週刊東洋経済(2008年11月22日号)をパラパラめくっていたら、「転職先が決まってから今の会社を辞めなさい」と言う記事があって、
リクルート ワークス研究所の行った調査によると↓
a) 前の会社を退職した後に現在の転職先に内定した 71.9%
b) 前の会社の退職と同時に現在の転職先内定はほぼ同時だった 8.4%
c) 現在の転職先に内定してから前の会社を退職した 18.5%
d) 無回答 1.2%
(2004年度調査リクルート ワークス研究所 ワーキングパーソン調査)
だそうです。
まあ、上記調査結果は母集団がどれぐらいの大きさなのか分かんないし、調査対象は転職が成功した人だけみたいだけど、次の職を確保することなく会社辞めちゃう人がけっこういるような感じですね。中流の戦略としては下の下ですな。
i) 前職の職場を辞す時点で、退職給付制度の不利益を被り、
ii) 新しい職場での人間関係に対する不安
iii) カルチャー(企業風土)に対する不安
iv) 経済的(給与)な不安
v) 仕事が想定外かも
といったリスクをかなりの度合いで負わなければならないというのに、無収入のまま宙ぶらりんの状態になるというのは感心できませんね。
あと、転職先を決める際は、業界の特性(ヒエラルキー)や、会社の情報を充分鑑みることが肝要と思います。そうすることで、少なくともiv) 経済的(給与)な不安、v) 仕事が想定外というリスクは緩和されると思います。
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2008年11月22日土曜日
2008年11月16日日曜日
中流の戦略 (4)
職業選択における情報の非対称性について書きたいと思います。
とりあえず、就社に際してパッと思いつく情報の非対称性が存在する部分を列挙してみます↓
a) 賃金体系•賃金水準
b) カルチャー
c) 配属先
d) 人間関係
etc
すぐに思いつくのはこんなところです。では、上から1つずつ、少しでも情報の非対称性を緩和する術を考えてみます。
ます、
a) 賃金体系•賃金水準
賃金体系(成果主義か能力主義か年功序列かとか)については、はっきり言ってその詳細をアウトサイダーが派秋巣のは極めて困難でしょう。ただ、プレジデントとか週刊東洋経済とか週刊ダイヤモンド、読売ウィークリーといった大人の娯楽誌に特集が組まれることがあるので、有名企業については参考のなるかもしれません。
で、次に賃金水準ですが、上場企業とか有名企業については次に挙げるデータソースからある程度のことを知ることができます↓
1) 有価証券報告書
平均年収、平均年齢、平均勤続年数、労組の有無、退職給付制度を確認できます。
2) 企業のWeb Site
リクルートのページで初任給とか、福利厚生制度とかを確認できます。
3) Webサイト
平均年収ランキング-年収プロ
上場企業のセクター毎の平均年収のランキングが見れる。あと、過去5期分の「従業員数」、「平均年齢」、「勤続年数」、「平均年収」も表にまとめられています。それから、有報の「従業員の状況」の抜粋データをWord文書でダウンロードできます。
それから、個人の投稿によって職種毎の年収が垣間見えるサイト↓
年収インフォ
給与明細教えて!職業・業種別給料明細 年収いくら?
データソースが個人の申告なので、信憑性には疑問が残ります。
4) 業界に注目
「
セイラー教授の行動経済学入門」に書いてあったと思うけど、均等性に引きずられて産業間賃金格差が形成されるというのがあります。
セイラー教授の行動経済学入門


どういうことかというと↓
i) 経理とか人事部門ってどこの会社にもある職種
ii) 業界によって給料(平均賃金)に大きな隔たりがある。例えば、大手民放とか銀行とか大手証券は平均年収1千万超だけど、ゴム製品セクターとかバス会社とかは給料が安い。
iii) で、本質的に経理とか人事の仕事ってどの業界でも大きな違いはないと思うけど、その給料には隔たりがある。同じ職種であっても、高賃金セクターで働く人の方が低金銀セクターで働く人より給料がよい。
iv) ちなみに労働組合は、業界横並び的な要求をすることが多いように思う。っていうか、業界ごとに団体がある。例えば、自動車総連、電機連合、日香労連とか。
っていう感じで、給料設定にはある種のバイアスが存在するので、人生における身の振り方には気をつけた方がよいでしょう。例えば、コンキチのように有機合成を生業にする人間の場合、製薬業(医薬品)が圧倒的に給料が良いと思います。次は、大手化学メーカーとかかな。あと、平均年収ベースでは香料会社も悪くないです(ぬるい環境だし)。
b) カルチャー
はっきり言って、カルチャーは、基本的にリスクとしてうけいれなければならないと思います。
まあ、カルチャーを知る術として、例えば、MyNewsJapanというサイトがあります。で、その中では(元)社員のインタビューから仕事内容(やりがい?)や給与水準、WLBなどが記述されていますが、鵜呑みにはしない方がよいでしょう(参考になる部分も多分にあると思いますが)。っていうか、そういうことを外部にペラペラ喋る人って、社内で評価されていない人である可能性が高い。そういう人のインタビューにはある種のバイアスがかかっていると考えた方が良いと思います。
あと、コンキチはやったことありませんが、OBの話を聴くことは、ある程度ざっくばらんな話を聴けそうで、そこそこ有効かと思います。
それから、雑誌や書籍にも企業のカルチャーに関する記事が載っていたりします。例えば、11/18号のSPAでは、京セラの宗教チックなカルチャーが紹介されています(まあ、企業っていうのは多かれ少なかれ宗教チックなところがあると思いますが)。書籍としては、
内側から見た富士通「成果主義」の崩壊 (ペーパーバックス)とか
若手行員が見た銀行内部事情 (アルファポリス文庫)(多分、みずほ銀行の話)、
ソニー本社六階(ちなみにまだ未読)とか
トヨタの労働現場―ダイナミズムとコンテクストとかがあると思います。ただ、もう会社を辞した人間の書ということで、ある程度のバイアスがかかっている事を考慮し幾分差し引いて読むべきと思います。








c) 配属先
教員とか、吉野屋のバイトとか、そういった職種なら配属先は決まっているでしょうが、内資系企業の新卒採用の場合は、ブラックボックスと思います。特に、大企業になればなるほど、事業所や部門の数が増えるので、予想は困難となると思います。ただ、大企業でも、大卒でMRになりたいなんていうのえあれば、その通りになるかもしれないと思います(自分、MRやったことないのでイメージです)。
ただ、転職市場においては、募集職種が公開され、それに基づいて採用活動が実施されると思うので、採用されれば対象職種での仕事が待っているはずです。
d) 人間関係
予見することはほぼ不可能でしょう。そもそも、部署毎に人間関係を全て網羅することは無理。しかも、人間関係情報に基づいて配属先をコントロールすることも不可能でしょう。道を歩いていて車に轢かれるのと一緒です。ただ、大きな組織(大企業)ほど、多くに事業所や部署、人員を抱えているので、異動という手段を行使して問題となっている人間関係から逃げ出すことができる可能性が高まると思います。
逆に小さい企業だと、異動は完全なるキャリアの断絶を意味し、人間関係からは逃れたけど、仕事的に納得できない事態に追い込まれるかもしれません。そうなった場合に転職という選択肢が出て来るかと思いますが、転職に係る自分の能力的問題に加えて、転職先の情報の非対称性とも格闘しなければならなくなると思います。
以上、コンキチの思うところを徒然なるままに書き綴ってきましたが。中流の戦略の最もファンダメンタルな基盤となる勤務先を選択する上で、上述した内容を時間をかけてチェックすることは重要と思います。特に、どんな業界に進むかということを考慮するのは早いほうが良いでしょう。例えば、ノーベル賞化学者級の研究者になりたいというのであれば、少なくとも所謂理系を選択しなければなりません。
また、高級官僚になりたいというのであれば、少なくとも、旧帝大とかそれに準ずる大学に入学することが重要と思います。なので、そういうことを実現できる学習を実施しなければいけない。
コンキチが就活していたころ(1998年)にまだ難しかった情報の入手が、今はインターネット経由で簡単にできます。っていうか具体的には有報をはじめとするIR資料のことを言っているのですが、そういった資料にあたることで、業界の特異性(給与水準とか、業界を取り巻く環境とか)とか、収益性、安定性が見えてきます。
もしあなたがサラリーマン人生を全うすることで中流の戦略を実行するのなら、就社の選択は最も重要です。仮に大卒で就社して定年(一応60歳)まで勤め上げるなら、約38年間を会社を基盤とした経済活動により生活を維持していくことになります。途中でいやになったら転職すればいいさという人もいるかもしれませんが、退職給付制度の観点からは100%不利になること請け合いです。また、転職するに際しても情報収集して企業研究しないといけない。
まだ、比較的時間に余裕のある学生時代にみっちり有報や(ちゃんとした)経営学の本を読んで業界研究することは、豊かな中流生活を歩む上で重要と思います(なので、そういったことを怠って、安直に就活していたコンキチは後悔いています)。
中流の戦略 (5)に続く
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とりあえず、就社に際してパッと思いつく情報の非対称性が存在する部分を列挙してみます↓
a) 賃金体系•賃金水準
b) カルチャー
c) 配属先
d) 人間関係
etc
すぐに思いつくのはこんなところです。では、上から1つずつ、少しでも情報の非対称性を緩和する術を考えてみます。
ます、
a) 賃金体系•賃金水準
賃金体系(成果主義か能力主義か年功序列かとか)については、はっきり言ってその詳細をアウトサイダーが派秋巣のは極めて困難でしょう。ただ、プレジデントとか週刊東洋経済とか週刊ダイヤモンド、読売ウィークリーといった大人の娯楽誌に特集が組まれることがあるので、有名企業については参考のなるかもしれません。
で、次に賃金水準ですが、上場企業とか有名企業については次に挙げるデータソースからある程度のことを知ることができます↓
1) 有価証券報告書
平均年収、平均年齢、平均勤続年数、労組の有無、退職給付制度を確認できます。
2) 企業のWeb Site
リクルートのページで初任給とか、福利厚生制度とかを確認できます。
3) Webサイト
平均年収ランキング-年収プロ
上場企業のセクター毎の平均年収のランキングが見れる。あと、過去5期分の「従業員数」、「平均年齢」、「勤続年数」、「平均年収」も表にまとめられています。それから、有報の「従業員の状況」の抜粋データをWord文書でダウンロードできます。
それから、個人の投稿によって職種毎の年収が垣間見えるサイト↓
年収インフォ
給与明細教えて!職業・業種別給料明細 年収いくら?
データソースが個人の申告なので、信憑性には疑問が残ります。
4) 業界に注目
「
どういうことかというと↓
i) 経理とか人事部門ってどこの会社にもある職種
ii) 業界によって給料(平均賃金)に大きな隔たりがある。例えば、大手民放とか銀行とか大手証券は平均年収1千万超だけど、ゴム製品セクターとかバス会社とかは給料が安い。
iii) で、本質的に経理とか人事の仕事ってどの業界でも大きな違いはないと思うけど、その給料には隔たりがある。同じ職種であっても、高賃金セクターで働く人の方が低金銀セクターで働く人より給料がよい。
iv) ちなみに労働組合は、業界横並び的な要求をすることが多いように思う。っていうか、業界ごとに団体がある。例えば、自動車総連、電機連合、日香労連とか。
っていう感じで、給料設定にはある種のバイアスが存在するので、人生における身の振り方には気をつけた方がよいでしょう。例えば、コンキチのように有機合成を生業にする人間の場合、製薬業(医薬品)が圧倒的に給料が良いと思います。次は、大手化学メーカーとかかな。あと、平均年収ベースでは香料会社も悪くないです(ぬるい環境だし)。
b) カルチャー
はっきり言って、カルチャーは、基本的にリスクとしてうけいれなければならないと思います。
まあ、カルチャーを知る術として、例えば、MyNewsJapanというサイトがあります。で、その中では(元)社員のインタビューから仕事内容(やりがい?)や給与水準、WLBなどが記述されていますが、鵜呑みにはしない方がよいでしょう(参考になる部分も多分にあると思いますが)。っていうか、そういうことを外部にペラペラ喋る人って、社内で評価されていない人である可能性が高い。そういう人のインタビューにはある種のバイアスがかかっていると考えた方が良いと思います。
あと、コンキチはやったことありませんが、OBの話を聴くことは、ある程度ざっくばらんな話を聴けそうで、そこそこ有効かと思います。
それから、雑誌や書籍にも企業のカルチャーに関する記事が載っていたりします。例えば、11/18号のSPAでは、京セラの宗教チックなカルチャーが紹介されています(まあ、企業っていうのは多かれ少なかれ宗教チックなところがあると思いますが)。書籍としては、
c) 配属先
教員とか、吉野屋のバイトとか、そういった職種なら配属先は決まっているでしょうが、内資系企業の新卒採用の場合は、ブラックボックスと思います。特に、大企業になればなるほど、事業所や部門の数が増えるので、予想は困難となると思います。ただ、大企業でも、大卒でMRになりたいなんていうのえあれば、その通りになるかもしれないと思います(自分、MRやったことないのでイメージです)。
ただ、転職市場においては、募集職種が公開され、それに基づいて採用活動が実施されると思うので、採用されれば対象職種での仕事が待っているはずです。
d) 人間関係
予見することはほぼ不可能でしょう。そもそも、部署毎に人間関係を全て網羅することは無理。しかも、人間関係情報に基づいて配属先をコントロールすることも不可能でしょう。道を歩いていて車に轢かれるのと一緒です。ただ、大きな組織(大企業)ほど、多くに事業所や部署、人員を抱えているので、異動という手段を行使して問題となっている人間関係から逃げ出すことができる可能性が高まると思います。
逆に小さい企業だと、異動は完全なるキャリアの断絶を意味し、人間関係からは逃れたけど、仕事的に納得できない事態に追い込まれるかもしれません。そうなった場合に転職という選択肢が出て来るかと思いますが、転職に係る自分の能力的問題に加えて、転職先の情報の非対称性とも格闘しなければならなくなると思います。
以上、コンキチの思うところを徒然なるままに書き綴ってきましたが。中流の戦略の最もファンダメンタルな基盤となる勤務先を選択する上で、上述した内容を時間をかけてチェックすることは重要と思います。特に、どんな業界に進むかということを考慮するのは早いほうが良いでしょう。例えば、ノーベル賞化学者級の研究者になりたいというのであれば、少なくとも所謂理系を選択しなければなりません。
また、高級官僚になりたいというのであれば、少なくとも、旧帝大とかそれに準ずる大学に入学することが重要と思います。なので、そういうことを実現できる学習を実施しなければいけない。
コンキチが就活していたころ(1998年)にまだ難しかった情報の入手が、今はインターネット経由で簡単にできます。っていうか具体的には有報をはじめとするIR資料のことを言っているのですが、そういった資料にあたることで、業界の特異性(給与水準とか、業界を取り巻く環境とか)とか、収益性、安定性が見えてきます。
もしあなたがサラリーマン人生を全うすることで中流の戦略を実行するのなら、就社の選択は最も重要です。仮に大卒で就社して定年(一応60歳)まで勤め上げるなら、約38年間を会社を基盤とした経済活動により生活を維持していくことになります。途中でいやになったら転職すればいいさという人もいるかもしれませんが、退職給付制度の観点からは100%不利になること請け合いです。また、転職するに際しても情報収集して企業研究しないといけない。
まだ、比較的時間に余裕のある学生時代にみっちり有報や(ちゃんとした)経営学の本を読んで業界研究することは、豊かな中流生活を歩む上で重要と思います(なので、そういったことを怠って、安直に就活していたコンキチは後悔いています)。
中流の戦略 (5)に続く
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2008年11月10日月曜日
表層と核心の狭間で
週刊東洋経済で、
内側から見た富士通の著者、城繁幸氏のコラム「だから若者は幸せになれない」の連載があります。
で、その第44回 格差問題の本質(1) 「変われない日本 それが格差を生む」というのの中にこういう記述があります↓
理解に苦しむのは、格差の拡大を小泉改革に負わせようとする論調が少なくないことだ。事実は、非正規雇用の拡大は小泉内閣以前の92年ごろから始まっている。こうした誤認も変化を恐れる思考回路から来ているのかもしれない。
コンキチは城氏の言っていることを確認したわけではないですが(面倒くさいからね)、当たってると思う(なんとなく)。
人は、たとえ時系列的の整合性がなくても、因果を印象的な事象に結びつける傾向があるのかなと思う二流大出のなんちゃって研究員なのです。
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で、その第44回 格差問題の本質(1) 「変われない日本 それが格差を生む」というのの中にこういう記述があります↓
理解に苦しむのは、格差の拡大を小泉改革に負わせようとする論調が少なくないことだ。事実は、非正規雇用の拡大は小泉内閣以前の92年ごろから始まっている。こうした誤認も変化を恐れる思考回路から来ているのかもしれない。
コンキチは城氏の言っていることを確認したわけではないですが(面倒くさいからね)、当たってると思う(なんとなく)。
人は、たとえ時系列的の整合性がなくても、因果を印象的な事象に結びつける傾向があるのかなと思う二流大出のなんちゃって研究員なのです。
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2008年11月9日日曜日
Selective desymmetrization
←最近、富乃宝山を呑んでます。多分、フェアバリューで購入できました(1,500円で買った)。
西酒造も事故米騒動に巻き込まれて大変と思いますが、頑張って欲しいです。コンキチは応援します。
ニューウェーブ系の富乃宝山。死ぬ前に一度呑んでみた方が良いでしょう。
さて、こんな文献を読んでみました↓
対称ジエステルの実用的な選択的モノ加水分解反応-現状と展望-
Highly Efficient and Practical Selective Monohydrolysis of Symmetric Diesters: Recent Progress and Scope
有機合成化学協会誌 Vol. 66, No. 10, 2008
対称エステルの高選択的モノ加水分解によるハーフエステルの合成です。で、例えばこんな↓反応なんですが、
1) NaOH pellets (1eq.), MeOH, r.t., 60-70min, Yield < 10% (yellow, paste-like) 2) THF/aq. NaOH (2eq.), 0℃, 60-70min, Yield quant. (white solid) という結果になるそうです。軽く驚きです。過去に同様の報告例もなしだとか。 この反応の発見は、プロセス開発というのが目的ではなく、教育目的でごく少量のハーフエステルを少しでも楽に得たいという思いから、偶然発見されたのだそうです。 ref.
J. Org. Chem. 2000, 65, 5834.
Chemical and Engineering News, 2001, January 22, 90.
以下に本反応のメモを少々↓
a) 基質
エステルユニットの疎水性の増加に伴い、加水分解されにくくなる。
ref. Tetrahedron Lett. 2000, 41, 10163.
b) 溶媒効果
THFと水の比率が重要。上記schemeの反応における実験操作は、1.2 mmolの基質をTHFに溶かし、total 22mlとなるように水を加え、氷水浴下で塩基を加えるというもの。
THF%(v/v), Reaction time, Isolated yield, Rate constant (L•mol-1•s-1)
73%, 8 h, 88%, 3.26±0.02×10-3
60%, 6 h, 30 min, 81%, 6.06±0.12×10-3
47%, 5 h 20 min, 84%, 1.10±0.02×10-2
33%, 3 h, 90%, 2.06±0.23×10-2
20%, 70 min, 94%, 2.56±0.06×10-2
7%, 70 min, >99%, 4.70±0.02×10-2
3%, 70 min, >99%, 4.81±0.10×10-2
0%, 70 min, >99%, 4.59±0.07×10-2
反応速度に及ぼすTHF比率の効果が大きい。あと、THFの割合が20%以上に増えた時には、しばしばゼリー状の水和物が生成し、撹拌•抽出が困難になることがあったそうな(ref.Chemical Engineering Science 2001, 56, 4747.; J. Chem. Eng. Data 2005, 50, 2058.)。
Solvent-freeで高収率っていうのが興味深いです。
THF以外のの溶媒では↓
反応条件は、co-solvent (2 ml)-water (20 ml)ね。
Co-solvent, Yield, Rate constant (L•mol-1•s-1)
THF, >99%, 4.70±0.02×10-2
CH3CN, >99%, 4.85±0.40×10-2
MeOH, 90%, 3.73±0.50×10-2
EtOH, 86%, 3.48±0.06×10-2
2-PrOH, 88%, 3.29±0.02×10-2
CH2Cl2, 9%, 8.60±0.27×10-4
None, >99%, 4.59±0.07×10-2
で、著者の考察↓
当初はこの反応が、一般によく報告されている二相反応のように有機溶媒と水との二相反応と想像したが、この仮説は間違いであり、この条件では少量のTHFは水に溶けていて単一相をなしており、そこに有機分子であるジエステルが第二相として反応に参加したものと思われる。THFはジエステルが反応系によくなじむのに寄与しており、これは原料のジエステルが固体である場合は、はじめにTHFに溶かしてから反応を行えるという利点にもなる。
また、著者は、
この溶媒でる水への馴染みにくさが原動力となってdesymmetrizationが起きるには、筆者が気づいた限りでは図らずも本反応が最初の例の1つである。
と述べています。
c) 塩基の効果
上記schemeに反応では、
Base (2eq.), Reaction time, Yield
LiOH, 60-70 min, >99%
NaOH, 60-70 min, >99%
KOH, 30-40 min, >99%
CsOH, 30-40 min, >99%
僅かにKOHとCsOHがLiOHやNaOHよりも反応性が高いという程度。
ref. Bull. Chem. Soc. Jpn. 2005, 78, 498.
基質にdimethyl glutarateを用いると、
反応性: KOHとCsOH > LiOHやNaOH
選択性: KOH > CsOH > NaOH ≥ LiOH
d) 温度効果
反応温度の上昇に伴い(Base 2eq.)、ジカルボン酸の生成が増加。選択性を保つために、0℃近辺の低温を保つことが必要。
e) Monohydrolysis of malonic acid diester
基質、塩基の種類•量を変えて検討しています。塩基の量は1 eq.前後でベスト•プラクティス
ref. Tetrahedron Lett. 2008, 49, 4434.
あと、実用的な大量合成にもTRY↓
基質濃度を上げ、CH3CN-H2O系、KOH (1eq.), 0-4℃で反応を行い、蒸留して、158.3 gのDimethyl malonnateから対応するハーフエステル114.8 gがGETできるそです(81% yield)。
f) その他
コハク酸ジメチルやアジピン酸ジメチルのモノ加水分解にも有効で、ノルボルネンやその炭素-炭素二重結合を還元した基質のトランスジエステルでは、exo選択的に加水分解が進行する。
ref.) Tetrahedton Lett. 2003, 44, 8567.
凄くシンプルな反応で、これまでに研究がやりつくされている気がしていたのですが、凄い成果と思います。注目と賞賛に値する仕事と思いました。
何事も再考する姿勢が重要と思い直す、二流大出のなんちゃって研究員なのでした。
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西酒造も事故米騒動に巻き込まれて大変と思いますが、頑張って欲しいです。コンキチは応援します。
ニューウェーブ系の富乃宝山。死ぬ前に一度呑んでみた方が良いでしょう。
さて、こんな文献を読んでみました↓
対称ジエステルの実用的な選択的モノ加水分解反応-現状と展望-
Highly Efficient and Practical Selective Monohydrolysis of Symmetric Diesters: Recent Progress and Scope
有機合成化学協会誌 Vol. 66, No. 10, 2008
対称エステルの高選択的モノ加水分解によるハーフエステルの合成です。で、例えばこんな↓反応なんですが、
1) NaOH pellets (1eq.), MeOH, r.t., 60-70min, Yield < 10% (yellow, paste-like) 2) THF/aq. NaOH (2eq.), 0℃, 60-70min, Yield quant. (white solid) という結果になるそうです。軽く驚きです。過去に同様の報告例もなしだとか。 この反応の発見は、プロセス開発というのが目的ではなく、教育目的でごく少量のハーフエステルを少しでも楽に得たいという思いから、偶然発見されたのだそうです。 ref.
J. Org. Chem. 2000, 65, 5834.
Chemical and Engineering News, 2001, January 22, 90.
以下に本反応のメモを少々↓
a) 基質
エステルユニットの疎水性の増加に伴い、加水分解されにくくなる。
ref. Tetrahedron Lett. 2000, 41, 10163.
b) 溶媒効果
THFと水の比率が重要。上記schemeの反応における実験操作は、1.2 mmolの基質をTHFに溶かし、total 22mlとなるように水を加え、氷水浴下で塩基を加えるというもの。
THF%(v/v), Reaction time, Isolated yield, Rate constant (L•mol-1•s-1)
73%, 8 h, 88%, 3.26±0.02×10-3
60%, 6 h, 30 min, 81%, 6.06±0.12×10-3
47%, 5 h 20 min, 84%, 1.10±0.02×10-2
33%, 3 h, 90%, 2.06±0.23×10-2
20%, 70 min, 94%, 2.56±0.06×10-2
7%, 70 min, >99%, 4.70±0.02×10-2
3%, 70 min, >99%, 4.81±0.10×10-2
0%, 70 min, >99%, 4.59±0.07×10-2
反応速度に及ぼすTHF比率の効果が大きい。あと、THFの割合が20%以上に増えた時には、しばしばゼリー状の水和物が生成し、撹拌•抽出が困難になることがあったそうな(ref.Chemical Engineering Science 2001, 56, 4747.; J. Chem. Eng. Data 2005, 50, 2058.)。
Solvent-freeで高収率っていうのが興味深いです。
THF以外のの溶媒では↓
反応条件は、co-solvent (2 ml)-water (20 ml)ね。
Co-solvent, Yield, Rate constant (L•mol-1•s-1)
THF, >99%, 4.70±0.02×10-2
CH3CN, >99%, 4.85±0.40×10-2
MeOH, 90%, 3.73±0.50×10-2
EtOH, 86%, 3.48±0.06×10-2
2-PrOH, 88%, 3.29±0.02×10-2
CH2Cl2, 9%, 8.60±0.27×10-4
None, >99%, 4.59±0.07×10-2
で、著者の考察↓
当初はこの反応が、一般によく報告されている二相反応のように有機溶媒と水との二相反応と想像したが、この仮説は間違いであり、この条件では少量のTHFは水に溶けていて単一相をなしており、そこに有機分子であるジエステルが第二相として反応に参加したものと思われる。THFはジエステルが反応系によくなじむのに寄与しており、これは原料のジエステルが固体である場合は、はじめにTHFに溶かしてから反応を行えるという利点にもなる。
また、著者は、
この溶媒でる水への馴染みにくさが原動力となってdesymmetrizationが起きるには、筆者が気づいた限りでは図らずも本反応が最初の例の1つである。
と述べています。
c) 塩基の効果
上記schemeに反応では、
Base (2eq.), Reaction time, Yield
LiOH, 60-70 min, >99%
NaOH, 60-70 min, >99%
KOH, 30-40 min, >99%
CsOH, 30-40 min, >99%
僅かにKOHとCsOHがLiOHやNaOHよりも反応性が高いという程度。
ref. Bull. Chem. Soc. Jpn. 2005, 78, 498.
基質にdimethyl glutarateを用いると、
反応性: KOHとCsOH > LiOHやNaOH
選択性: KOH > CsOH > NaOH ≥ LiOH
d) 温度効果
反応温度の上昇に伴い(Base 2eq.)、ジカルボン酸の生成が増加。選択性を保つために、0℃近辺の低温を保つことが必要。
e) Monohydrolysis of malonic acid diester
基質、塩基の種類•量を変えて検討しています。塩基の量は1 eq.前後でベスト•プラクティス
ref. Tetrahedron Lett. 2008, 49, 4434.
あと、実用的な大量合成にもTRY↓
基質濃度を上げ、CH3CN-H2O系、KOH (1eq.), 0-4℃で反応を行い、蒸留して、158.3 gのDimethyl malonnateから対応するハーフエステル114.8 gがGETできるそです(81% yield)。
f) その他
コハク酸ジメチルやアジピン酸ジメチルのモノ加水分解にも有効で、ノルボルネンやその炭素-炭素二重結合を還元した基質のトランスジエステルでは、exo選択的に加水分解が進行する。
ref.) Tetrahedton Lett. 2003, 44, 8567.
凄くシンプルな反応で、これまでに研究がやりつくされている気がしていたのですが、凄い成果と思います。注目と賞賛に値する仕事と思いました。
何事も再考する姿勢が重要と思い直す、二流大出のなんちゃって研究員なのでした。
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ブックオフオンライン
先日、書店の前を通りかかったら、東野圭吾のガリレオシリーズの新作
ガリレオの苦悩
聖女の救済




が平積みされていました。で、我慢できずに買っちゃいました。
感想なんですが、短編集の「
ガリレオの苦悩」はあいかわらずの切れ味の鋭さが光ってます。それから、長編の「
聖女の救済」なんですが、なかなかの白眉的作品と思いました。自分、「
容疑者Xの献身」はトリック的にはかなりの衝撃をうけたんですが、犯行の動機に気持ちがイマイチはいりこめませんでした。でも、今回のは良いです。あと、刑事コロンボ的で、いいですね。
さて、本題にはいります。
先日、ブックオフのリアル店舗に行って買い物をしてきました。で、コンキチがセレクトした中古本とともにブックオフオンラインのチラシがブックオフの買い物袋の中に入っていました。よくよく調べてみると、2007年8月からやってるんですね。完璧に気づいてませんでした。
当初、コンキチはブックオフのECビジネス参入にちょっと懐疑的でした。というのも↓
a) 送料はそうするのか?アマゾンのマーケットプレイス並みの送料をとってたら、商品の割安感がなくなり、ビジネスとしてなりたたないのではないか?
b) 在庫管理はどうするのか?リアル店舗との連携は、オペレーションを複雑化し混迷がもたらされるような気がする。
c) 中古商品をメインにオンラインで販売する場合、品揃えが充分ではないのではないか?アマゾンのマーケットプレイスはあくまで補完的ビジネスだと思う。
こんな懸念があったからです。
でも、不安はかなりの程度払拭されました。何故なら↓
a) 1,500円以上の購入で送料無料
b) 当面は、リアル店舗との連携は行わない(困難さを認識している)
c) 新品の販売も同時に手がけ、シリーズ本の欠品を補完できる。
ブックオフの知名度は既にかなりのものがあるし、ECビジネスはけっこいういけるかもしれないと感じました。特に、新品の販売も手がけるというのが良いと思います。
後付けになりますが、コンキチは以前、知財関連の研修に行って、ワークデザインのレクチャーを受けたのですが(see http://ameblo.jp/researcher/entry-10025923186.html)、そのとき書籍販売ビジネスを勝手に機能展開して、中古本と新品を一緒に販売するというのを考えました。で、それを実現できるのは中古書籍市場を牛耳っているブックオフしかいないと思っていました。でも、新品書籍の流通ってなんかお約束がありそうだし、リアル店舗で新品と中古を販売する場合、ある種の工夫が必要(棚を2段にして、上段をビニーオルでパッキングした新品、下段を中古にするとか)で、オペレーション効率を悪化っさせたり、逆に顧客の利便性を損ねることにつながる可能性とかもあって、簡単ではないのかなあぐらいに考えていました。あと、新品の万引きリスクはいたいかもとか。
オンラインビジネスでは、万引きリスクは解消するし、ユーザーの利便性は損なわれない(中古品の陳列スペースが少なくなるとか)。重要なのは、顧客の元に届く中古品の品質の擦り合わせの方法を確立し、顧客との間に信頼を築くことだと思います。
今後の展開に興味津々の二流大出のなんちゃって研究員なのです。
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が平積みされていました。で、我慢できずに買っちゃいました。
感想なんですが、短編集の「
さて、本題にはいります。
先日、ブックオフのリアル店舗に行って買い物をしてきました。で、コンキチがセレクトした中古本とともにブックオフオンラインのチラシがブックオフの買い物袋の中に入っていました。よくよく調べてみると、2007年8月からやってるんですね。完璧に気づいてませんでした。
当初、コンキチはブックオフのECビジネス参入にちょっと懐疑的でした。というのも↓
a) 送料はそうするのか?アマゾンのマーケットプレイス並みの送料をとってたら、商品の割安感がなくなり、ビジネスとしてなりたたないのではないか?
b) 在庫管理はどうするのか?リアル店舗との連携は、オペレーションを複雑化し混迷がもたらされるような気がする。
c) 中古商品をメインにオンラインで販売する場合、品揃えが充分ではないのではないか?アマゾンのマーケットプレイスはあくまで補完的ビジネスだと思う。
こんな懸念があったからです。
でも、不安はかなりの程度払拭されました。何故なら↓
a) 1,500円以上の購入で送料無料
b) 当面は、リアル店舗との連携は行わない(困難さを認識している)
c) 新品の販売も同時に手がけ、シリーズ本の欠品を補完できる。
ブックオフの知名度は既にかなりのものがあるし、ECビジネスはけっこいういけるかもしれないと感じました。特に、新品の販売も手がけるというのが良いと思います。
後付けになりますが、コンキチは以前、知財関連の研修に行って、ワークデザインのレクチャーを受けたのですが(see http://ameblo.jp/researcher/entry-10025923186.html)、そのとき書籍販売ビジネスを勝手に機能展開して、中古本と新品を一緒に販売するというのを考えました。で、それを実現できるのは中古書籍市場を牛耳っているブックオフしかいないと思っていました。でも、新品書籍の流通ってなんかお約束がありそうだし、リアル店舗で新品と中古を販売する場合、ある種の工夫が必要(棚を2段にして、上段をビニーオルでパッキングした新品、下段を中古にするとか)で、オペレーション効率を悪化っさせたり、逆に顧客の利便性を損ねることにつながる可能性とかもあって、簡単ではないのかなあぐらいに考えていました。あと、新品の万引きリスクはいたいかもとか。
オンラインビジネスでは、万引きリスクは解消するし、ユーザーの利便性は損なわれない(中古品の陳列スペースが少なくなるとか)。重要なのは、顧客の元に届く中古品の品質の擦り合わせの方法を確立し、顧客との間に信頼を築くことだと思います。
今後の展開に興味津々の二流大出のなんちゃって研究員なのです。
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2008年11月8日土曜日
PB vs NB (4)
最近、めっきり気温がさがり、ホット•コーヒーが飲みやすい季節になってきました。コンキチはスタバのESPRESSO ROAST(パッケージ変わったね)を直火式のエスプレッソ•メーカ-でたてて楽しんでいます。
さて、先日イトーヨーカドーに行ったときに、カップラーメンの値段をメモってきました↓
a) セブンプレミアム きつねうどん (68g) 88円 (東洋水産)
b) セブンプレミアム 天ぷらそば (69g) 88円 (東洋水産)
c) セブンプレミアム カレーヌードル 98円 (サンヨー食品)
d) セブンプレミアム シーフードヌードル (78g) 98円 (サンヨー食品)
e) セブンプレミアム しょうゆヌードル (79g) 98円 (サンヨー食品)
f) 日清 どん兵衛 きつねうどん (97g) 158円 (日清食品)
g) 日清 どん兵衛 天ぷらそば (101g) 158円 (日清食品)
h) マルちゃん 赤いきつねうどん (96g) 158円 (東洋水産)
i) マルちゃん 緑のたぬき天そば (101g) 158円 (東洋水産)
ここで注目したいのは、NBに対する対抗PBを同時に陳列している東洋水産です。
一見すると、自社NBのカニバリズムが懸念さますが、それを回避するそれなりの工夫が感じ取れます。以下メモ(実際に共食い現象が生じているのかどうかは確認してません)↓
1) セブンプレミアムの商品は、全てカップヌードルスタイルの容器で、NBはどんぶりタイプの容器でした。容器の形状を変えることで、対抗PBという印象を与えないようにしている気がする。
2) 東洋水産のPBは、重量ベースで内容量が極端に少ない。ちなみに、グラム当たり単価はサンヨー食品のPBより高いが、販売価格は圧倒的に安い。東洋水産のPBは価格感度の高い層をターゲットにしていると思う。
ちなみに各社製品のグラム当たり単価は↓
a) 東洋水産PB/ 1.28-1.29 JPY/g
b) サンヨー食品PB/ 1.24-1.26 JPY/g
c) 日清食品NB/ 1.56-1.63 JPY/g
d) 東洋水産NB/ 1.56-1.65 JPY/g
3) マルちゃんブランドでどん兵衛に対抗し、廉価なPBで、NBでとりこぼしている価格感度の高い顧客をカバーしている気がする。
4) Harvard Business Reviewの寄稿集でるHarvard Business Review Anthologyシリーズの
<引用開始>
では、最低価格保証を利用して消費者に好印象を抱かせるには、商品の何割程度が他店と擬革できる必要があるだろうか。その比率は意外にも小さい。トウィーター(ニューイングランド地方の家電小売り)が先のように最低価格を自動的に保証する方式を始めた時、払い戻しの対象となったのは販売件数のわずか六パーセントにすぎなかった。
おもしろいことに、メーカーのなかには納入先ごとに商品の仕様を少しずつ変えて、消費者が最低価格保証を利用しにくくしているところがある。このように同一ブランドで多数の変種をつくる方法は家電業界では一般的であり、メーカーは小売企業ごとに異なるモデル番号の商品を出荷している
<引用終了>
この本ね↓
内容量を抑え、プライシングを低く設定し、他社PBや自社NBとの単純な比較を難しくしている東洋水産の戦略はこれに似てると思うな。
最近、公私ともに忙しいんだけど、時間がとれたら東洋水産かの有報でも読んでみようかな。
以上、二流大出のなんちゃって研究員のメモでした。
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2008年11月6日木曜日
侵略とはなにか?
最近、どこかの国の元航空幕僚長の話題がメディアで踊っています。
日本は侵略国家ではない
特に問題ないと思うんだけどな。
コンキチは大東亜戦争をあまりよく理解してないけど、
a) 日中戦争の発端は中国側にあった。
b) 日韓併合は韓国から臨まれた。しかも、教育やインフラ整備につとめた
と思うんだけど、これって欧米列強が行った植民地政策とは一線を画すと思うんだけどな。
っていうか、戦時にも完璧なる善を求めるの?例えば不殺とか(笑)
「侵略の定義」
「(南京大虐殺とかいう嘘っぱちじゃない)事実の提示」
「事実に則った、太極的•相対的各国評価」
これらをセットで明示すべきと思うんだけど。
あと笑えるのがマスゴミで、いつも政府を批判してるくせに、日本は侵略国家だったという点だけは大賛成して応援する。
その恣意的な価値基準っていうか、ご都合主義にププって感じです。
あげくの果てに、論文の賞金と退職金を返却しないのはけしからん的な報道しますからね。だったら、変更報道や、誤報、いい間違えがあったとき、キャスターとかコメンテーター、番組関係スタッフ、経営陣なども退職金とか給料返納すべきと思うんだけど。
他人に厳しく、自分に甘いのは官僚の専売特許ではないと思うに二流大出のなんちゃって研究員なのでした。
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特に問題ないと思うんだけどな。
コンキチは大東亜戦争をあまりよく理解してないけど、
a) 日中戦争の発端は中国側にあった。
b) 日韓併合は韓国から臨まれた。しかも、教育やインフラ整備につとめた
と思うんだけど、これって欧米列強が行った植民地政策とは一線を画すと思うんだけどな。
っていうか、戦時にも完璧なる善を求めるの?例えば不殺とか(笑)
「侵略の定義」
「(南京大虐殺とかいう嘘っぱちじゃない)事実の提示」
「事実に則った、太極的•相対的各国評価」
これらをセットで明示すべきと思うんだけど。
あと笑えるのがマスゴミで、いつも政府を批判してるくせに、日本は侵略国家だったという点だけは大賛成して応援する。
その恣意的な価値基準っていうか、ご都合主義にププって感じです。
あげくの果てに、論文の賞金と退職金を返却しないのはけしからん的な報道しますからね。だったら、変更報道や、誤報、いい間違えがあったとき、キャスターとかコメンテーター、番組関係スタッフ、経営陣なども退職金とか給料返納すべきと思うんだけど。
他人に厳しく、自分に甘いのは官僚の専売特許ではないと思うに二流大出のなんちゃって研究員なのでした。
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2008年11月3日月曜日
中流の戦略 (3)
中流の戦略の一つに、投資収益率の高い教育への投資というのがあると思います。
で、どういうのが投資収益率がよいかというのに、こんなのも1つの解がじゃないかと思います↓
a) 高校卒業
↓
b) 地元の保守的な製造業(競争が少なく、参入障壁が高い)に就職
↓
c) 職場結婚(相手も高卒)
↓
d) 会社にしっかり洗脳されてそこそこ忠誠を誓い、定年までしがみつく
↓
e) 自分の能力を高める持ち出しの投資は皆無
↓
f) 世帯年収は余裕で1,000万超
これって、条件は限定されるけど1つの勝ちパターンと思います。特に、b) 地元の保守的な製造業(競争が少なく、参入障壁が高い)に就職っていうのが最も大きな制約条件と思います。でも、そんな会社が近所にあったら検討の価値があるでしょう。
メーカーは物を造らなければならないので、工場を保有しています。で、工場はある程度の敷地面積が必要であったり、廃棄物関連の処理とかで工業団地とかがあれば有利かもしれないので、そういった立地を勘案するとある程度の田舎(少なくとも車社会チックな地域)に建っていると思います。
で、工場を安定稼働させるためには、人員を確保しなければならない。工場はシフトを組んで稼働している場合が多いと思うので、ホワイトカラーに比べて圧倒的のフレキシブルな勤務体系に適応できる地元の人材に白羽の矢がたつ。
工場の要員は、高度な専門知識が必要ではないので、高卒がターゲットとなります。但し、職種が一応理系なので工業高校を卒業していると有利かもしれません(近くに工業科的な学科がある高校がある場合も多いかもしれません)。
あと、倒産リスクを回避するため、上場企業(もしくはその子会社)が無難かもしれません。そして、業界的に高賃金な業界を選択すべきでしょう。有報を読んだりすれば平均賃金、労組の有無、平均勤続年数、男女比がすぐ分かります。平均賃金をセクターごとにまとめて表にしているサイトもあるので、そんな情報を参考にするっと良いと思います。
で、そんな会社に就職できて定年まで勤め上げたら、企業年金と退職一時金とかも最も有利な形で会社か提供されます。しかも、高卒の女子と職場結婚できた暁にはダブルです。多分、工場って安定稼働させるためには、その業務に習熟した社員が一定量は必要と思います。なので、女性だからといって正社員をさくさく退職に追い込んだりはしないと思う(社員の教育コストは馬鹿にならないと思う。あと、工場でのミスは災害にもつながるからね。災害が起こると経済面だけじゃなく社会的信用も棄損する)。
名前の聞いたこともないような私大を卒業して、まともな会社に就職できない人生に比べたら、圧倒的に有利だと思います。
あと、そこそこの大学(大学院)を出て、どんなに優秀でも、高卒工場従事者の倍稼ぐのは非常に困難と思います。っていうか、学歴による賃金格差が殆どないかもしれない。
高学歴で幹部社員候補としてプレッシャーかけられ、研鑽に励まなければないのに、高卒でちんたら仕事してある程度の賃金GETしている人と給料があんまり変わらないんだったら、高学歴はコスト高というしかない。
まあ、人生におけるプライオリティは経済面だけではないし、仕事のやりがいとか人間関係とかも重視すべきでしょう。しかし、このブログで述べたシナリオは中流の一つの勝ちパターンの一つだと思うな。
中流の戦略 (4)につづく。
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で、どういうのが投資収益率がよいかというのに、こんなのも1つの解がじゃないかと思います↓
a) 高校卒業
↓
b) 地元の保守的な製造業(競争が少なく、参入障壁が高い)に就職
↓
c) 職場結婚(相手も高卒)
↓
d) 会社にしっかり洗脳されてそこそこ忠誠を誓い、定年までしがみつく
↓
e) 自分の能力を高める持ち出しの投資は皆無
↓
f) 世帯年収は余裕で1,000万超
これって、条件は限定されるけど1つの勝ちパターンと思います。特に、b) 地元の保守的な製造業(競争が少なく、参入障壁が高い)に就職っていうのが最も大きな制約条件と思います。でも、そんな会社が近所にあったら検討の価値があるでしょう。
メーカーは物を造らなければならないので、工場を保有しています。で、工場はある程度の敷地面積が必要であったり、廃棄物関連の処理とかで工業団地とかがあれば有利かもしれないので、そういった立地を勘案するとある程度の田舎(少なくとも車社会チックな地域)に建っていると思います。
で、工場を安定稼働させるためには、人員を確保しなければならない。工場はシフトを組んで稼働している場合が多いと思うので、ホワイトカラーに比べて圧倒的のフレキシブルな勤務体系に適応できる地元の人材に白羽の矢がたつ。
工場の要員は、高度な専門知識が必要ではないので、高卒がターゲットとなります。但し、職種が一応理系なので工業高校を卒業していると有利かもしれません(近くに工業科的な学科がある高校がある場合も多いかもしれません)。
あと、倒産リスクを回避するため、上場企業(もしくはその子会社)が無難かもしれません。そして、業界的に高賃金な業界を選択すべきでしょう。有報を読んだりすれば平均賃金、労組の有無、平均勤続年数、男女比がすぐ分かります。平均賃金をセクターごとにまとめて表にしているサイトもあるので、そんな情報を参考にするっと良いと思います。
で、そんな会社に就職できて定年まで勤め上げたら、企業年金と退職一時金とかも最も有利な形で会社か提供されます。しかも、高卒の女子と職場結婚できた暁にはダブルです。多分、工場って安定稼働させるためには、その業務に習熟した社員が一定量は必要と思います。なので、女性だからといって正社員をさくさく退職に追い込んだりはしないと思う(社員の教育コストは馬鹿にならないと思う。あと、工場でのミスは災害にもつながるからね。災害が起こると経済面だけじゃなく社会的信用も棄損する)。
名前の聞いたこともないような私大を卒業して、まともな会社に就職できない人生に比べたら、圧倒的に有利だと思います。
あと、そこそこの大学(大学院)を出て、どんなに優秀でも、高卒工場従事者の倍稼ぐのは非常に困難と思います。っていうか、学歴による賃金格差が殆どないかもしれない。
高学歴で幹部社員候補としてプレッシャーかけられ、研鑽に励まなければないのに、高卒でちんたら仕事してある程度の賃金GETしている人と給料があんまり変わらないんだったら、高学歴はコスト高というしかない。
まあ、人生におけるプライオリティは経済面だけではないし、仕事のやりがいとか人間関係とかも重視すべきでしょう。しかし、このブログで述べたシナリオは中流の一つの勝ちパターンの一つだと思うな。
中流の戦略 (4)につづく。
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2008年11月2日日曜日
企業年金の憂鬱
乱高下を伴って株価の下落が続く今日このごろ。コンキチの金融資産も大分含み損が出ていることと思います。なんか他人事のような記述かもしれないけど、こういうのって、どういった時間軸で考えるかってことも重要と思います。
つまり、
a) 1年後に資産を倍にしたい
b) 30年後に資産を倍にしたい
ではオペレーションが大分違ったものになるということ。後者を選択するのであれば、自分のターゲット•プライス以下ならば、キャッシュ•ポジションに留意して買い進めればいいんじゃない?ということ。
閑話休題
で、最近のニュースは、サブプライム後の株価の下落とか、一連の企業の不祥事とか、官僚をつっついたりとか、衆院解散とか医療問題とかの話題で盛り上がっているようですが、企業年金の問題はまだクローズアップされないのかなと、その日を楽しみにしているコンキチです。
前回の景気の後退局面で代行返上がけっこう進んだとは思いますが、企業年金自体は依然存在するわけで、確定給付型(ハイブリットも込み)の企業年金制度を敷いている企業の年金資産の棄損はどれくらいあるのかちょっとだけ興味あります(俗っぽい興味で申し訳ないですが)。
コンキチは金融素人なので、以下勝手なことを書きますが、別に株価の下落(乱高下)自体は資産運用上問題ではないと思っています。ただ、年金(特に企業年金)の運用で問題となるのは、金融資産の棄損によって年金資産が少なくなったときにもキャッシュ•アウト•フローがあるということに問題があると思います。
例えば、
a) 100円をマイナス20%で運用すると80円
b) 80円をプラス20%で運用すると96円
一旦、失われた資産が元の価値を取り戻すためには、より多くに利回りが必要になります。しかも、80円のときに10円の支出があって70円になっちゃったら、もっと大変。
団塊の世代の大量退職と若年人口比率の低下が、年金運用にどういゆ影響を及ぼすかを考えると、ちょっと楽しくなります。
あと、報道番組とかで、頭の悪そうなキャスターとかが、年金資産を株で運用するのは良くない的なことを言ってますが、それだったら、年金に高利回りを期待してはいけないことになります。つまり、国債程度のリスクフリー•レートに甘んじろということ。っていうか、100%国債に投資するんだったらそもそも運用機関に高い手数料払う必要もないっていうか、年金そのものが不要っていうことになるような気がする。税制上の優遇処置は魅力だけど、ただそれだけ。
そういった意味で、確定拠出年金には、年金制度上大きな意味があると思う。でも、拠出額に上限に縛りがあったり、運用できる金融商品もバリエーションが少なくて使い勝手は悪いけど。
あっと、企業年金とかの退職給付制度を確定拠出年金100%にすれば、
a) 企業は、本業とは関係ない年金資産の運用リスクから解放される
b) 退職給付引当金の計上に伴う特別損失がなくなり、賃金闘争時の論点が明確になる
という労使双方にメリットがあると思う。
労組とかはよくサーチもしないで、確定拠出年金は元本割れするから恐い。だから、導入に反対という人がいるけど、元本確保型の金融商品の組み入れは必須(当然低利だけどね)。
それから、年金資産が従来制度に比べて目減りするからいやだという人とかもいるけど、目減りする人もいるかもしれないけど、増える人もいるかもしれない。それから、確定給付を採用したって、ハイブリット(キャッシュ•バランス•プラン)の導入が一般的だと思うんだけど、それって、基本的に企業の運用リスクを軽減する設計になってるから、従来制度(適格退職年金)と比較してやっぱり目減りすると思うんですけど。
っていうか、確定拠出と確定給付って、運用リスクを従業員個々人が負うのか、企業が引き受けるのかということで、表裏一体だと思う。なので、確定給付で企業が運用に失敗したときは、従業員は自らボーナス•カットとかを会社に申し出る潔さが必要と思うけど、そんな人いないよね?
なんてことを考えている某二流大出のなんちゃって研究員なのでした。
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つまり、
a) 1年後に資産を倍にしたい
b) 30年後に資産を倍にしたい
ではオペレーションが大分違ったものになるということ。後者を選択するのであれば、自分のターゲット•プライス以下ならば、キャッシュ•ポジションに留意して買い進めればいいんじゃない?ということ。
閑話休題
で、最近のニュースは、サブプライム後の株価の下落とか、一連の企業の不祥事とか、官僚をつっついたりとか、衆院解散とか医療問題とかの話題で盛り上がっているようですが、企業年金の問題はまだクローズアップされないのかなと、その日を楽しみにしているコンキチです。
前回の景気の後退局面で代行返上がけっこう進んだとは思いますが、企業年金自体は依然存在するわけで、確定給付型(ハイブリットも込み)の企業年金制度を敷いている企業の年金資産の棄損はどれくらいあるのかちょっとだけ興味あります(俗っぽい興味で申し訳ないですが)。
コンキチは金融素人なので、以下勝手なことを書きますが、別に株価の下落(乱高下)自体は資産運用上問題ではないと思っています。ただ、年金(特に企業年金)の運用で問題となるのは、金融資産の棄損によって年金資産が少なくなったときにもキャッシュ•アウト•フローがあるということに問題があると思います。
例えば、
a) 100円をマイナス20%で運用すると80円
b) 80円をプラス20%で運用すると96円
一旦、失われた資産が元の価値を取り戻すためには、より多くに利回りが必要になります。しかも、80円のときに10円の支出があって70円になっちゃったら、もっと大変。
団塊の世代の大量退職と若年人口比率の低下が、年金運用にどういゆ影響を及ぼすかを考えると、ちょっと楽しくなります。
あと、報道番組とかで、頭の悪そうなキャスターとかが、年金資産を株で運用するのは良くない的なことを言ってますが、それだったら、年金に高利回りを期待してはいけないことになります。つまり、国債程度のリスクフリー•レートに甘んじろということ。っていうか、100%国債に投資するんだったらそもそも運用機関に高い手数料払う必要もないっていうか、年金そのものが不要っていうことになるような気がする。税制上の優遇処置は魅力だけど、ただそれだけ。
そういった意味で、確定拠出年金には、年金制度上大きな意味があると思う。でも、拠出額に上限に縛りがあったり、運用できる金融商品もバリエーションが少なくて使い勝手は悪いけど。
あっと、企業年金とかの退職給付制度を確定拠出年金100%にすれば、
a) 企業は、本業とは関係ない年金資産の運用リスクから解放される
b) 退職給付引当金の計上に伴う特別損失がなくなり、賃金闘争時の論点が明確になる
という労使双方にメリットがあると思う。
労組とかはよくサーチもしないで、確定拠出年金は元本割れするから恐い。だから、導入に反対という人がいるけど、元本確保型の金融商品の組み入れは必須(当然低利だけどね)。
それから、年金資産が従来制度に比べて目減りするからいやだという人とかもいるけど、目減りする人もいるかもしれないけど、増える人もいるかもしれない。それから、確定給付を採用したって、ハイブリット(キャッシュ•バランス•プラン)の導入が一般的だと思うんだけど、それって、基本的に企業の運用リスクを軽減する設計になってるから、従来制度(適格退職年金)と比較してやっぱり目減りすると思うんですけど。
っていうか、確定拠出と確定給付って、運用リスクを従業員個々人が負うのか、企業が引き受けるのかということで、表裏一体だと思う。なので、確定給付で企業が運用に失敗したときは、従業員は自らボーナス•カットとかを会社に申し出る潔さが必要と思うけど、そんな人いないよね?
なんてことを考えている某二流大出のなんちゃって研究員なのでした。
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2008年10月27日月曜日
何故円を外貨に両替するのか?
昨日、報道番組を見ていたら、街角で円を外貨に両替する人が沢山いるというのがありました。
コンキチは、エンタの神様のフランチェンばりに思考停止してしまいました。
a) 何故、外貨預金を選択しないの?
b) っていうか、外貨MMFでいいじゃん(より厳密には短期の公社債で運用する商品だと思うんだけど、まあいいじゃん。コンキチの認識が間違ってたらごめんなさい。専門じゃないので)
c) FXが最もコストが安いと思うんだけど。マネックス証券だったらロットもかなり小さくてO.K.だったと思うし。
(間違ってたら申し訳ないんだけど)両替が一番手数料とられるんじゃないかなあ。しかも、手間かかるし、インカムゲインないし。クリック数回で、ネット証券とかと取引した方が、圧倒的に便利&有利だと思うんだけど。
あっ!ひょっとしたら街角で両替すると税制的に申告の必要ないの?(っていうか手数料を差し引いて、そこまで大きいロットで両替してるの?)
詳しい人がいたら教えて欲しいです。っていうか自分で調べろよって感じですかね?
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コンキチは、エンタの神様のフランチェンばりに思考停止してしまいました。
a) 何故、外貨預金を選択しないの?
b) っていうか、外貨MMFでいいじゃん(より厳密には短期の公社債で運用する商品だと思うんだけど、まあいいじゃん。コンキチの認識が間違ってたらごめんなさい。専門じゃないので)
c) FXが最もコストが安いと思うんだけど。マネックス証券だったらロットもかなり小さくてO.K.だったと思うし。
(間違ってたら申し訳ないんだけど)両替が一番手数料とられるんじゃないかなあ。しかも、手間かかるし、インカムゲインないし。クリック数回で、ネット証券とかと取引した方が、圧倒的に便利&有利だと思うんだけど。
あっ!ひょっとしたら街角で両替すると税制的に申告の必要ないの?(っていうか手数料を差し引いて、そこまで大きいロットで両替してるの?)
詳しい人がいたら教えて欲しいです。っていうか自分で調べろよって感じですかね?
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