ちなみに、買ったのはトップバリュー(TOPVALU)の「ヌードル Noodle」。明らかに「日清 カップヌードル」を意識した商品です。
ところで、イオンでの両者の販売価格なんですが↓
「TOPVALU ヌードル Noodle」 78 JPY
「日清 カップヌードル」 128 JPY
でした。前回のブログで書いたプレジ(プレジデントのことね)のNBのカップ麺 160 JPYとはかなり乖離があります(少なくともイオンではね 。まあ、コンビニとかでは160 JPY位なんだろうけど)。
ちなみに、
160 JPY(希望小売り価格) - 15.6 JPY (リベート) - 10,8 JPY (拡販費) = 133.6 JPY
128 JPYまであと少し。もう、スーパーへのリベートとか拡販費は無くなってるのかな?それとも、たまたま今日が特売日だったのかも(気付かなかったけど、土曜だったし)。
で、イオンでのNBとPBの実勢価格差は50 JPY。個人的には、迷わずNB買っちゃうかな。
ところで、他にもちょっと気になったことがあります↓
1) PBのフェイスが圧倒的に広い
→やっぱりフェイスを自在に操ることのできるイオンがメーカーを牛耳っているのかな(イオンの交渉力の方が強い)なんて思いました。流通チャネルって重要と思いました。あと、NBが128 JPYだったら個人的にはNBをチョイスするって書きましたが、これだけPBにフェイスを割り振っている事実を鑑みると、けっこう売れてるのかな?ちなみに、本日購入した「TOPVALU ヌードル Noodle」はよく出来てました。食べ比べたわけじゃないけそ、ブラインド・テストしたら分かんないな(っていうか、どこの会社が造ったかは当然記載はなかったけど、それ相応のロットをさばける企業がつくってるんだから当たり前か)。
2) NBは数種のラインナップがあるが(ちなみに「日清 カップヌードル」は全部で15種類ある。当然、一つの店舗で全種類揃えて売ってることはないが。)、PBは2種類だけ
→以前読んだ「ブランド・マネジメント」という本に書いてあった話を思い出しました。
どういうことかというと、
ということです。その理由としては↓
1) カニバリズム
2) 陳列スペースの確保の問題
3) 取引プロセスの煩雑化
4) 製造ラインの煩雑化
等が挙げられていたと思います。
PBが仕入れ原価を安く保てるのは↓
a) 流通チャネルを牛耳ることで達成できる大量発注が可能なこと。
b) 派生商品を2つに絞ることで、受託先メーカーでの製造ラインの煩雑化を避け、でラインの効率を高めていること。
c) カニバリズムの影響を最小限に抑える。
こんなところもあるのではないかと妄想してしまいました。
あと、これってコスト・リーダーシップを獲得するために、顧客の嗜好の多様性に対応する部分を捨てている(NBにくれてやっている)トレードオフ(=戦略)とも感じましたね。
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