2026年9月19日土曜日

小野上温泉 2025:小野上温泉旅館 きくむら

伊香保温泉からの梯子で、小野上温泉にやって来ました。
ところで、皆さんは小野上温泉をご存知でしょうか。ボクは最近知りました。四万温泉に行ったのがきっかけです。というのも、四万温泉の最寄り駅である中之条駅の二つ手前の駅が小野上温泉駅っていうんですよね。駅名が温泉とか、ニワカ温泉大好きおじさんとしては興味が唆られます。で、ちょっと調べてみたら極上の美人の湯らしいじゃないですか。しかも、駅から直ぐというアクセスの良さ。
これは行くしかないと宿泊先を探したところ、温泉宿泊施設はサンおのがみ、お宿 古城台、小野上温泉旅館 きくむらの三軒だけ。典型的なハコモノのサンおのがみは長いこと臨時休業中で、お宿 古城台は営業している気配が感じられません。他に日帰り温泉施設はあるけど、宿泊するなら「きくむら」一択です。

ということでやって参りました、小野上温泉駅に。
ここで注意ポイントです。
小野上温泉駅はJR吾妻線の駅なんですが、無人駅で行きも帰りもSuicaが使えません。行きは紙の切符で、帰りは乗車駅証明書を発行して有人駅で精算です。っていうか、JR東日本管内でSuica使えないとか痺れますね(仙山線の無人駅ではちゃんと使えるし、なんなら箱根登山線の無人駅でさえ使える)。なので、行く機会があったら注意しましょう。

気を取り直して駅を出て歩くこと二、三分でしょうか、目的の小野上温泉旅館 きくむらさんに到着しました。

小野上温泉旅館 きくむら (visited Sep. 2025)
住所:渋川市村上328-1

小野上温泉エリアはマジ温泉しかないので、早速きくむらさんのお湯にコミットです。

いざ入湯。
ツルヌルのまったりした泉質は、うっとりする肌触り。体が蕩けてしまいそうな感覚で神ってる。
ちょっと信じられないくらい気持ちいいです。このヌルフワ感は。この世のものとは思えませんね。
泉温が低いので、いつまでも浸かっていられそうです。
でも貸切制なので、他のお客さんのことを慮ってそこそこのところで退湯しましたシクシク涙。

まあええでしょう。酒かっくらいながら晩飯食ってやる。
ディナータイムです。

-小野上温泉旅館 きくむらの夕食-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
茄子・茗荷・ゴーヤ・いんげん・万願寺唐辛子・海老の天婦羅。
海老は春巻きになってるっぽくて良く分かんなかったけど、他はオール野菜の天婦羅。
お野菜の天婦羅って美味しいよね。
因みに、万願寺唐辛子は辛くって、当たったと思いました。

生ビール🍺(660 JPY)が進みます。

海鮮つみれの野菜餡かけ。
ツミレと茸と浅利が印象深い。
(多分)鰯感ふんだんなツミレが美味しい。
茸もフレッシュで旨味ワンナップ。
そこにもう一つの魚介として、日本人ならみんな大好き浅利ですよ。ふっくらした身に綺麗な滋味でツーアップ。
これらの具材をまとめ上げるのが、薄味で上品なお出汁感たっぷで絶妙な舌触りの餡ですよ。
ヘルシーで美味しい嬉しい一皿。

鮎の背越し南蛮・牛肉のこより巻き・穴子の絹田巻き。
南蛮漬けがホント美味い。細かく切ってあるのがいいですね。少しずつ食べれるので、強めの酸味が緩和される。
牛肉のこより巻きは、牛のファッティーと巻かれて中に入っている牛蒡アーシーさが互いに味を高め合っていてベストマッチ。

太刀魚のバター醤油焼き・稚鮎煮びたし。
太刀魚のバター焼きって想像出来なかったんですが、なかなか美味しいですね。鮭とかよりアッサリしてて、ヒラメとかよりダイナミック。

シルクサーモンの昆布締め・そでいか・甘海老。
そでいかは、ねっとりした食感で旨味が濃いですね。 渋川で味わう三回目のシルクサーモンは昆布締め。既に十分味が付いていて、何もつけずにそのまま食べるか、山葵載せて食べるのが美味いです。昆布で旨味がボアアップしている。

谷川岳 超辛純米酒 (470 JPY)
甘く蜜柑的な果実の香味。
多分、燗上がりすタイプのお酒。
そう思ってひや(常温)でも試してみたんですが、やっぱ燗上がりしてますね。
燗上がりするって言っても、ひやでも美味しくて、飲み口が軟らかくていいと思いました。

赤城地鶏モモ肉の溶岩焼き。
地鶏は身が締まってて、野趣感あって、味濃くて美味いね。
ボクはポン酢より塩胡椒が好み。地鶏の濃い味をダイレクトに楽しめる。

焼き茄子と小海老の梅肉和え。
茄子の焦げ感と酸味がサイコーです。
海老の味自体は普通だけど、食感に奥行きが広がって旨いですね

炊き込みご飯・汁物・香の物。
お腹いっぱいになったので、ご飯の量をかなり減らしてもらったです。
炊き込みご飯は茸と筍の旨味ふんだん。炊き加減もいい。こういうのがいい。
そして、トロミたっぷり、玉子たっぷりのツユが普通に超絶美味いです。
お新香もいいですね。

甘酸っぱ美味いデザートのコーヒーゼリー。

いやぁ、なんなんですか、このメチャ旨い夕食は。
前の晩、伊香保で泊まった洋風旅館ぴのんの夕食も超絶美味かったけど、それ以上かもしれん。温泉は唯一無二にとろとろ、食事も本当に素晴らしい。ダメでしょ、こんなの。人間がダメになります。唯一の不満は、腹がパンパンになり過ぎて食後の温泉に浸かれなくなるかもしれないという危機感ですかね。
ここでボクは呪文を唱えました。ハラヘリ、ハラヘリと(多分、使い方間違ってる)。普段神仏を信じないボクが神頼みするほどでした。その甲斐あってか、しばらく休憩した後、死力を振り絞ってとろとろの極楽湯に浸かることができました。
メデタシ、メデタシ。

つづく.....

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