2008年9月21日日曜日

藪蕎麦にみるクラスター理論

梅郷やぶそばに行ってきました(薮睦会に入ってる店です)。


味の方はというと、時季が悪かったのかも知れませんが、はっきりいって普通の味でした(わざわざもう一度行くことはないと思います)。

自分、薮蕎麦が大好きで、かんだやぶそば、池の端藪蕎麦、並木藪蕎麦、浦和上野やぶそば、伊豆高原薮蕎麦、流山薮蕎麦などの蕎麦を啜ってきました。これらのお店は、そのいずれもが、かんだやぶそばの源流を組むわけなんですが、その味には明確かつ歴然とした違いがあります(少なくとも、コンキチはそうはっきりとそう思います)。そして、ボクの具体的なランキングはこんな感じ↓

Aランク(美味しい店): かんだやぶそば、池の端藪蕎麦、並木藪蕎麦、浦和上野やぶそば
Bランク(及第な店): 伊豆高原薮蕎麦
Cランク (イマイチな店): 流山薮蕎麦、梅郷やぶそば

まあ、全くの個人的勝手な感想ですが、蕎麦産業におけるクラスター理論を感じましたね。

蕎麦産業が栄えている(とコンキチが思っている)東京は、

i) 老舗が競り合う健全な競争
ii) 洗練された顧客

によって産業自体が磨かれているように思います。あと、蕎麦屋を営む上で何が重要なのかはさっぱり分かりませんが(素人だからね)、

iii) 専門性の高い関連業者

も揃っていて競争優位を形成しているのかもしれないと思います。

っていうか、東京って薮に限らず旨い店(蕎麦屋)ってけっこうあるような気がする。神田まつやとか九段一茶庵は絶品だし


どうでしたか、二流大出のなんちゃって研究員の世迷い言は?

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