スティーブ•ジョブズを崇拝するiPhoneユーザーのコンキチです。
最近App Storeをチェックしていたら、手塚治虫アプリ(週刊手塚治虫マガジン)という無料アプリを発見しました。
創刊4月13日のこのアプリは、現在第2号配信中。データの更新は毎週火曜0時で、ボリュームは100頁超。とりあえず、2009年9月末まで期間限定の無料サービスです(将来、週刊誌や日刊紙(新聞)といった課金配信の為の実験なのかな?)。データ量は多いですが、Wi-Fiを使って一旦ダウンロードしちゃえば問題なく軽快に閲覧可能です。
まあ、配信されるコンテンツはおまかせ(7号5月26日更新分まで予定は決まっている)だけど、伝説の巨匠手塚治虫の漫画を手軽に無料で観賞できる価値は大きいと思う。
前にも書いたことがあると思うけど、iPhoneは既存携帯とは異なるインターネットマシーンであり、App Storeはその魅力を高めるツールとしてよく設計されていると思います。実際、最近のiPhoneのCMはApp Storeのアプリを使ったものが多い。
App Storeのアプリ開発(R&D)に他者のリソースを利用するというアイデアは、通常のPC市場において広く見られることであり(それ以外にもP&GのC&Dや、オープン•マーケット•イノベーションなどがあるsee http://researcher-station.blogspot.jp/2007/01/blog-post.html)、別段目新しくもない。しかし、携帯電話市場で、PCと同等かそれ以上の使い勝手の良いアプリを提供するという戦術はiPhoen以前には見当たらない(と思う。サーチ不足だったらごめんなさい)。
iPhoneのディスプレイのサイズやマルチタッチスクリーンの採用(キーを無くす事でディスプレイサイズをスマートに最大化)も、ユビキタス最右翼であるモバイルホン上でインターネットマシーンを具現化するために必要不可欠だったもであり、インターネットにおける視覚(視認性)の重要性を認識した設計だったのではないかと素人のコンキチには思えます。ブロードバンド環境が整備されて以来、インターネット空間におけるコンテンツは多様化し、画像や動画といったコンテンツはあある程度の視認性(見やすさ)を確保しなければ、人間の方の限界につきあたり実用に耐えないものとなってしまう。
通常の携帯キャリアは携帯を電話として戦略(?)を立てているのに対して、アップルは携帯(iPhone)をインターネットマシーンとして考えて戦略を立案している。そのようにコンキチは思います。
あと、この手塚治虫アプリの提供元であるYappaは産経新聞iPhoneアプリの開発も手がけているのだが、ちょっと気になりました。
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2009年4月26日日曜日
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