多分、人生で初めてそれと意識して食べたラザニアのメモです。
なんかラザニアってコッテリしてるイメージがあって、オッサンなボクは摂取することに二の足を踏んでたんですが、意を決してチャレンジしてみました。
ラザニアバー (南柏, visited Feb. 2026)
住所: 千葉県柏市南柏1-11-11
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
青リンゴ様の香り。
スッキリとスレンダーな飲み口。
フィニッシュには、軽い苦味、酸味、そして仄かな甘味。
コッテリ系料理のラザニアに合ってると思う。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
ラザニアは選べてサラダとスープ付き。
で、ほうれん草、お豆腐、ハム、チーズのラザニアをセレクト。
まず、外周の焦げたロースト・フレーバーが最高に香ばしい。
久々に涙出そうなほど旨かったです。
甘酸っぱい梅ドレッシングが掛かけられた大根、レタス、プチトマトのサラダも美味しいですね。梅と大根がベストマッチ。そして、プチトマトが甘ーい。
スープは胡椒の香りが芳しく、ヤワヤワな大根とトロトロの野菜の滋味溢れる味わいに仕上がっていると思いました。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
尖ったロースト香の中に仄かな甘い香り。
苦味走ったコク。
濃厚な舌触り。
そして、メローな味わい。
=とっても美味しい。
閑話休題
古いんですが、こんな論文を読んでみました↓
TCFH−NMI: Direct Access to N‑Acyl Imidazoliums for Challenging
Amide Bond Formations
Org. Lett., 2018, 20, 4218-4222.
オープンアクセスです。
あのバファリンで有名なブリストル マイヤーズ スクイブ(ティッカーはBMY)からの報告で、嵩高い置換基を持つカルボン酸と求核性に乏しいアミンの組合せといったチャレンジングなアミド化のための縮合剤のお話です。
著者らは創薬研究に係る大スケール合成の研究において、TCFHとNMIとのコンボがマイルドに高活性なアシルイミダゾリウムを系中で発生させ、高収率でアミドを与えることを見出しました。
(多分)これに気を良くした著者らは、TCFHとNMIを用いたアミド化の詳細な検討を行い、汎用性が高く実用的な手法を開発しました。
すなわち、
(1) 嵩高い置換基を持つカルボン酸と求核性に乏しいアミンの組合せに対しても基質一般性が高い(26 examples, 79-95% yield)
(2) マイルドな反応条件 (23˚C)
(3) 曰く、酸クロのように高活性でウロニウム試薬のように使い易い
といったエクセレントな脱水縮合テクを見出したのです。
それでは、著者らの反応開発の道程を辿ってみましょう。
まず著者らは、嵩高いカルボン酸と電子不足アニリンを用いたモデル反応で縮合剤(HATU, BEP, TFFH, TCFH)のスクリーニングをします。
溶媒は、DMF、アセトニトリル
塩基は、DIPEA、NMI、DBU
を検討していています。
その結果、HATU (<2.7% Conv.)とTFFH (=<38% Conv.)はうだつが上がらない結果でしたが、TCFHとBEPは活性が高く、選択性が溶媒と塩基のセレクトに大きく左右されます。
α水素に不斉中心のある光学活性なカルボン酸のアミド化では、NMIの量がクリティカルで、過剰のNMIを使用するとラセミ化が進行しますが、最低必要量の2 eq.程度に減らすことで効果的にラセミ化を抑制できます。あと、やっぱり縮合剤はコンバージョン、選択性ともにTCFHがベストです。
(S)-フェニルプロピオン酸との脱水縮合は、アニリン誘導体 (1.2 eq.)、TCFH (1.1 eq.)、NMII (2.1 eq.)の条件で10例実施していて、70-93% yield、99.6:0.4 er〜>99.9:0.1 erです。
さらに著者らはバリンのメチルエステルを用いたジペプチド、トリペプチド合成も検討しています。こちらはバリン (1.2 eq.)、TCFH (1.1 eq.)、NMII (3.1 eq.)です。
Z-Gly-Phe-Val-OMe (90.7:9.3 dr)ではエピマー化がそこそこ観察されますが、まあええでしょう。
それから著者らはReactIRを使って反応のプロファイルを検証して反応機構を提案しています↓
TCFHとNMIから形成される化合物とカルボン酸との反応からアシルイミダゾリウムが生成するプロセスが速いです。
どうでしょうか。ボクはウロニウム最強の呼び声が高いHATUを圧倒的に上回る活性と選択性に興味を抱かずにはいられません。
以上、多分近々このTCFH-NMIを使う予感がする二流大出のテクニシャン(研究補助員)の脱水縮合メモでした。
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