小泉さんは可憐でスレンダーなJKで、ボクのみたところ、365日、三食全てラーメンを食べています。しかもスープも全て飲み切っています。はっきり言って、フィクションだからそういう食生活を送りつつスレンダー体型を維持して健やかなスクールライフを謳歌できるわけで、リアルな世界でそれやったら、肥満になるか、病気になるか、肥満になって病気になるかなので、ラーメンの摂取は二週間に一度程度に控えたいものです。
さて、懲りずに賞味したラーメンのメモを書いていきます。
過去のメモね↓
entries 1-5 → Raumen_Colle (ラーメンコレ) (1)
entries 5-10 → Raumen_Colle (ラーメンコレ) (2)
entries 10-15 → Raumen Collection (ラーメンコレ) (3)
entry 16 (柏)
-珍来 柏東口店 お茶漬らーめん (650 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
夏季限定、しかもごはん入りの緑茶仕立てラーメン。
この商品のポスターのスープの色は鮮やかなGreenなんだけど、実物はpale brown。topに刻みネギと海苔とアラレが載っていてお茶漬け感大。
麺は太縮れ麺でキックが強く、少し粉っぽいような気もするが許容範囲。麺の味自体は大人しい。
スープは大分あっさりしていて(お茶漬けを謳ってるからね)、お茶のフレーバーに加えて魚介の香りもほんのり漂っている気がした(気のせいかも)。このあっさりお茶漬けスープが太麺に合うのだろうかと思ったんだけど、意外にも合いました。けっこうmatchしている。ただ、全体的に単調な味で、あっさりスープで太麺を啜り続けるだけでは飽きがくる。
で、ここで"別皿"で提供されたチャーシューの佃煮と高菜が活きてくる。両者ともかなり濃いめの味付けに仕上げられていて、あっさりラーメンのアクセントにbest match。当然、薬味のワサビも合います。三種の強烈な薬味で、あっさりでも味のバリエーションが広がって食べ飽きしません。
あと、底部に沈んでいるご飯が正にお茶漬けライクを演出。薬味のワサビはご飯用に少し残しておくのがいいと思います。
メチャクチャウマいわけじゃないけど、試みには眼を見張るものがあると思いました。
entry 17
-鼎泰豐 流山おおたかの森店 酸辣湯麺 (1,080 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
中央に胡椒が振り掛けてあって、「よくかき混ぜて召し上がってください」と言われつつ提供される。かなり上品なフェイスで、全ての具材が細かく均一に刻まれていて、掻き混ぜても見栄えはさほど悪くならない。
胡椒は粗挽きの上品なタイプの香味。スープは中華スープベースでと思うんだけど、上品で(ボクのなかでは)酸辣としては信じがたいくらい大人しい味。
麺は中華料理屋にありがちな類の麺で、少しだけ太めか。しなやかで喉越し良く柔らかい。スープを味わうのに最適化されているように思う。
具材は、鶏肉、豆腐、木耳、筍、葱、玉子。全てが上品な味と食感。
総じて、とっても美味しいんだけど、上品で洗練され過ぎている。要は、とってもマイルドで、酸味も辛味も殆どなくて、ジャンクさを求めるボクにとっては欲求不満。
「お好みで、テーブルに置かれている黒酢を掛けて食べるように」と言われてやってみました。で、黒酢自体は上品でマイルドtaste。酸辣湯麺に振り掛けると、せっかく整っていたバランスが崩れてしまう(個人の感想です)。
美味しいんだけど、ガツンというパンチを求めていると、ちょっと期待はずれかも。
entry 18 (北千住)
-千住の永見 支那そば (550 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
アド街や酒場放浪紀でも取り上げられた、あの「千住の永見」の20:00以降限定のあっさり醤油ラーメン。
あっさりと言っても、味の濃度はしっかりしていて、ちょっぴり甘めの澄んだ味。mild tasteで、食べていてノスタルジックな気分になる。
麺は細麺(中細)の縮れ麺。中心まで十分に火が通っていないような硬さで、僅かにpowdery感とエグ味を感じる。
具は、海苔、ナルト、チャーシュー、メンマ、葱、青菜(小松菜?)とオーソドックス。
チャーシューは脂身無く、噛んで肉の旨味を楽しむ系な仕上がりで、僅かな獣臭が食欲をそそる。そして、青菜の苦味が良いアクセントになっている。
で、エスビー食品のテーブルコショーが添えられて提供されるんだけど、このチープでジャンクなコショーが、このラーメンによく合う。
ボク的には"アリ"なラーメン。
entry 19 (岩本町)
-胡椒饅頭PAOPAO サンラーこしょう麺 (890 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
真っ赤なフェイスだけど、そこから想起されるspicyな香りではなく、mildな点心のような香りがする。スープ自体は透明の近く、表層に辣油が浮いている。
スープの味はしっかり酸味が効いているが、mildかつ上品で、トゲトゲしさが一切無い。辣油もmildな味わい。
麺は中華屋で良く出てくるタイプの麺質で、切断面が正方形で角が立っており、ツルツルで滑らかな感触ながら角の立った食感で、口腔がmildに刺激され心地いい。
点心tasteなスープにはspicy感は無く、代わりに麺の練り込まれた胡椒が安定したspicy感を出している。すなわち、麺を啜る度に均質のspicyさが演出されるのだ。
具は、海老、(多分)白菜、葱、胡椒の実。海老はプリップリでfreshで旨い。白菜もfresh。葱も旨い。真っ赤な胡椒の実は上品で香り高い。
あと、別皿に添えられてついてくる生胡椒を噛むと、しょっぱ滋味深い汁が吹き出して、なんか美味しい。
上品で洗練されたニューウェーブ系酸辣湯麺と思いました。
entry 20
-三ツ矢堂製麺 鶏中華そば (780 JPY)- 20171013
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
麺は中細ストレート。モチッとした食感と歯切れ良く、(多分)小麦の甘い味がする。もう少しツルシコ感や、しなやかさがあれば尚良かったが、十分に旨い麺。
スープはノスタルジックなあっさりした(多分)鶏ガラベースの中華スープを使った醤油味。甘く僅かに焦げ感じを感じるコクのあるスープに仕上がっている。スープの表層に浮いた油も旨い。
麺とスープの相性は良く、麺に十分量のスープが絡む。
具は、鶏肉、メンマ、三つ葉、葱。全部旨い。メンマは柔らかく味濃いめで好みの味。三つ葉の香りがけっこう強く、アクセントとして良い。
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