2018年5月4日金曜日

Raumen_Colle (ラーメンコレ) (3)

ども、ラーメン大好きチバラキ在住のコンキチです。チバラキと言えば東葛。自称素人拉麺評論家のボクが、ここ2〜3年くらいの間に食べたラーメンのメモの続きを東葛のラーメン中心に入力していきます。

過去のメモね↓
entries 1-5 → Raumen_Colle (ラーメンコレ) (1)
entries 5-10 → Raumen_Colle (ラーメンコレ) (2)


entry 11 (柏)
-ラーメン猪太 豚骨醤油ラーメン (800 JPY)-
-RATING- 単体で食べて★★★★☆
                  ライスと一緒に食べて★★★★★
-REVIEW-
麺は細麺、ほぼストレート。コシは無くツルツルで柔らかめ、口の中で束なるような食感はけっこう好き。味は淡白。
熱々で煮立った状態で提供されるスープは、食欲をそそる豚の匂いが一閃するも、しつこい匂いでは全くない。味はしょっぱくて塩辛く、濃厚豚骨で凄くコク深いが重さは殆ど気にならず、あっさりしたニュアンスさえ感じる魔法のようなスープ。
淡白な味の麺が濃厚なスープと良く合う。しょっぱ過ぎるのが玉に瑕だけど、無料でサービス(セルフサービス)されるご飯と一緒に食べると丁度いい塩梅になる。
チャーシューからは味噌にも似た濃密な香りが発せられている。肉を噛んでいる感覚がしっかりある。脂分少なく肉感リッチ。

以下、食材情報↓
麺:北海道産小麦と埼玉県産小麦の全粒粉を使った自家製麺。つなぎにはかん水ではなく布海苔を使用。
具材:地元柏産の新鮮野菜のみ使用。季節ごとの旬の野菜を使用しているので、野菜の種類が変わる。チャーシューは国産生の豚肩ロースを豚骨スープで煮込んで作成。サービスのライスは、精米したての柏産コシヒカリをガス炊き。
スープ:国産生の豚ゲンコツを(大腿骨)、豚頭、背脂、野菜を10時間以上煮込んで作った濃厚スープ。脂分少なめでコラーゲンたっぷり。


entry 12
-mister Donut とろとろ肉味噌担々麺 (486 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
スナックライクでPOPな感じの担々麺。
スープはマイルドtasteで、胡麻の香味が強い。完成度の高い美味しい濃厚スープに仕上がっていると思います。
麺は細麺ストレート。全くコシがないツルツルの麺で、非常に淡白な味。コシがなさすぎて食感はあまり良くないが、自己主張しない麺は担々麺を味わうのには悪くない。細麺が束になって、スープをたっぷり絡めて口に中に運んでくる感覚は好きだ。
挽肉がけっこうたっぷりで嬉しい。


entry 13
-らあめん花月 嵐 広島尾道ラーメン 彩海 (740 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
らあめん花月 嵐の期間限定ラーメン。
麺は平打ちの細麺で、ほぼストレート。ツルツルした食感で、そこそこコシがある。自己主張しない味の麺。
スープはあっさりすっきりした醤油味(シンプルな鶏ガラベースのスープに煮干しを絶妙に加えることで旨さがより複雑になり、味に奥行きを与えているらしいです)。醤油は小豆島産。奥行きが広がっていてけっこう旨い。
平打ちの細麺にスープはよく絡む。あっさりな麺にあっさりなスープは相性が良い。
スープの表面に浮いた大粒の背脂は、臭みなく、口の中で雪のように溶けていき、上品な甘みを感じる。これがスープにまろやかさを付与しているんだと思う。
具は、青ネギ、豚肩ロースのチャーシュー、メンマ。チャーシューはペラペラだけど、上品に仕上がっていて旨味が深くなかなか旨い。メンマも味良く、柔らかい食感でGood!
全体的な感想だけっど、ファースト・インプレッション(ファースト・コンタクト)はかなりの旨さに驚かされ、中盤まで美味しく食べれるんだけど、そこから猛烈に飽きていて、終盤は単調な味に大いに物足りなさを感じる。


entry 14 (流山)
-ほんわ華や 汁なしタンタン麺 (1,000 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
下から良く掻き混ぜて食べるように言われる。
パラパラ感のある中華麺はけっこう旨い(ただ、今回は一部麺がダマになっている部分があり、食感が損なわれて残念でした)。タレは、ピリ辛、甘、山椒、ナッツ(ガシューナッツ?)の香味が効いた濃厚taste。かなり濃い味付けで、山椒がしっかり効いているのが嬉しい。
麺とタレに比率が適切なときは、かなりいい感じ。タレの量リッチになってしまったときは、青梗菜と一緒に食べるとスッキリする。"汁なし担々麺"の仕様上の問題だと思うけど、味が相当濃いです。


entry 15 (松戸)
-ラーメン二郎 松戸駅前店 小ラーメン (700 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
   ラーメンとして ★☆☆☆☆
   もやし料理として ★★★★★
-REVIEW-
初めての二郎。はっきり言って、信じ難いほどの爆食ワイルド系を地でいくラーメン。
topはもやし(とキャベツ)で覆われていて、ある程度フェイスが隠されているが、かなりグロテスク。見た目とは裏腹に、脂が浮きまくった脂ギッたスープに臭みは感じず、クドさもあまり感じない。マイルドで濃厚、仄かに好ましい甘味も感じる。ただ、物凄く塩辛い味覚障害レベルの塩辛さで、この半端なく尋常でない塩分量が全てを台無しにしている。
麺は平打ち気味の太麺で、少し気になるレベルの軟らかさなんだけど、それなりに弾力が楽しめて悪くない。麺自体の味も旨いと思う。
具の豚肉は巨大なブロック状のものから、切り身状のものまで不揃いで、盛り沢山。小振りの切り身状の豚肉は少し野趣的な獣臭が食欲をそそる。しかしながら、豚肉の塊が大きくなるにつれて生臭さが増してよろしくない。大きさ・形状に関わらず肉質は軟らかく、繊維のほどけ具合が心地よい。
味的なものをもう少し言及すると、麺にも豚肉にもスープのしょっぱ辛い味が染み込んでいてとても塩辛い。なので、上部に盛られた野菜(ほとんどもやし)が恋しくなる。っていうか、もやしが無いと相当キツイ(塩辛過ぎて食えないレベル)。
ボク的には、これはラーメンという料理じゃなくて"もやし料理"です。もやし自体は、ただ茹でただけと思うけど、アホなくらいに効かせた塩分がもやしを最高に上手く仕立てている。まるで、砂漠の中のオアシスのように。
「二郎はラーメンにあらず。二郎という食べ物なり」という話も耳にするけど、ボクは全くその通りと思います。砂漠のオアシスよろしく、

「二郎は最高に旨い"もやし料理"です」

率直に言って、早死にしたくない人はラーメン二郎 松戸駅前店のラーメンの摂取は2年に1度に控えるべきと思いました。

まだまだ続きます.....

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