2008年1月10日木曜日

エモーショナルなヒラリー

昨日ニュース番組をみてたら、アメリカでは大統領予備選が活況を呈しているようですね。

で、ニューハンプシャー州での予備選で民主党のヒラリー候補が涙ぐんでましたねえ。(多分)勝利前と勝利後の2度に渡って。ニュース番組によると、涙で人情味をアピールできたとか。「ヒラリーの人情味に感激」的に興奮しているエモーショナルな有権者の女性がテレビのインタビューで興奮している映像もながれました。

でも、予備選ごときで涙ぐむ人間を天下の合衆国のリーダーにしていいのかなあ?とコンキチは思いました。

「リーダーは孤独な決断を迫られる」という話をよく耳にしますが、上述したような涙ぐんじゃう政治家に、果たして世界を牛耳る大アメリカのトップ・リーダーがつとまるのだろうか?と思いますね。

確かに人情味は、大衆からシンパシーを引き出すのには良いかもしれませんが、政治という駆け引きの土俵の上では無用の長物と思うのですが。

キューバ危機時(キューバ危機についてコンキチは薄っぺらな知識しかありませんが)のJ. F. ケネディーのような決断ができるのでしょうか?

逆に、ヒラリーの涙が演技でかりそめなものだとすると、人間性を疑いますね(コンキチは演技だと思ってます)。俗にいう「オンナの涙」ですか?そういうのを政治家が武器にするとしたら、安っぽい政治家と思いますね。
(余談ですが、コンキチは田中眞紀子のあの醜悪な涙を忘れることはないと思います)

さて、教訓です。

大衆はエモーショナルなものを好む。だから大衆は愚かなのだ。

以前読んだ「群衆心理」(see http://researcher-station.blogspot.com/2006/09/blog-post_10.html)を例証しているような事例が現実に起こってるのを目の当たりにしたような気がしました。


以上、二流大出のなんちゃって研究員のつぶやきでした。

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