先日、とあるSCへと出かけた折、同SCのフード・コートに出店していたリンガーハットで昼食をとったのですが、
(長崎)ちゃんぽんが激マズでした!!!(怒)
具体的に何がダメだったかというと、麺が全然ダメでしたね。っていうか完璧伸びてた。で、その伸び加減があまりに酷かったので、店員に文句を言ったら(人生で初めて飲食店で文句いったね)、即作り直してくれました。まあ、分かればいいんだよと一旦は怒りを収めたコンキチでしたが、
再提供されたちゃんぽんの麺も、さっきよりはマシといった感じのふにゃふにゃした麺でしたから!!!(怒怒)
麺のあまりのふにゃふにゃ加減に気をとられて気付かなかったけど、なんか麺が以前と変わっているっぽい気がした。
なんでこんなに不味い麺にしたのか分かんないけど、2004年から収益力がガタ落ちっぽいね、この会社。ジリ貧だね。
リンガーのちゃんぽんって、メチャクチャうまい~!!!ってわけじゃないけど、チャーン店にしてはそこそこ美味くて、あと野菜がけっこう入っていてヘルシー感があり、ラーメンよりも調理感があって、そこそこのバリューを感じてたんだけどな。商品設計も、ラーメンじゃなくてちゃんぽんとおうところに軽くニッチをついた感じがしていたんだけど。今回の件、残念です。とりあえず、コンキチのもう二度といかない店のリストにランクインしましたね。
さて、前置きが長くなりましたが、コンキチはリンガーハットに行き、期待していたものとは全く異なる不味いちゃんぽんを提供されて、損失を感じました。
ところで行動経済学によると、人は、同程度であっても利得よりも損失を強く感じるのだそうです。なので、コンキチは今回の件で、ちゃんぽん1杯450円以上の損失を感じました。自分が払った金額以上の損失を感じたのです。結果、損失を回避するため、もう二度とリンガーハットには行くまいという気持ちでいっぱいになりました。
CRMやフレンドリー・サーヴィスは当然と受け取られ、落ち度は深く心に刻み込まれる。B2Cビジネスの失速とかCSダウンって、損失回避の集積の結果なのかなと思うコンキチでした。接客業の方々には個人的に肝に命じておいて欲しいですね。だって、顧客はいい気分になりたいがためにあなたの(働く)店を訪れるのだから。
以上、二流大出の一消費者の呟きでした。
PS(リンガーのちゃんぽんメモ)
ちなみに自分、学生時代にリンガーでバイトしてたことがあるんですが、リンガーのちゃんぽん麺って芯の三分の一を残さないといけないんだよね(これがちゃんぽん版アルデンテ)。そうすることでリンガー独特の触感が生まれる(基本的に規定時間、規定温度で茹でればいんだけど、超混んでる時とか、麺を上げ忘れると、ちょっといただけないね。)
あと、ちゃんぽんって作り手によって味が凄く変わります。スープはポークエキスという(多分)濃縮したエキスを溶いたもの。具材もカットしてあって、入れる分量も決まってる。でも、ラーメンと違って、調理っていうプロセスが多い(=裁量が多い)。特に(味ピーっていう)調味料を豚肉・魚貝類(っていうか海老とイカね)と絡めて炒める際に微妙に焦がすんだけど、そのやり方如何で、できあがったスープのコクが全然違うんだよね。で、このスープのコクを出せる人って殆どいないね(コンキチもだせませんでした)。
チェーン店が手がける品としては、リスク高い商品なのかもしれないと最近思いました。
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2008年5月21日水曜日
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