Efficient Synthesis of Aryl Fluorides
Angew. Chem. Int. Ed., 2010, 49, 2219-2222.
ArBrをGrignard試薬に誘導し、フッ素化剤(N-F reagent)と反応させてF化するというお話です。
で、フッ素化剤(N-F reagent)のスクリーニングはこんな感じ↓
N-F reagent | |||
selectfluor | |||
F-TMP-BF4 | |||
selectfluor (inverse addition) | |||
F-TMP-BF4 (inverse addition) |
共溶媒について検討したところ、
THF (51% yield), Et2O (24%), dioxane (35%), PhMe (63%), C6H5CF3 (59%), CH2Cl2 (30%), heptane (81%), CH3OC4F9 (79%)
でした。
で、 heptaneとCH3OC4F9を、それぞれ、共溶媒に使って基質一般性について検討しています。結果は18 examples, up to 81% (33-81%)。
トランスフォーメーション的には魅力的と思います。収率があと一歩というところでしょうか?
Tweet
0 件のコメント:
コメントを投稿