昨日、一昨日と有給休暇をとってBASF(超デカイ化学会社)主催の「BASF BORON CONFERENCE」(有機ホウ素のレクチャー)に行ってきました(参加費無料。今年で2回目らしい)。
場所は品川の東京コンファレンスセンターという(普段田舎で仕事をしているコンキチが行くことは無いであろう)洒落た施設。田舎者のコンキチはちょっと緊張してしまいました。
この催物は、「鈴木-宮浦カップリング」の話がメインで、鈴木、宮浦両教授の講義とともに、Academia, Industryの有機ホウ素化学の係るトピックスが展開されました。
演題はこちら↓
http://www.inorganics.basf.com/p02/CAPortal/en_GB/portal/Boron_Conference/content/Produktgruppen/Borane_und_andere_Borverbindungen/Boran_Conference
個人的には、
広栄化学の人の「Pd(0)/C, Pd(II)/Cが触媒する鈴木カップリング」と「広栄化学らしい基質にピリジン誘導体を使った鈴木カップリング」の話。あと、住友化学の人の「Niと2座窒素配位子を使った鈴木カップリング」の話が興味深かったです。
ところで、今回の講義は殆どが英語 Death!!!!!(シクシク涙)
日本語と仙台弁しか満足に扱えないコンキチにはかなり厳しいものがありました(脳ミソがとろけました。と同時に劣等感もひしひしと感じました)。まあ、コンキチは有機ホウ素にかなり疎いので、いい勉強になりましたが.....
今回も「ちょっと英語の勉強頑張ろうかな」という気持ちになりましたが、コンキチは意思が弱いので、多分(また)やらないと思います。
P.S.
このCONFERENCEでは、
1) ドリンクフリー(エビアン、おーいお茶、コーラ、オレンジジュース、ホットコーヒ、etc.)
2) ランチ(ビュッフェ形式のレストラン)も無料
3) Boron Reagents in Process Chemistry: Excellent Tools for Selective Reductions (Chem. Rev., 2006, 106 (7), 2617.)の別刷りをくれた。
4) あと、こんなのも貰った↓
それにつけても、BASFは懐の深い会社だなあと思った二日間でした。
さすがは、グローバル・カンパニーです。
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2006年9月28日木曜日
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