ども、三度の飯より蕎麦が好き(というほどではないですが)、お蕎麦大好き中年のコンキチです。
コロナ禍にあっても、出来るだけ客層の良い店を選んで大好きなお蕎麦屋さんを攻めてみました。いずれも、仮にコロナに感染しても後悔しない店をセレクトしてみました。
ところで、外食してる時点で感染対策は徹底してないので、外食勢は正直に申告しましょう。
過去のメモはこちら↓
Soba_Colle 1 (ソバコレ 1)→https://researcher-station.blogspot.com/2018/11/sobacolle-1-1.html
Soba_Colle 2 (ソバコレ 2)→https://researcher-station.blogspot.com/2018/11/comuthe-perfect-reaction-media.html
Soba_Colle 3 (ソバコレ 3)→https://researcher-station.blogspot.com/2019/07/sobacolle-3-3.html
Soba_Colle 2 (ソバコレ 2)→https://researcher-station.blogspot.com/2018/11/comuthe-perfect-reaction-media.html
Soba_Colle 3 (ソバコレ 3)→https://researcher-station.blogspot.com/2019/07/sobacolle-3-3.html
Soba_Colle 4 (ソバコレ 4)→https://researcher-station.blogspot.com/2020/03/sobcolle-4-4.html
Soba_Colle 5 (ソバコレ 5)→https://researcher-station.blogspot.com/2020/05/sobacolle-5-5.html
Soba_Colle 6 (ソバコレ 6)→http://researcher-station.blogspot.com/2020/09/sobacolle-6-6.html
Soba_Colle 7 (ソバコレ 7)→http://researcher-station.blogspot.com/2021/05/sobacolle-7-7.html
Soba_Colle 8 (ソバコレ 8)→http://researcher-station.blogspot.com/2022/02/sobacolle-8-8.html
それでは、新たに開拓したお蕎麦たちのメモです↓
ENTRY 81 やぶ久 (日本橋, visited Nov. 2021.)
カレー南蛮で有名なやぶ久さんで、カレーせいろに挑戦してきました。
-麦酒エビス (825 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
そば味噌は甘い味噌牛蒡。幾分かマイルドめで、肩の力が抜ける旨さ。
-つけカレーせいろ (1,200 JPY)-
-大辛口 (+220 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
希望者には小ライスをサービスしてくれるので、(カレー丼をつくるために)勿論お願いする。
僅かにグラッシー(grassy)で穀物様の香味薫る蕎麦は、噛み心地が最高に程よい。これはカレーのつけ汁を堪能するのに最適。
ツユは粘度高めで甘く、スパイシー(spicy)リッチであったかい。個人的に辛さはこれが限界。
特筆すべきは、自分で作るカレー丼でかなり旨い。神田まつやのカレー丼より旨いんじゃないかと思うほど旨い。カレーはその辛さが後から来るタイプで、スパイスと和風出汁との一体感に乏しいけど、そんなの関係ないくらい旨い。さらに、ツユの温度が下がっても美味しいんだよね。
あと、具材の絹さやと葱がフレッシュで甘く、特に葱が激ウマ。
ENTRY 82 茅場町長寿庵 (日本橋茅場町, visited Jan. 2022.)
-菊政宗(一合) (700 JPY)-
熱燗にしてもらう。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
里芋の煮物。品のある甘い味付けで、香味のキツくない生姜が効いている。お芋はいい感じのホワッとした食感に仕上がっていて、文句なしに美味しい。
-やきとり (850 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
味付けが上品な甘いタレ。鶏肉からは香ばしいロースト・ノート(roast note)。皮は軟らかくしゃくっとした部分もある。多分、胸肉なんじゃないかと思うんだけど、シックな食感で上品の極致の旨さ。とっても旨い。幸せになる旨さ。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
穀物様の蕎麦っぽいしっかりした香り。ツルツルの表面で蒟蒻の様な弾力。
色合いが鮮やかなツユからは鰹節系の香りと甘い香り。甘さ強めで、お醤油の味もしっかり。
蕎麦をツユにつけて啜ると、蕎麦の甘みが増す。
ワサビは甘味強く、何かミックスしてるのかもしれない(知らんけど)。
蕎麦もツユも好みのタイプでないが、美味いと思う(流石、老舗)。
因みに、蕎麦湯はドロドロ系。
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
丼からは心地よいしっかりとしたスパイシーノート(spicy note)と和的なお出汁の香りが立ち昇っています。
ツユは、カレーとお出汁が丁度いい塩梅に調和していて、餡の硬さもいい感じ。
具材は芹と豚肉。お蕎麦も具材は沢山入っていて、具rich,、麺rich。
やっぱり印象的なの”せり”で、鮮烈な香りを放つ茎に加えて、アーシー(earthy)リッチな根っこも入っている。この根っこが極めて野趣的で味わい深いです。
お蕎麦は軟らかく(ゆで麺なんじゃないかと思う)、香味は殆ど感じられないけど、異味はなく不快なところはない。むしろ、このクセのなさが、カレーツユと芹を純粋に味わうのに集中できていいんじゃないかと思います(秀逸なツユと具を啜るのに、特徴に乏し軟蕎麦が良い)。
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
色濃い目の平打ちの蕎麦からは、見た目とは裏腹に香味は僅かしか感じない。表面は滑らか。総じて、どってことない。
ツユは鰹節様の香りが少々。淡色で甘く、蕎麦に対してちょっと弱い。
天タネは、キス、海老、人参、茄子、ピーマン。
天つゆは気の抜けた薄い味で、正直どうかと思う。
天麩羅の揚げ加減は悪くない。衣も薄めでサクッとしてるし、そこそこいいんじゃないかな。 キスは旨い。海老もいい感じ。茄子もいいね。人参は肉厚で、深部まで十分に火が入っておらず生々しい。ピーマンは切り出しが大味。もう少し繊細な仕事だとよかった。
蕎麦の薬味沢山。ワサビは粉ワサビ。 蕎麦湯はあっさり系。
あと、お湯が美味しくないです(水が悪いんだと思う)。
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
信州八ヶ岳産の硬めのそば粉を使用。
蕎麦は浅黒で太く、キックが強い。田舎蕎麦のようなボソボソしたところも多少感じる。咀嚼すると僅かに蕎麦の香味。
ツユはかなり甘い。
具材は、天カス、刻み葱、油揚げにカイワレ。
食べ方としては、蕎麦、具材、ツユを良く混ぜていただきます。で、全てをミックスさせて食べると、甘すぎると感じられたツユが丁度いい塩梅。
油揚げは甘く、ゴワゴワし過ぎず程よい食感でけっこう好き。
最後に天カスとツユが残ってしまうんだけど、ここで蕎麦湯が提供されるので、蕎麦湯で割って綺麗に平らげることができる。その試みは良しとするも、甘すぎるツユと蕎麦湯が決定的に合わず、味が浮いてしまっている。
住所:流山市南流山2-7-7
ENTRY 86 流山藪蕎麦 (南流山, visited Feb. 2022.)
"藪"の名前を冠するだけあって、かんだやぶそばに雰囲気の似た店構えになっています。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
ねりみそは赤味噌様の香り。甘みと辛味のバランスが硬派な仕上がりで好き。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
蕎麦からはほんの僅かにグラッシーノート(grassy note)と穀物様の蕎麦の香り。整った細身の蕎麦は軟らかく、なかなか良い啜り心地。
ツユはトップは甘味が強く感じ、時間差で辛味が来るしっかりしたボディ(body)。
蕎麦をツユにつけて啜ると、僅かに蕎麦の繊細な甘味を感じる。このせいろ、一見どってことない感じもするが、名バイプレーヤー的いぶし銀の旨さ。そして、かき揚げが超絶品。油がとってもいい香り。トップに戴いた柚子皮の香りもいいね。かき揚げ本体はというと、外側は軽やかにカラッ、サクッとした食感で、内部はトロトロのクリーミーでまるでカスタードケーキの様。この形容しがたいほどの魅惑的なコントラストは初めての体験。中に仕込まれた芝海老はプリッとした感触で、味もっしっかりしていて旨い!
蕎麦湯はサラッとしていて、しっかり蕎麦の香味。
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
クリーミーでありながら、喉をさらりと流れていく。香りは、口に含むとバナナのような甘みを感じ冷酒でもぬる燗でも楽しめる感じ。甘みにベタついたところなく、スッキリした甘さでいいね。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
春の限定メニュー。
かき揚げは文句なく旨い!油のいい匂いがして、カラッとサクッと軽やかに揚がっている。玉葱は超アマアマ。桜海老は濃い味で、甲殻類の滋味がたっぷり。なにもつけずに、そのままいただくのがベスト。
絶品かき揚げに対して、お蕎麦は凡庸か(悪くないけど)。
蕎麦の表面は潤いリッチでツルツル。星が入っていて黒っぽいけど、穏やかな穀物様の香りのみ。咀嚼すると、僅かに甘味を感じる。
ツユは鰹節様の香りが立ち、けっこう甘く、ツルツル蕎麦に合ってると思う。
薬味のワサビは甘い。かなり甘い。そして、フィニッシュにエグ味を感じる。粒感はしっかりある。何かとのミックスワサビなんじゃないかと思う(知らんけど)。
-ビール 中瓶 (730 JPY)-
サッポロは黒ラベル
-天ざる (1,800 JPY)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
細身のしなやかな食感の蕎麦は、喉ごし最高。太さが揃っている。
ツユは硬派なお醤油の香りが立ち、ボディ強く甘味もしっかり。
啜った感じは、秀逸な喉ごしの。
山葵はオイリーで、酸味と辛味は殆どない。
天タネは、海老×2、ししとう×2、椎茸。油の香りがとってもいい。 天タネからは丁寧な美味しさ感じる。特にししとうのシュアな味が印象的。
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
すき焼き定食。甘味強い濃いめの味付け。
具材は、お肉、玉葱、葱、春菊、焼き豆腐、餅。お肉は凄く味が染みてるのに、しなやかに軟らかくてとてもいいね。
濃いツユと焼き豆腐と餅が合う(ボクって餅苦手なんだけで、これはいける)。この濃いツユは春菊の強い香味に当たり負けしてない。
お豆腐と滑子と三つ葉の味噌汁もいい味付け。
-RATING- ★★★☆☆
-RATING-
ツユは薄めも物足りなさはなく、薄っぺらいわけでもなくて悪くない。
細身の蕎麦喉ごしがいい。
春菊天から薫る独特のグラッシー(glassy)な香りは、温蕎麦とよく合うんだけど、衣がゴワゴワしていて、味がちょいフリッターチックで、食感も残念な感じ。
-ヱビスビール(小瓶) (350 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
まずは、トップに戴いた三つ葉の鮮烈な香りがお出迎え。
丁寧に整えられた感のある甘汁は、けっこう甘くてなかなか美味しい。
蕎麦は軟らかめで、入れた歯に粘度を感じるタイプ。
蕎麦とツユのバランスはかなりいい。
薬味は葱と大根おろし。
-鶏天 (300 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
いい匂いの油で甘みを感じる。鶏肉はモモなんじゃないかと思う。
程よい弾力とキメ細かい食感で、異味なく淡白一色の味わい。
けっこう旨いね。
いやぁ、それにつけてもお蕎麦を食べると癒されますね。
生きててよかったという気持ちが心の底から湧いてきます。
世界に広げよう、蕎麦食いの輪。
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