お題はズバリ、
地球人口の野放図な爆発的増加は、いずれ水や食料問題、エネルギーなどの略奪(戦争)を引き起こすと思われ、世界人口の制御が必要になる。
特に問題なのは、開発途上国の人口増加で、医療技術の供与や衛生インフラの整備に伴う少死と、文化的な理由で避妊を拒むことに起因する多産(多産少死)。
で、対策がこれ↓
a) リプロダクティブヘルス•ライツ(性と生殖に関する健康、権利)
途上国の女性の地位の向上によって人口を減らそうという最も人道的な人口抑制策。1980年代からWHOにより提唱されている。ソフト•ランディング。
b) ネガティブ•ウォー (消極的生物兵器戦争)
先端バイオ技術を使わせないことによって、大勢の人の生命や健康を奪うこと。「特許権による保護→裏薬品価格の高騰」が典型。それから、情報非公開による新薬開発の遅れがある。
c) ポジティブ•ウォー (積極的生物兵器戦争)
先端バイオ技術を駆使して、細菌やウィルスを「改良」して造った生物兵器を積極的に用いて、大勢の人の生命や健康を奪うこと。かなりのハード•ランディング。
人口問題は、人の最も基本的な権利である、人の生死を制御することに係る問題であるため、おそらく(薄っぺらい)道徳上の見地から、あまり声を大にして発言するのは憚られるのかもしれないけれど、快適な地球生活をエンジョイするためには、人口の制御というのは、いずれ必要となると思います(っていうか計画出産工作とか既に実施されている)。
地球規模でみると、あやゆる天然資源はコモンズであり、人口爆発は共有地の悲劇を引き起こす。死活問題に直面すると人間の理性なんて木っ端微塵に吹き飛ぶことは必死でしょう。
ところで、上に挙げた人口抑制策ですが、リプロダクティブヘルス•ライツは彼の国の国民を真に納得させたり、そういった機運を醸成させなければならず、対策としては時間がかかり、ヤワイ。ポジティブ•ウォー (積極的生物兵器戦争)は、はっきり言って大量虐殺だ。ネガティブ•ウォー (消極的生物兵器戦争)も褒められた策ではないけど、ネガティブ•ウォー (消極的生物兵器戦争)を軸にして、リプロダクティブヘルス•ライツとのトレード•オフ戦略で活路を見いだせないかななんて妄想しています。
それにつけても、ネガティブ•ウォーっていうコンセプトは凄いね。コンキチの心の芯にジャストミートっていくらいセンセーショナルな考え方と思った二流大出のなんちゃって研究員でした。
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