2007年11月10日土曜日

ユニフォーメーションの呪縛

コンキチの勤務する会社では、労働組合(=大日本賃上げ教)がけっこう幅をきかせていて、微視的なユニフォーメーションの布教(洗脳)活動がさかんです。

先日行われた退職金(企業年金)制度の席でもそのパワーは存分に発揮されました。
人事部長からの説明が一通り終わって質問タイムに入るや否や、組合役員が得矢継ぎ早に(どうでもいい)質問を発しました。

(ちなみに現行の退職金制度は、基本的に皆そんなには変わらない(はずの)制度です。)

曰く、
既存制度と同等の給付額は確保されるの?
(っていうか、ポイント制で利率変動するし、確定拠出も混ざってるんだから分かるわけないでしょ)

曰く、
改定後のモデルは現実的でないのでは?既存制度から移行する場合、モデルの何処に当てはまるか分からない。
(っていうか、ポイント制で利率変動するし、確定拠出も混ざってるんだから分かるわけないでしょ。あと、モデルっていうのは程度の差はあるでしょうが、あくまで勝手な想定ですから)

曰く、
高卒なんですが、昇級が遅れて(年収のみならず)、退職金が減る人が増えそうで不安です。
(っていうか使える人材になれば問題ないでしょ。つかえない人材にも使える人材と同等のCashを与えることを悪平等というんですよ)

曰く、
「先がつまってるから昇級させられないんだよ」と言われたんだけど、そういう説明では納得できない。(退職金(年金)にもかかわってくるし)
(っていうか、上司の評価能力なんでそんなものです。逆にあんたは的確に他人の成果や能力を評価できるの。あと、ボーナスと昇格時における評価基準のあるべき相違を的確に説明できるの?そんなに自分に自信があるの>?会社からみたら従業員の80%は目くそ鼻くそです(とコンキチは思う))。

とりあえず、既得権を守りたいんでしょうね。どこぞの国の国民(群衆)と全く一緒です。

大の大人が既得権にしがみつく姿は、醜いのでそろそろやめて欲しいものです。

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