2010年3月14日日曜日

就活の掟

なんか最近就職氷河期の再来なんていわれてるらしいですねちなみにコンキチも一応就職氷河期世代らしいです(1999年卒)。

先週、TV観てたら、大学4年生の就活の話題をやってました。数十社から百社超の会社の面接を受けても内定ナッシングな学生さんの顔を全国ネットでさらしてしまうという残酷ショーです。

で、この就活ドキュメントをみていたら、自分の就活をちょっと思い出しました。はっきり言って、コンキチの就活はあっさりした淡白なものでしたね。研究室の指導教官は、地方大にしては、マニアックな分野でけっこう有名な先生で、産学協同にもかなり積極的でした。所謂、就職がいい先生です。

でも、先生に「君が就職したい会社のリストを持ってきてみなさい」と言われて、香料会社ばかりを列挙して持っていったら、「僕には力になれないなあ」なんてばっさり切られてしまったりもしました(しかも、香料絡みの仕事してるくせに)。それがM1の12月くらいかなあ?軽くがっかりしましたが、とりあえす香料会社及び匂い系の会社に片っ端から葉書を出しまくりましたね(っていっても10社くらい)。

その時、先生からはク◯レとか(当時の)山之内◯薬なんかどうか?と言われましたが、コンキチは力強く香料業界にいきたかったので断りました(助手の先生に相談したら、絶対ク◯レをお願いした方がいいと言われましたがね)。

で、結局先生のスペシャルなコネクションはナッシングで就活してみました。まず、肩ならしにライオンの会社説明会に行って、後日研究内容のレジュメを送付したんですが、ばっさり切られましたね(でも、一つ上の先輩と二つ上の先輩も研究内容が自社と合わないと言われて断られたと言っていたので、あまり気にしませんでした)。

次に本命の香料会社の会社説明会をを立て続けに二社行って、そのうち一社からは入社試験の通知がきました。でも、もう一社の方が、会社説明会と筆記試験と1次面接がセットで、とってもトントン拍子に話が進んじゃって3月半ばには内々定を貰えた。その後、他の香料会社からも会社説明会の通知とかが届いたんですが、その時点でコンキチの就活は終わりました。理由は、学会発表の準備でも忙しかったし、一番最初に決まった香料会社に就職するって決めてたから。でも、もっとつっこんで就活続けてたら人生変わってたかなと思って、就活をあっさり辞めてしまったことを今ではけっこう後悔してます。

まあ、自分、就職活動において三社としかリアルに関わってないんですよね。で、就活がM1の3月中旬には終わった。これが意味するものは何か?

っていうか、就職活動において重要なのは、「自分がこの会社に入りたい」という極めて自己中心的な熱意ではなくて、「僕を採用したら、こんなメリットがありますよ」というころを説得力をもって相手に刷り込むことが重要なんだと思いましたね、よく巷で言われているように。

コンキチは、

a) 香料がらみの仕事(研究)をしていた
b) 先生がけっこう有名
c) 体育会系のサークル(っていうか部)に所属=体が丈夫、体育会系なので年功序列(一般的な内資系企業の特質)を受け入れる下地がある
d) 一応、国際学会(日本でやったやつ)で1回発表(ポスターだけどね)して、論文を1報投稿(既に廃刊になってるけど、一応英文誌)したことをアピールできるかなと思った。一応、研究室で仕事をしているという証明になる。

っていうのが、香料会社就職に際して有利に働くのではないかと思って就活してましたが、結果として予想以上に大当たりしたようです(まあ、実際にどのへんが評価されたかは分かりませんがね)。


ところで、今はめっきりテレビゲームをしなくなったコンキチですが、若い頃(中学-大学3年)は、ご多分に漏れず、ファミコンとかプレステをプレイしてました。で、コンキチが一番好きだったゲームは「エリパチ(エリア88)」でした。新谷かおるの同名の漫画をゲーム化したもので、主要登場人物であるシン、ミッキー、グレッグを選択してプレイできます。コンキチは原作でミッキーが大好きだったので、プレイヤーはミッキーをチョイスし、戦闘機はミッキーの愛機であるトムキャット(F-14)をセレクトしてプレイしていました。

ところで、ゲーム「エリパチ」の最後から2番のステージって、YF23 STEALTH RAYかF200 EFREET (「ファイヤーフォックス」という映画に出てくるソ連の最新鋭戦闘機という設定)じゃないと絶対クリアできない仕組みになっています(ちなみに、ファイナルステージは意外にもトムキャットで攻略可能。コンキチはトムキャットでクリアしたことがある)。で、これがこのゲームを攻略するための要諦であり、ルールなのです。で、いくらシューティングゲームの才能があっても、この絶対ルールに従わなければ、全面クリアはできません。

これって、就活でも一緒だよね例えば、研究職に就きたかったら修士は必要とか、高級官僚になりたかったら少なくとも国家一種に合格しないといけないとか。教師になりたかったら、教育学部をでて教員採用試験に合格しないといけないとか。

まあ、大学全入時代をむかえて大卒人口が増加していますが、それに一対一対応して企業の採用枠も増加しているわけではありません。っていうことは、席取りゲームからあぶれる人間が増えるのは必定。しかも、一般的な内資系企業は年功序列だから、給料は年齢に応じて増える。ということは、高校生未満の学力しかないスキルの低いバカだ大学の学生を採用することは圧倒的にコスト高となる。それとは反対に、より能力があって、自社のニーズをより満たす人材にオファーが行くのもまた真実でしょう。


就活って、自分という商品を企業に売り込むゲームなんだよね。ドラクエとかFFとかでは、ゲームでラスボスを倒すために、戦闘経験を積み、戦闘スキルを高めます。就活も似たようなもので、意中の企業に採用されるために必要な能力を身につける。これが重要と思いますね。しかしながら、教育学部以外の文系学部は、スキルの獲得に関して明確な戦略がないように感じる。っていうか、何が必要かさえも分かんないんじゃないの?


ところで、ゲームにはガイドラインとして攻略本があります(コンキチは使ったことないが)。で、就活における攻略本に相当するものもあるわけなんですよね。例えば、SPIの本とか履歴書の書き方とか面接対策とか。でもそれらの本は、初歩も初歩。最もファンダメンタルな部分における攻略本でしかなく、そういうのを身につけてやっとスタートラインに立てるというものでしかないと思いますね。じゃあ、もっと強力な攻略本はないのかというと、コンキチは業界専門誌とか有価証券報告書とかIR資料がよい資料と思います。有価証券報告書やIR資料は同業他社の分も読んでみるとよいでしょう。同業でもけっこう特色や給料に違いがあったりします。


さて、就活で苦戦しているとして、国内屈指の平均給料を誇るキー局の報道番組でドキュメントされてしまう三流大学の学生諸君は、就活という人生における一ステージをクリアするために、どんなマーケティング•ミックスを用意して意中の企業に臨んでいるのでしょうか?テレビをみていると、根拠薄弱な熱意らしいものしか伝わってこないんだけど。もしそうなら、ゲームのルールを理解していないとしか言いようがないと思うのはコンキチの気のせいでしょうか?

なんてねでも、ゲーム感覚で就活に臨んだ方が、精神衛生上良さげな気がするけど。

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