とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Tuesday, October 18, 2011

Think different.

Appleの創業者の1人にして前CEOのSteve Jobsが逝ってしまった。アップル信者のご多分に漏れず、ボクにとってJobsは教祖様であり最高のイノベーターの一人だった。

彼の最大の業績は、コンピューティングを大衆のものとしたことにあるとボクは思います。あの英知を表すのロゴと卓越したGUIにボクは魅了された訳ですよ(はっきり言ってWindowsはMac OSの模倣でしかないと思うし、未だに漢字TalkのGUIを超えるに至っていないと思う)。

Appleの卓越したGUIやiPhoneのマルチタッチスクリーンと言ったイノベーティブな体験は、技術的にはそう難しいものではなく、その発想さえあればApple以外のメーカーにも具現化できたと記憶しています。

ここでボクの好きな文章を↓
希代の天才が、「何もないところからアイデアを生み出す」というイメージはロマンがあって魅力的であるが、危険なフィクションである。イノベーションや創造性というものは、そのイメージほどミステリアスなものはない。すでに開発されたアイデアを取り入れ、それを新しい状況に適用しているにすぎない。

Jobsは確かに全く新しいヴィジョンを我々に示したと思うけど、それを具現化するためにすでに開発されたアイデアを取り入れ、それを新しい状況に適用することの天才だったと思う。iTunesだって、無から有を生み出したわけではなく、IT周辺のエコシステムを巧みに利用したに過ぎない(十分過ぎるほど凄いけど)。

個人的にAppleやJobsを語るとき、彼がAppleに復帰してすぐにやったキャンペーンのコーピー「Think different」が真っ先に頭に浮かぶんだよな。そして、その思想がApple復活と躍進に原動力だったんだろうなって思います。
(Jobs以外にThink different的な発想してる経営者って、セブン& アイの鈴木会長くらいしかボクは思いつかない)、

ところで、Apple以前に世界で最もイノベーティブかつクリエイティブな企業ってSonyだったと思います。実際、Jobsは盛田昭夫を尊敬してたし、Sonyの繰り出す製品は斬新でデザイン的にも美しかった(と思う)。しかし、そのSonyも一部ではクリエイティブな製品(例えば、FeliCa)も有しているけれど、その凋落は著しく、普通のメーカーになってしまった感がある。

Jobsなき後のAppleにはSonyと同じ轍を踏んで欲しくないと思う二流大出のなちゃって研究員でした。やっぱ、

Think different.

だよね
Jobsがボクたちに残してくれた最高のメッセージと思います。


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