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ハイ、それでは、増税前に、新たに開拓したショップをメモっていきます(増税前の情報です)↓
entry 31 十八番 (西浅草)
かっぱ橋道具街近くに立地する、2020年で創業56年目という老舗町中華のお店です。
住所:台東区西浅草2-18-7
-ニラソバ (増税前で700 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
オイリーさを伴った中華スープの濃厚な香りがグー。味も濃厚だけど、中華スープ系なのでくどさは感じない。オイル・リッチと焦げた醤油の香味で重層感アップ↑
麺は細麺のほぼストレート(ほんのりウェーブ)。軟らかくてコシはないけど、プツッとした歯切れの良さがあって、小麦の旨味も感じる。スープを啜るのにベストな麺。
当然、麺とスープの相性はベストマッチ。
具はシンプルにニラと豚肉で、普通に美味しい。そして、ニラリッチなのが嬉しい。それから、豚の脂がいい味出してます。
ちなみに、ニラは一束近く使っているらしいです(まさにニラリッチ)。
(see https://www.gnavi.co.jp/dressing/article/20887/)
-REVIEW-
お通しのザーサイ付き。
ザーサイはコリコリした食感(普通ですね)。塩味辛めでお酒がすすみます。
entry 32 銀座 篝 Echika池袋店 (池袋)
本店(銀座)は、ミシュランガイドのビブグルマンを2016年度版、2017年度版と二年連続獲得しています。
住所:豊島区西池袋3-28-14 エチカ池袋
-鶏白湯SOBA (増税前で950 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
まずはトップに戴いた三つ葉(なんじゃないかなと思う)のフレッシュで清々しい爽やかな香りに心が浮き立ちます
スープを一口含むと、驚きのデリシャス感!濃厚でコク深い鶏白湯スープは上品でマイルド&クリーミーで、とってもリッチな気分に浸れます。少し粘度を感じるけど、重さは全くなくって、サラッと飲めて、洋風テイストでとってもあっさりしています。まさに、極上のポタージュ。
麺は中細のほぼストレート。軟らかいタッチで適度にモチッとした弾力があり、ほどよくツルッとした食感。そして、穏やかな旨味を感じる。全てにおいてハイレヴェルな中庸を具現化したような麺は、過度な自己主張をすることなく、極上の鶏白湯スープの旨味を最大限に引き出せるように見事に仕上がっている。
具は、三つ葉、南瓜、蕪、ヤングコーン、葱、ミニトマト、筍、鶏チャーシューと綺麗に洋風にまとまっている。
鶏チャーシューは大人し(上品)すぎて、ちょっともの足りない。軟らかいんだけど、少しパサついていて、やや気の抜けた味(胸肉だろうか)。
ミニトマトは加熱されて程よく活性化していて、フレッシュ、ジューシー、スイートでとっても美味しい。
それから、一緒についてくる薬味(国産生生姜、フライド・オニオン)やテーブルに常備されている調味料(原了郭の黒七味、有機玄米酢)を加えて味変を試してみました。
完成度の高いスープに意外にも生生姜がよく合う。スープの綺麗な清涼感が付与されてパワーアップ!
フライド・オニオンもよく合う。少し焦げた香味がスープに奥行きを与えます。
黒七味は「悪くないけど」っていう感じ。
お酢は、控えめに加えたつもりだったけど、かなり香味がきつくて、折角の完成度の高いスープを台無しにしてしまった(もっと少量だったら良かったかも)。
見た目もお洒落、味もお洒落なラーメンで、久々に夢中になて啜ってしまいました。
あと、やっぱりスープに相当なこだわりがあるみたいで、国産丸鶏・鶏ガラの大量使用と、数種類の天然塩に魚介などを合わせた「塩のかえし」がウリのようです。
entry 33 たいめいけん (日本橋)
あの伊丹十三監督の映画「タンポポ」にも登場し、女子高生ラーメン漫画の雄「ラーメン大好き小泉さん」や、孤独のグルメの原作者の久住昌之さんの別漫画「食の軍師」にも登場した日本橋の老舗洋食店「たいめいけん」のラーメンです。
「ラーメン大好き小泉さん」に習って道路に面したラーメンコーナーでラーメンを頂こうかと思ったんだけど、真冬真っ只中の寒さに負けて店内でいただきました(優しい店員さにも、「中で食べれますよ」と言われて、背中を押されました)。
住所:中央区日本橋1-12-10
https://www.taimeiken.co.jp
-ラーメン (増税前で750 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
スープが旨い!奥行きのあるあっさり醤油のスープは、お出汁リッチで滋味深くマイルド。澄んだ味わいで高度に洗練された昔懐かしいラーメンスープに仕上がっていて、キリッとした締まった醤油テイストを少々感いる。
中細でほぼストレートの麺は殆どというか全くコシが無く、パンチも皆無。それでも、まずくはなくって、味自体は意外といいかも。つまり、スープを啜る(楽しむ)のに適している系の麺だと思う。
実際、スープ特化系のラーメンに仕上がっていて、麺がスープを持ってくる感じ"大"です。
具は、チャーシュー、メンマ、キヌサヤ、葱、海苔。
特筆すべきはペラッペラのチャーシュー。筋肉質で弾力と伸縮性に富み、フレーバーもリッチで肉の味を楽しめるタイプ(ペラッペラだけど)。
たまに無性に食べたくなる、肩の力の抜けたラーメン。
entry 34 松戸中華そば 富田食堂 (松戸)
あの松戸シティーの宝「中華そば とみ田」が展開するラーメン店で、本店の近くにあります。ちなみにオレは本店には行ったことないです(店の前を通ったことはあるけど)。
住所:松戸市松戸1239-1 関根ビル1F
https://www.tomita-cocoro.jp/tomita_shokudo.html-中華そば (醤油) (増税前で820 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
オイリーで甘い香りのスープ。お出汁の旨味リッチで、柔らかいタッチの優しい味。
麺は細麺ストレート。軟らかく嫌味の無いスープを引き立てる系の麺で普通に美味しい。
ボク的にはスープメインのラーメンと感じたです。件のスープは昔懐かしい系のノスタルジーを纏いながら、素朴っていうわけではなく味に膨らみを感じる。
具は、葱、メンマ、チャーシュー。メンマは優しい甘さで絶妙な噛み心地。そして、チャーシューが素晴らしい。肉と脂が絶妙なバランス。軟らかく、噛み心地も存分に楽しめる仕様で、臭みが全く無くって旨さだけが伝わってくる。
一言で言うと、かなり洗練された、進化した昔ながらの醤油ラーメン。
素材情報
スープ:鹿児島県産 黒さつま鶏 黒王、宮崎県産 黒岩土鶏、熊本県産 天草大王、岡山県産 山水地鶏、奈良県産 大和肉鶏を使用。
小麦粉:北海道産『春よ恋』特等粉、中華蕎麦とみ田専用粉『跳粘』使用・
醤油(中華そば醤油のかえし:茨城県産 国産丸大豆二年熟成木桶生醤油、和歌山県 天然醸造三年熟成木桶生醤油使用
チャーシュー(デフォルト):アンデス高原豚大判バラロール煮豚
entry 35 ラーメン屋 トイ・ボックス (三ノ輪)
2014年にオープン。アド街でも紹介された人気店。店内にはロックンビリーS1の嶋崎慎一さんとご主人(山上 貴典さん)のツーショット写真が飾ってあります(嶋崎さんのお弟子さん筋らしいです)。そして、ミシュラン ビブグルマンに2015年-2020年の6年連続で掲載されたらしいです。
会津地鶏や名古屋コーチンなど5種類の鶏と水だけで6時間炊いたスープがウリ(こだわり)のようです。そして、スープと合わせるのは7種類の醤油。チャーシューはガリシア栗豚だとか(餌に栗を多く与え甘くあっさりとした味が特徴)。
住所:荒川区東日暮里1-1-3
https://toybox20131215.web.fc2.com/index.htm
-醤油ラーメン (増税前で800 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
優しいお醤油の香り立つスープはとっても綺麗な味で、澄み切っている。そのスープの表面には結構な量の油が浮かべられていて、澄んだ味とoilyさのコントラストが面白い(ボクは結構好き)。
麺は細麺で平打ちがかったストレート。軟らかく、自己主張は少ないが美味しい味だけど、素麺・冷麦ライク。
具は、チャーシュー、メンマ、葱。チャーシューは硬めの肉々しい感じrichで、(局所的)に生姜の香味。
メンマの食感が絶妙で、口の中で解ける感覚が最高に心地いい。薄味ながら上品で綺麗な味は、繊細なスープを意識してのことなのか?
スープの出来は最高。但し、洗練され過ぎているきらいがあることに加えて、麺に"拉麺感"が乏しく物足りない。無理して洗練され過ぎたラーメン食べるより、老舗の蕎麦食べればいんじゃね?っていう物足りなさを覚えます。
それにつけても、ラーメンってホントにいいものですね、塩分と脂肪分リッチで。塩と脂肪は実質合法ドラッグなので、なによりです。
つづく.....
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