JALがまたやらかしてくれました。ダメダメなのは経営陣だけではなく、労組もなのですね(複数の労組があるようですが)。コンキチも人(他社)のことばかり言えませんが、ダメな会社っているのは、負のスパイラルにハマっているように思いますね。そのような現象は、企業毎の風土、つまり企業文化に根ざしたものであるとコンキチは考えています。
例えば、トヨタをエクセレント・カンパニーたらしめているのは、その優れた生産システムではなく、企業風土にあるということです(コンキチの個人的な見解)。つまり、生産システムが優れているのであれば、それを模倣することでライバル企業もそれなりにトヨタに肉薄することができるかと思います。しかしながら、トヨタは圧倒的に一人勝ちしている状態(コンキチはそう思う)を、高効率なオペレーションだけでは説明するのは困難と思います。そこで、企業風土が登場すると思うのですよ。「継続的カイゼン」を真に励行する企業文化こそが、真のトヨタの強みでありコア・コンピタンスかと思います。
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2007年11月26日月曜日
2007年11月17日土曜日
CIFファイル
先日、とある文献を読んでいて、Supporting Informationをみようとおもったときのことです。PDFファイルに加えて、拡張子が”.cif”なるファイルを発見しました。軽くググってみたところ、
Crystallographic Information File
ということで、結晶の3次元構造とか、粉末X線回折とかのデータがつまっているようです。
結晶工学をやってる人には常識的なもののようですね。コンキチのような有機合成の研究に携わっている(なんちゃって)研究員も、(論文とか読んで)有機結晶に関する考察に触れる機会は頻繁にあるというのに、今まで気づかなかった不勉強さ加減に反省の一言です。
で、CIFファイルのViewer(Mac対応)のフリーソフトを探してみたら、
Mercury
http://www.ccdc.cam.ac.uk/products/mercury/
というソフトをみつけました。アイコンは、その名を示す「Hg」です。
早速、Mercuryをインストールして、ダウンロードしたCIFファイルをダブルクリックしてみると、無事ファイルが開き3Dビューが目の前に広がりました(3Dビューって意味もなく、童心というか遊び心をくすぐりますよね)
あと、結合距離とか結合角とかのデータも入っています。コンキチは学生時代に光学分割の研究に従事していたにも関わらず、結晶学の知識はほぼ皆無に等しく、恥ずかしい限りなのですが、(暇があったら)Mercuryを使い倒して(希望的観測)、少しはお勉強してみたいと思います。
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Crystallographic Information File
ということで、結晶の3次元構造とか、粉末X線回折とかのデータがつまっているようです。
結晶工学をやってる人には常識的なもののようですね。コンキチのような有機合成の研究に携わっている(なんちゃって)研究員も、(論文とか読んで)有機結晶に関する考察に触れる機会は頻繁にあるというのに、今まで気づかなかった不勉強さ加減に反省の一言です。
で、CIFファイルのViewer(Mac対応)のフリーソフトを探してみたら、
Mercury
http://www.ccdc.cam.ac.uk/products/mercury/
というソフトをみつけました。アイコンは、その名を示す「Hg」です。
早速、Mercuryをインストールして、ダウンロードしたCIFファイルをダブルクリックしてみると、無事ファイルが開き3Dビューが目の前に広がりました(3Dビューって意味もなく、童心というか遊び心をくすぐりますよね)
あと、結合距離とか結合角とかのデータも入っています。コンキチは学生時代に光学分割の研究に従事していたにも関わらず、結晶学の知識はほぼ皆無に等しく、恥ずかしい限りなのですが、(暇があったら)Mercuryを使い倒して(希望的観測)、少しはお勉強してみたいと思います。
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2007年11月10日土曜日
ユニフォーメーションの呪縛
コンキチの勤務する会社では、労働組合(=大日本賃上げ教)がけっこう幅をきかせていて、微視的なユニフォーメーションの布教(洗脳)活動がさかんです。
先日行われた退職金(企業年金)制度の席でもそのパワーは存分に発揮されました。
人事部長からの説明が一通り終わって質問タイムに入るや否や、組合役員が得矢継ぎ早に(どうでもいい)質問を発しました。
(ちなみに現行の退職金制度は、基本的に皆そんなには変わらない(はずの)制度です。)
曰く、
既存制度と同等の給付額は確保されるの?
(っていうか、ポイント制で利率変動するし、確定拠出も混ざってるんだから分かるわけないでしょ)
曰く、
改定後のモデルは現実的でないのでは?既存制度から移行する場合、モデルの何処に当てはまるか分からない。
(っていうか、ポイント制で利率変動するし、確定拠出も混ざってるんだから分かるわけないでしょ。あと、モデルっていうのは程度の差はあるでしょうが、あくまで勝手な想定ですから)
曰く、
高卒なんですが、昇級が遅れて(年収のみならず)、退職金が減る人が増えそうで不安です。
(っていうか使える人材になれば問題ないでしょ。つかえない人材にも使える人材と同等のCashを与えることを悪平等というんですよ)
曰く、
「先がつまってるから昇級させられないんだよ」と言われたんだけど、そういう説明では納得できない。(退職金(年金)にもかかわってくるし)
(っていうか、上司の評価能力なんでそんなものです。逆にあんたは的確に他人の成果や能力を評価できるの。あと、ボーナスと昇格時における評価基準のあるべき相違を的確に説明できるの?そんなに自分に自信があるの>?会社からみたら従業員の80%は目くそ鼻くそです(とコンキチは思う))。
とりあえず、既得権を守りたいんでしょうね。どこぞの国の国民(群衆)と全く一緒です。
大の大人が既得権にしがみつく姿は、醜いのでそろそろやめて欲しいものです。
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先日行われた退職金(企業年金)制度の席でもそのパワーは存分に発揮されました。
人事部長からの説明が一通り終わって質問タイムに入るや否や、組合役員が得矢継ぎ早に(どうでもいい)質問を発しました。
(ちなみに現行の退職金制度は、基本的に皆そんなには変わらない(はずの)制度です。)
曰く、
既存制度と同等の給付額は確保されるの?
(っていうか、ポイント制で利率変動するし、確定拠出も混ざってるんだから分かるわけないでしょ)
曰く、
改定後のモデルは現実的でないのでは?既存制度から移行する場合、モデルの何処に当てはまるか分からない。
(っていうか、ポイント制で利率変動するし、確定拠出も混ざってるんだから分かるわけないでしょ。あと、モデルっていうのは程度の差はあるでしょうが、あくまで勝手な想定ですから)
曰く、
高卒なんですが、昇級が遅れて(年収のみならず)、退職金が減る人が増えそうで不安です。
(っていうか使える人材になれば問題ないでしょ。つかえない人材にも使える人材と同等のCashを与えることを悪平等というんですよ)
曰く、
「先がつまってるから昇級させられないんだよ」と言われたんだけど、そういう説明では納得できない。(退職金(年金)にもかかわってくるし)
(っていうか、上司の評価能力なんでそんなものです。逆にあんたは的確に他人の成果や能力を評価できるの。あと、ボーナスと昇格時における評価基準のあるべき相違を的確に説明できるの?そんなに自分に自信があるの>?会社からみたら従業員の80%は目くそ鼻くそです(とコンキチは思う))。
とりあえず、既得権を守りたいんでしょうね。どこぞの国の国民(群衆)と全く一緒です。
大の大人が既得権にしがみつく姿は、醜いのでそろそろやめて欲しいものです。
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2007年11月9日金曜日
企業年金に思う
先日、コンキチが勤務している会社の退職金と企業年金制度の説明会が催されました。適格退職年金の廃止に伴う移行措置の説明ですね。
移行策は概ね固まっていて、
退職金 → 確定拠出年金
適格退職年金 → ハイブリット(キャッシュバランスプラン)
という移行schemeのようです。
それにつけても、確定拠出と確定給付を両方導入するなんて、いたずらに手数料が高くなるような気がするんですが?(素人考えですが)
確か、確定拠出って従業員への投資教育が義務づけられているでしょ?コンサルティング料とかぼったくられそうな気がします。
あと、確定給付の方の基準利率は直近1年の10年国債利回りの平均だとか。はっきり言って、これには怒りを通り越して、呆れてしまいますね。なにが哀しくて、リスクフリーレートで運用しなくてはいけないの?ちょっとくらいプレミアムのせろよ(怒)ってな感じです。正直、リスクテイクして運用するなら5%は欲しいと思うんですが。っていうか何も考えずにインデックス投資(所謂、ノーベル賞経済学者推薦の投資法)してればそれくらい行くんじゃないの?
あと、以前(何年か前)、「企業年金にポイント制は導入するの?」っていう質問をしたことがあるんですが、その時は「年金にはそういうのは導入しない」って言ってたんですが、ポイント制が導入されるとのことです(ちなみに担当者は同じ人です)。どうでもいいですが。
まあ、会社のやることには期待してませんが…..
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移行策は概ね固まっていて、
退職金 → 確定拠出年金
適格退職年金 → ハイブリット(キャッシュバランスプラン)
という移行schemeのようです。
それにつけても、確定拠出と確定給付を両方導入するなんて、いたずらに手数料が高くなるような気がするんですが?(素人考えですが)
確か、確定拠出って従業員への投資教育が義務づけられているでしょ?コンサルティング料とかぼったくられそうな気がします。
あと、確定給付の方の基準利率は直近1年の10年国債利回りの平均だとか。はっきり言って、これには怒りを通り越して、呆れてしまいますね。なにが哀しくて、リスクフリーレートで運用しなくてはいけないの?ちょっとくらいプレミアムのせろよ(怒)ってな感じです。正直、リスクテイクして運用するなら5%は欲しいと思うんですが。っていうか何も考えずにインデックス投資(所謂、ノーベル賞経済学者推薦の投資法)してればそれくらい行くんじゃないの?
あと、以前(何年か前)、「企業年金にポイント制は導入するの?」っていう質問をしたことがあるんですが、その時は「年金にはそういうのは導入しない」って言ってたんですが、ポイント制が導入されるとのことです(ちなみに担当者は同じ人です)。どうでもいいですが。
まあ、会社のやることには期待してませんが…..
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2007年11月3日土曜日
宗教ビジネス
娘の七五三で神社にお参りに行ってきました。件の神社は、全国区ではありませんが、コンキチの居住地域内ではそこそこメジャーな神社で、本日その周囲はけっこうな渋滞を醸し出していました。
勿論、境内も人だかりの山。コンキチ一家的には、神社でなんとなく賽銭して、写真とってさっさと帰宅というスキームを思い描いていたのですが.....
一緒に行ったお義母さんのススメでお祓い(金5,000円)まで受ける羽目になっていsまいました。で、お祓いなんですが、狭い拝殿に大勢がすし詰め状態で、神主さんのお祈りはなんか長いし、ありがたみはないしで、ちょっぴり辟易してしまいました。
で、七五三を通して思ったのが、
宗教ビジネスって美味しいなあ
ってことです。
宗教ビジネスなんていう俗っぽい言葉を聞くと、新興宗教の壷なんかを売りつける霊感商法的なものを想起しがちかと思いますが、我が国でトラディッショナルな宗教である仏教とか神道の方がある意味さらにたちが悪いと思います。生臭坊主とかありがたみにない神主が、儀式と称する式典や祭典で高額なFeeを要求してきますからねえ。メチャクチャ粗利益率高そうですよ。
素人考えですが、堅牢な檀家を囲い込んでいる寺とかブランド力の高い神社なんかは広告・宣伝費は限りなくゼロに近いんじゃないですかねえ(初詣期はプレミアクラスがCNM出してますが)。超絶長い歴史がそのままブランド力になるから、広告・宣伝は殆ど無意味。
まあ、超過疎地とかの神社・仏閣は衰退の一途かもしれませんが、ある程度の人口が常に確保されて、域内での格がそこそこあれば、もう完全に有料ブリッジビジネスですよね。しかも、仏教と神道には、かつて国策として利用された歴史があるからうさん臭さもナッシングですし。
余談ですが、カミさんが以前勤めていた幼稚園って仏教系っていうか寺の住職が園長の幼稚園で、住職夫婦は二人とも糖尿病だそうです。
宗教ビジネスのNo. 2なって(教祖は人の目が気になりすぎるので)、一山あてたいなあと妄想するコンキチでした。
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勿論、境内も人だかりの山。コンキチ一家的には、神社でなんとなく賽銭して、写真とってさっさと帰宅というスキームを思い描いていたのですが.....
一緒に行ったお義母さんのススメでお祓い(金5,000円)まで受ける羽目になっていsまいました。で、お祓いなんですが、狭い拝殿に大勢がすし詰め状態で、神主さんのお祈りはなんか長いし、ありがたみはないしで、ちょっぴり辟易してしまいました。
で、七五三を通して思ったのが、
宗教ビジネスって美味しいなあ
ってことです。
宗教ビジネスなんていう俗っぽい言葉を聞くと、新興宗教の壷なんかを売りつける霊感商法的なものを想起しがちかと思いますが、我が国でトラディッショナルな宗教である仏教とか神道の方がある意味さらにたちが悪いと思います。生臭坊主とかありがたみにない神主が、儀式と称する式典や祭典で高額なFeeを要求してきますからねえ。メチャクチャ粗利益率高そうですよ。
素人考えですが、堅牢な檀家を囲い込んでいる寺とかブランド力の高い神社なんかは広告・宣伝費は限りなくゼロに近いんじゃないですかねえ(初詣期はプレミアクラスがCNM出してますが)。超絶長い歴史がそのままブランド力になるから、広告・宣伝は殆ど無意味。
まあ、超過疎地とかの神社・仏閣は衰退の一途かもしれませんが、ある程度の人口が常に確保されて、域内での格がそこそこあれば、もう完全に有料ブリッジビジネスですよね。しかも、仏教と神道には、かつて国策として利用された歴史があるからうさん臭さもナッシングですし。
余談ですが、カミさんが以前勤めていた幼稚園って仏教系っていうか寺の住職が園長の幼稚園で、住職夫婦は二人とも糖尿病だそうです。
宗教ビジネスのNo. 2なって(教祖は人の目が気になりすぎるので)、一山あてたいなあと妄想するコンキチでした。
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2007年11月2日金曜日
不祥事は何故起こる?
最近、企業の不祥事がお茶の間を賑わせています。まあ、今に始まったことではありませんが…..報道番組のキャスターが、したり顔で自説(?)を軽薄に垂れ流していく姿にうんざりする今日この頃です。
「どうして不祥事は後を絶たないのでしょうか?」
なんて言って時世を憂う(ふりをしている)人もテレビでよく見かけるような気がしますが、コンキチはそんなの当たり前じゃんって思いますね。
だって、この世に生きる人達って、そんなに高潔でもなければ、賢くもないし、誠実でもないって思いません?
例えば、
あなたは常に公正(フェア)ですか(どんな小さくても、不正を働いたことはないか)?
あなたはあらゆる知識を十分に持ち合わせていますか(自分の無知を言い訳にしたことはないか)?
あなたは常に誠実ですか?
なんていう問いに「YES」と回答できる人って皆無に等しいでしょ(少なくともコンキチはそういう人にお目にかかったことがない)。
清貧を尊び、賢明で、滅私の精神で生活している人だけだったら、こんな世の中じゃないでしょう。少なくとも、詐欺にだまされる(強欲な)人くらいはいなくなるんじゃないでしょうか?
(まあ、そんな人たちばかりなら、この世から「毒」が全く無くなってしまい、味気ない世の中になってしまいそうなので、願い下げですが…..)
人は利己的で、自己愛が強く、ずる賢い。で、あんまり調子こいてると、コミュニティーから全く相手にされなくなって困ってしまうので、周囲とのバランスを取る生き物なんじゃないですかね。
例えば、地球環境の汚染が大変とか言ったって、化石燃料や石油製品の恩恵にあずかることを止める人って見たことないでしょ。とりあえず、環境問題を語って、デモ行進とかして良い気分に浸りたいひ人は、電気や化石燃料で動く交通機関とは決別して、化学繊維でできた服を捨てて、鎌で稲刈りしてから出直してきて欲しいです。
閑話休題
で、企業から不祥事が無くならない話ですが、要するに企業ってある種の宗教だと思うんですよね。
a) 従業員を社員教育と称して、会社が使い勝手の良い人材に洗脳していく。
b) 雇用の維持とか賃金の支払いによる生活の安定という救いを与えて、忠誠を誓わせる。
宗教チックじゃないですか?で、従業員は会社に馴化していく。
ところで、企業の目的というかレゾン・デートルの一つは利潤の追求であるというのは周知のことと思います。で、どの辺まで調子こいてウハウハ儲けたいかというのが、企業風土・文化(会社の教義)なんだろうとコンキチは考えています。で、かなり調子こいてる会社っていうのもある一定数あるんだろうと思います(全くの憶測です)。
さて、宗教も企業も階層組織であると思います。で、ヒエラルキーの下の方の人たちは、ヒエラルキーの上に位置する人たちの言うことを聞かなければなりません。そうでないと、組織から追い出されてしまいます。
それから、人にはある程度の自己実現欲求というのがあると思います。在りたい自分を追い求める欲求ですね。「自分探し」みたいな。
で、上位ヒエラルキーからの命令が、下位ヒエラルキーの人間の自己実現欲求を大きく毀損するものであった場合、その下位ヒエラルキーに位置する人はどうなるのでしょう?
あんまり度を超すと反逆するのではないでしょうか?企業の場合、転職して逃げるなんていう手もあると思いますが、転職もままならず干され続ける使えない人材は、自分が傷ついてもヤツらに一泡ふかせてやりたいと考え、内部告発という伝家の宝刀を抜くかもしれません。
こうして、世間に(法を犯す)不祥事が発覚して、寝耳に水の社長が会見で無様な姿をさらすのではないでしょうか?
とりとめのない話を長々と記してきましたが、何が言いたいかというと↓
1) 企業(組織)は多かれ少なかれグレー乃至ブラックなこと恒常的にしている。
2) その程度は企業風土・文化(企業の教義)によりマチマチ
3) 不祥事が世間にばれるのは、冷や飯くわされて腑煮え繰り返している使えない人材が沢山いる会社
じゃないかなということです。つまり、不祥事は常に起こっているのです。
なんて、今回はけっこう毒を吐いたので、けっこうスッキリした二流大出のなんちゃって研究員でした。
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「どうして不祥事は後を絶たないのでしょうか?」
なんて言って時世を憂う(ふりをしている)人もテレビでよく見かけるような気がしますが、コンキチはそんなの当たり前じゃんって思いますね。
だって、この世に生きる人達って、そんなに高潔でもなければ、賢くもないし、誠実でもないって思いません?
例えば、
あなたは常に公正(フェア)ですか(どんな小さくても、不正を働いたことはないか)?
あなたはあらゆる知識を十分に持ち合わせていますか(自分の無知を言い訳にしたことはないか)?
あなたは常に誠実ですか?
なんていう問いに「YES」と回答できる人って皆無に等しいでしょ(少なくともコンキチはそういう人にお目にかかったことがない)。
清貧を尊び、賢明で、滅私の精神で生活している人だけだったら、こんな世の中じゃないでしょう。少なくとも、詐欺にだまされる(強欲な)人くらいはいなくなるんじゃないでしょうか?
(まあ、そんな人たちばかりなら、この世から「毒」が全く無くなってしまい、味気ない世の中になってしまいそうなので、願い下げですが…..)
人は利己的で、自己愛が強く、ずる賢い。で、あんまり調子こいてると、コミュニティーから全く相手にされなくなって困ってしまうので、周囲とのバランスを取る生き物なんじゃないですかね。
例えば、地球環境の汚染が大変とか言ったって、化石燃料や石油製品の恩恵にあずかることを止める人って見たことないでしょ。とりあえず、環境問題を語って、デモ行進とかして良い気分に浸りたいひ人は、電気や化石燃料で動く交通機関とは決別して、化学繊維でできた服を捨てて、鎌で稲刈りしてから出直してきて欲しいです。
閑話休題
で、企業から不祥事が無くならない話ですが、要するに企業ってある種の宗教だと思うんですよね。
a) 従業員を社員教育と称して、会社が使い勝手の良い人材に洗脳していく。
b) 雇用の維持とか賃金の支払いによる生活の安定という救いを与えて、忠誠を誓わせる。
宗教チックじゃないですか?で、従業員は会社に馴化していく。
ところで、企業の目的というかレゾン・デートルの一つは利潤の追求であるというのは周知のことと思います。で、どの辺まで調子こいてウハウハ儲けたいかというのが、企業風土・文化(会社の教義)なんだろうとコンキチは考えています。で、かなり調子こいてる会社っていうのもある一定数あるんだろうと思います(全くの憶測です)。
さて、宗教も企業も階層組織であると思います。で、ヒエラルキーの下の方の人たちは、ヒエラルキーの上に位置する人たちの言うことを聞かなければなりません。そうでないと、組織から追い出されてしまいます。
それから、人にはある程度の自己実現欲求というのがあると思います。在りたい自分を追い求める欲求ですね。「自分探し」みたいな。
で、上位ヒエラルキーからの命令が、下位ヒエラルキーの人間の自己実現欲求を大きく毀損するものであった場合、その下位ヒエラルキーに位置する人はどうなるのでしょう?
あんまり度を超すと反逆するのではないでしょうか?企業の場合、転職して逃げるなんていう手もあると思いますが、転職もままならず干され続ける使えない人材は、自分が傷ついてもヤツらに一泡ふかせてやりたいと考え、内部告発という伝家の宝刀を抜くかもしれません。
こうして、世間に(法を犯す)不祥事が発覚して、寝耳に水の社長が会見で無様な姿をさらすのではないでしょうか?
とりとめのない話を長々と記してきましたが、何が言いたいかというと↓
1) 企業(組織)は多かれ少なかれグレー乃至ブラックなこと恒常的にしている。
2) その程度は企業風土・文化(企業の教義)によりマチマチ
3) 不祥事が世間にばれるのは、冷や飯くわされて腑煮え繰り返している使えない人材が沢山いる会社
じゃないかなということです。つまり、不祥事は常に起こっているのです。
なんて、今回はけっこう毒を吐いたので、けっこうスッキリした二流大出のなんちゃって研究員でした。
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2007年11月1日木曜日
大学のこれから?
先日久しぶりに我が母校(大学)のホームページをみたら↓
a) 卒業研究が必修になった(っていうかコンキチが在学中の自分は、卒研が授業の単位で振り返られるへたれた学科だったのです)
b) 3年の10月から研究室に配属されるようになった。
ということが書かれていました。まあ、良い傾向と思います。
特の3年次から研究室に配属されるというのは結構なことです。まあ、もっと早く配属させても良いくらいと思いますがね。
研究室配属前は、勉強に対する目的意識が希薄で、勉強の効率が悪いと思うからです。自分の研究テーマに係ることであれば、必死になって勉強するのでしょうが、目的意識が希薄な状態では勉強に対するモチベーションは維持し難いと思うからです(コンキチはそうでした)。あと、研究を進めていくほど、より広範囲深い知識が求められてくるので、より多くの知識を摂取することが可能でしょう。
そんなことじゃ知識が偏りすぎるんじゃないの?という人もいるかもしれませんが、帝大とかの俊才ならいざ知らず、果たして一般教養とか、自分のコアな専門分野以外の授業で習ったことをちゃんと覚えている人ってどれぐらいいるのでしょうか?ちなみにコンキチはきれいさっぱり忘却してしまいました。
特に、学校の授業って社会で役に立たないなんていう、白痴的発言しているひとは要注意です(役に立つことはけっこう沢山あります)。
そもそも、人間は意志があまり強くない生き物と思います。特にコンキチの母校のような二流大学にしか入れない人材はなおさらでしょう。できるだけ、研究室への配属する時期を早めるのがよいかと思います。
まあ、所詮、二流大出のなんちゃって研究員の戯言ですけど。
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a) 卒業研究が必修になった(っていうかコンキチが在学中の自分は、卒研が授業の単位で振り返られるへたれた学科だったのです)
b) 3年の10月から研究室に配属されるようになった。
ということが書かれていました。まあ、良い傾向と思います。
特の3年次から研究室に配属されるというのは結構なことです。まあ、もっと早く配属させても良いくらいと思いますがね。
研究室配属前は、勉強に対する目的意識が希薄で、勉強の効率が悪いと思うからです。自分の研究テーマに係ることであれば、必死になって勉強するのでしょうが、目的意識が希薄な状態では勉強に対するモチベーションは維持し難いと思うからです(コンキチはそうでした)。あと、研究を進めていくほど、より広範囲深い知識が求められてくるので、より多くの知識を摂取することが可能でしょう。
そんなことじゃ知識が偏りすぎるんじゃないの?という人もいるかもしれませんが、帝大とかの俊才ならいざ知らず、果たして一般教養とか、自分のコアな専門分野以外の授業で習ったことをちゃんと覚えている人ってどれぐらいいるのでしょうか?ちなみにコンキチはきれいさっぱり忘却してしまいました。
特に、学校の授業って社会で役に立たないなんていう、白痴的発言しているひとは要注意です(役に立つことはけっこう沢山あります)。
そもそも、人間は意志があまり強くない生き物と思います。特にコンキチの母校のような二流大学にしか入れない人材はなおさらでしょう。できるだけ、研究室への配属する時期を早めるのがよいかと思います。
まあ、所詮、二流大出のなんちゃって研究員の戯言ですけど。
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