冬ですね。
当たり前なんですが、冬は寒いですね。
そして、寒い冬には鍋が旨いです。
で、鍋って言ったら鮟鱇が美味いわけなんですが、我が国を代表する左翼系グルメ漫画の巨頭である美味しんぼでは、まだ左翼思想を発揮していなかった超傑作時代の第二話「味で勝負!!」で鮟鱇の肝を蒸した料理(所謂、あん肝)を美食の王と謳われるフォワ・グラよりも圧倒的に美味としています。
確かにあん肝は美味しいし大好きなんですが、ボクは鮟鱇のもっと美味い食い方があると思っています。
例えば鮟鱇の肝臓の鍋です。平井にある豊田屋さんのアンキモ鍋は筆舌に尽くし難い超絶美味でした。プリン・プリンなんですよね。
あと、変化球なんですが、神田須田町のいせ源さんのあんこう鍋を食べた後に作ってもらえるおじやが最高に美味です。鮟鱇エキスマシマシです。
そして、つい先日なんですが、もっと美味い鮟鱇料理を発見しました。
あん肝生刺身です。
以下メモです↓
海鮮料理 食彩 太信 (大津港, visited Dec. 2025)
住所:茨城県北茨城市大津町北町2-5-18
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
タコバター。
タコとキノコとバターのコンボが凄く美味しです。
むっちりしたタコと、キノコのツルヌルとした表面と歯を入れた際の繊維感とのコントラストがいいですね。
タコの淡白テイストとキノコの滋味フレーバーの味わいミックスも良かったです。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
フワッとふっくら軟らかい身で、とっても優しい淡白な味わいが美味。
あん肝の生刺身もちょっと付いてるんだけど、プリンのような可愛らしい舌触りと口溶けで、濃密でピュアーな滋味は風味絶佳。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
薄く木の葉上にスライスされたあん肝は、レバー界のプリンですよ。そして、ピュアすぎるその滋味は、肝臓界のブリリアント・ジュエル。
舌全体にヒタっと張り付く舌触りを楽しみましょう。
「あんこう刺身」についてるあん肝の生刺身は少し厚めで細かくカットされているんですが、カットの違いで味わいに大分違いがあると思いました。
ボクは厚めで細かくカットの方が好みでした。やっぱ、厚さがある分、食感が楽しめるので。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
お魚たちは全て大津港で揚がったもので、いなだ、こち、たちうお、かます、まとうだい、真鯛のお造りに地魚げんこつ揚げが付いてる。
いなだは凄くアッサリしてて綺麗な味(こんなの初めて)。
たちうおは皮が炙ってあって香ばしさが最高に美味しくて、身は軟らかく優しい味。
かますは皮にほんのり魚感(フィッシー・フレーバー)があって、この皮が美味いです。
真鯛は皮も身も溶けるような感覚で、淡白な旨味が蕩けて旨い(こんなの初めて)。
げんこつ揚げは魚の濃ゆい風味がしっかりあって、これを肴にビールを煽りたくなる旨さ。
流石大津港の地場の地魚。満喫したです。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
甘めで美味しい。
閑話休題
古いんですが、こんな論文を読んでみました↓
Effect of Buffer Conditions and Organic Cosolvents on the Rate of Strain-Promoted Azide-Alkyne Cycloaddition
JOC., 2016, 81, 6816-6819.
クリック反応(SPAAC)の反応条件に関する論文です。
具体的には、DIBAC-PEG4-CO2HとPEG3-azideとの反応におけるバッファーと共溶媒として使用する有機溶媒の効果についての報告です。
検討したバッファーはpH 6.5-8.0の範囲で、sodium phosphate (NaPi)、tris(hydroxymethyl)aminomethane (Tris)、Tris/borate/EDTA (TBE)、2-(N-morpholino)ethanesulfonic acid (MES)、3-(N-mopholino)propanesulfonic acid (MOPS)、4(2-hydroxymethyl)piperazine-1-ethanesulfonic acid (HEPES)になります。
検討結果はこちら↓
上のテーブルの結果から、DIBAC-PEG4-CO2HとPEG3-azideとのSPAACは緩衝液の組成やイオン強度(NaCl濃度)の影響をあまり受けないことが分かります。
また著者らはpHが3.5、4.5、5.5の100 mMの酢酸ナトリウム緩衝液中で反応を行うことでpHの影響を検討していて、それぞれ0.748、0.856、0.697 M-1s-1という反応速度定数を観測し、酸性領域で反応性が少し低下すると結論付けています。
次に共溶媒の及ぼす影響です。
共溶媒の効果は大きく、濃度も重要ですね。有機溶媒の濃度が70%に達すると、押し並べて反応速度が遅くなります。
検討した有機溶媒の中では濃度40%のDMSOとEtOHが良かったんですが、検討した濃度全てにおいて水溶媒より反応が速かったDMSOについてさらに細かく濃度の及ぼす効果を調べてします↓
その結果、50%と60%のDMSO濃度で速度定数1.8 M-1s-1と最速値を叩き出しています。
結論としては、ほどほどのDMSO添加がいいってことでしょうか。
(高濃度域で反応速度が減少するのは、水との水素結合を介した相互作用が失われるためらしいです)
以上、二流大出のテクニシャン(研究補助員)のクリック反応のための反応条件メモでした。
クリック!、クリック!
Tweet



































