


ところで、橘玲氏の著作「大震災の後で人生について語るということ」のなかで、

本を読むのは 人口の10パーセント

という話がでてきます。

これはどういうことかというと、東大、 京大などの国立大学、早慶、MARCH、関関同立などの卒業生は年約15万人~20万人で、この15万~20万人と、毎年、 一流企業、官庁、専門職に就く人数はほぼ一致しているという。 毎年20万人が20~60歳までの40年間本を読むと800万人ということだそうです(これって出版業界の人って、MARCH未満は大学じゃないと思ってるってこと?)。
(さらに、ビジネス書の読者は男性中心ということで、その 半分の400万人が(最大)想定読者数)
出典: 山田順「出版大崩壊画像」

まあ、大分ざっくりした推計(とも言えないような代物)だけど、この論に従うと、日本国民の大部分は本も読まないバカでいっぱいということになります。

日本の成人人口(2009年)は、1億442万人くらい(計算間違ってなければ)。で、本を読む習慣のある、ある程度の教養レベルが期待できる人(800万人)は、7.7%。平たく言えば、選挙権のある人間の9割方はバカっていうことになります。

要は、日本国民に選挙に行くようにと啓蒙すればするほど、多くのバカが選挙に行く可能性が高くなる。そこで問題になるのは、バカに正しい意思決定ができるのか?っていうことだ。

トンデモ候補者が余裕綽々で何度も当選してる現実を鑑みたり、政権交代して民主党政権ができちゃった現実を鑑みると、やっぱ大衆の大勢はバカなのかな?なんて思っちゃたりしてしまいます。
(ちなみに、ボクは自民党がいいと言ってるわけではなくて、自民党はダメだけど民主党に較べれば大分マシって思ってるだけ)


仮に、投票率50%として、賢き人であろう800万人の全てが投票行為を実行に移したとして、賢い人の投票率はたったの15%。バカなマジョリティーの城壁を突破できそうな気が全くしませんね

それでもあなたは選挙に行きますか?

そういうことです。


 

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