ども、最近、火鍋にハマってるコンキです。
具体的には西浅草のとあるお店の火鍋にハマってます。しかも、お一人様に優しいお店なんですよね。
メモです↓
-佳鼎 火鍋屋 (西浅草)-
住所:台東区西浅草2-26-10 1F
-追加焼酎 (150 JPY)-
白はなくて、黒ホッピーのみです。
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
ウェット感がたっぷりある細切りの水を抜いた豆腐。
プルプルした食感とフレッシュ感が新鮮で、まあまあ気に入った。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
あっさりしてるけど、決して薄いわけじゃなくてちゃんとコクのあるスープが美味しい。グビグビいけちゃう。
そこはかとなく坦々スープっぽい味わいもしたような気がしました。
具は、豚肉、白菜、春雨、木耳、茎わかめ、お豆腐。
薄くスライスされた豚肉はもっちりしていてクセのない淡白な旨さ。
白菜たっぷりでヘルシー感大。
実山椒がかなり入っていて、噛み砕くとけっこう刺激的。
中辛を選択したけど、ボクには丁度いい辛さでした。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
クミンと唐辛子の香味のあっさりコク深スープが美味しい。
そして、パワフルな羊肉フレーバーが、最高に食欲をそそる。
具は、羊肉、茎わかめ、木耳、葱、白菜、エノキ、白滝、豆腐とヘルシー食材ふんだん。
あと、ホールの山椒がけっこう入っていて刺激的。
-ブラックニッカハイボール (450 JPY, visited Sep. 2024)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
野菜たっぷりのあっさりコク旨スープに入っているメイン食材はホルモン(ハチノスっぽいのも入ってた気がする)。
短冊状に切り出された内蔵は、軟らかくしなやかで、弾力があって噛み心地も味わえるなかなの食感。滋味深い内蔵フレーバーもやんわりで、食べ易い。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
アツアツの熱燗をつけてもらいました。。
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
粉末の山椒を振りかけたジャパナイズされた普通めの麻婆豆腐と思っていたら、底の方に実山椒がゴロゴロ転がっていて、それを噛み砕いたときに弾ける香味がスパイシー。
実山椒は刺激的だけど、総じて凡庸な麻婆に仕上がっていると思いました。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
モチっとした伸縮性を感じる薄皮。やんわり肉汁が溢れるキメ細かい食感と丁寧な味わいの餡。小降りで食べ易くて普通に美味しい。
お酢と辣油でいただいたです。
辣油は食べる辣油系で、コク深くしっかり辛くて良かったです。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
あっさりなのに滋味深い、甘酸辛旨の絶妙なバランスに刺激的な香味の実山椒を加えたスープに、野菜と魚介たっぷり。
具材は、烏賊、白菜、葱、春雨、豆腐、帆立、木耳、海老、茎わかめ、えのき。
ヘルシー旨い!
マジ、週一くらいで火鍋食べたいです。
閑話休題
こんな文献を読んでみました↓
Process Intensification of a Napabucasin Manufacturing Method Utilizing Microflow Chemistry
ACS Omega, 2023, 8, 10373-10382.
プロセス強化を実現するフロー合成技術
Farumashia, 2024, 60, 304-308.
住友ファーマからの報告で、ナカブカシン(Napabucasin, フェーズ3のステージで開発中止)のプロセス・ディベロップメントのお話で、混合効率がシュゴイっていう内容です。
より具体的には、通常のバッチ型反応器(お釜)で攪拌羽根を持ちた混合よりも圧倒的に混合効率の高いフロー合成を用いたプロセス開発(キログラムスケール)により不純物の副生を抑制できたというお話です。
それでは、なぜフロー合成がバッチ反応と比較してが圧倒的な混合効率を誇るのかというところから考えていきましょう。
バッチ型反応器はメートルサイズとかのサイズ感であるのに対して、フロー合成におけるミキサーはミリメートル以下で、1,000倍以上のスケール差があります。
「拡散時間は距離の2乗に反比例する (分離技術会, 2014, 44, 356-361.)」ので、単純に計算してもフローはバッチに対して100万倍以上の混合効率がいいわけなんですね。
ハイ、それでは実際のプロセス開発もメモに移りましょう。
ナカブカシンのメディシナル・ルートはこちらです↓
Original process for napabucasin.
出発物質のメチルビニルケトンは高い有毒性が知られているので、まず原料の見直しが行われます。その結果、考案されたバッチ反応で最適化されたルートが次式になります↓
このプロセスで問題となるのは、一工程目の収率が中程度でイマイチ(56-67%)とうことです。原因は、オーバーリアクションによる二量体、三量体の副生です。
HNQにDMF-DMAを滴下する方法で収率56%
DMF-DMAにHNQを滴下するインプルーブメントしたプロシージャーでも収率67%
といったところです。
著者らは、さらなる収率改善を目指すもバッチ反応ではこれが限界と結論付けます。そして、分子同士の精密混合が本反応をより精緻に制御できるのではないかと考え、プロー合成によるプロセス開発に舵を切りました。そして、最適化したフロー・プロセス(ラボスケール)がこちら↓
Optimized process (Lab-scale flow results).
この結果に気をよくした(これはボクの想像)著者らは、スケールアップ検討を行い、次に示す最適プロセスを構築しました↓
Scale-up production.
配管の内径を大きくして流速を上げることで(5 ml/min→80 ml/min)、1時間のフローモードのオペレーションで902.2 gの製造を可能としました。但し、混合効率が落ちるせいか収率はラボスケールの81%から71.4%にダウンしています。
続いて著者らは、次工程のフロープロセス構築を試みます。そして、やりました↓
Manufacturing for napabucasin synthesis by a semi-flow process.
最後の脱酢酸反応はバッチで反応させるセミ-フロープロセスです。
オール・バッチだと再結晶と活性炭処理が必要になりますが、セミ・フローではそれが必要なく、ステップ・エコノミーが有利な感じです。
こうして、住友ファーマの研究グループは、ナカブカシン (開発失敗しちゃったけど)のフロー・プロセスを構築しました。
それではここで、バッチ・プロセスとフロー・プロセスを比較・総括してみましょう。
これです↓
Comparison of batch and flow.
論文のトータル収率比較では、
バッチ : 40-48%
フロー : 62%
って書いてあるんだけど、脚注にバッチは最大30 kgスケールって記載されてて、フローの1工程目の収率は902 gスケールの71.4%じゃなくてラボスケールの81%を採用してるんですよね。。。。。
で、フローの1工程目の収率に71.4%を採用すると、フローの総収率は54.3%でバッチに負けてます。。。。。
しかも、フローの2工程目は流速から鑑みるのラボスケールでしかやってない。。。。。
収率以外にもフロー合成の利便性はあるし、企業のフロー合成開発の論文としての価値は高いと思うけど、盛りすぎでちょっと正々堂々としてなくね?と思う二流大出にテクニシャン(研究補助員)のフロー合成メモでした。
収率54%ならバッチには負けていなくないですか??
返信削除最終工程は高薬理対応しない程度のスケールですかね??