2009年12月23日水曜日

情報の非対称性をこえて

仕事(有機合成化学)Jが停滞気味のコンキチです。

とあるニュース番組をみていたら、生鮮食品の生産者の表示偽装の話をやってました。で、消費者曰く、

「表示を信じてるのに、何を頼りに買ったらいいか分からない。」


で、コンキチの感想↓

食ってみて美味いかマズイかってのを判断基準にするのも一理あるんじゃない?
あと、値段


ちなみにコンキチは、「二度と行かない店リスト」なるものを作成しています。コンキチが勘弁ならないほどの劣悪な商品やサービスを販売している店をリスト化していて、実際そのリストにランクインした店には行きません。


一般的に、(商)取引には情報の非対称性が常につきまとう。それをヘッジするのは、情報の公開であったり、信頼だったり、保証だったりする。


よく情報の非対称性に関した逆選択の事例で中古車販売業の話があるけれど、ガリバーは広告宣伝費に多額の資金をつぎ込んでブランド力を高めたり、保証をつけることで、逆選択に係る悪影響を回避しています。

でも、それは普遍的なものでもないだろうし、絶対的なものではないでしょう。結局は、消費者自身が賢くなる必要を否定することはできないと思います。

情報の非対称性を越えるためには、与えられた情報のみに頼るのではなく、自らの知性を高め、自らの脳ミソで考えるという習慣が重要と思いますね。

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