2010年1月31日日曜日

選挙屋に甘い幻想を期待してはいけない

政権の座を獲得した民主党や下野した自民党などをみていると、国会議員って政治家ではなくて選挙屋だなと思います。

政治家はしばしば政治屋と揶揄されることがありますが、そんなの通り越して、選挙屋だなと感じますね。

彼等の最も主要な関心は、選挙に当選して国会議員という安定した地位•名誉•経済力をゲットすること。そのために、自らの支持者に向けて耳当たりのいい甘い言葉を囁くのだ、時には全国ネットで。もしくは、敵のミスを徹底的に批判する。だって、批判するだけって簡単だから。

そもそも、彼らの専門は何なのだろうか?財務大臣を努める菅副総理は、経済閣僚のくせに、素人目からしても経済学をあまり理解していないようだ(なので、軽く暗澹な気持ちになります)。大衆と迎合しやすい厚生行政だったら人気もとれたかもしれないが、こんどばかりは、二匹目のどじょうとはいかないかもしれない。

あと、よく彼等は、早朝の駅前で、のぼりを立てて挨拶している、マーケティングのためだけに。その行為は、自分が政治家として存在しているということをアピールしているだけだ。ついでに、通勤時間に改札入り口前なんかにつったたれるのは勤め人にとっては邪魔以外の何者でもない。っていうか、コンキチが利用している駅では、彼らに注目している人は皆無だ(というか、仮に街頭演説していたとして、勤め人が通り過ぎる数秒の間にいったい何を訴えられるというのか)。はっきり言って、立ちんぼしている時間があるんだったら、政治に必要な専門分野に対する造詣を深めて欲しいのだけれども、そういったインセンティブは彼等には働かないらしい。

彼等はすべからく高学歴だ。つまり本質的に頭は悪くないはすだ。では、何故頭のいい為政者がいて、社会に問題が山積しているのか?それは、彼等が怠惰な大衆に耳ざわりの良い甘言を弄してかりそめの支持をとりつけ、問題を先送りしつつ、在任期間を逃げ切ることがベスト(楽して勝つ)な戦略だと考えて、それを実行しているからだとしか思えない。この特質は、年配な政治家ほど顕著だろう、だってリタイアする時期が近ければ近いほど、財政破綻前に逃げ切れる可能性が高まるのだから。

だから、米粒ほどの脳みそがある人は、政治になんか過大の期待を抱かないと思う(ちなみにコンキチは、公的年金に全く期待していません)。そういった構えでいた方が、ダメージは少ないと思うな、精神衛生上も経済上も。


最近の報道番組で目にする国会の様子は、コンキチの目には、かつてない劇場の様を呈しているように映ります。政治主導とか言って、専門知識が足りないから、まともな答弁ができす、声高らかにごまかす。笑える


「政治に期待するはやめましょうよ」なんて思うコンキチは非国民なのでしょうか?

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