とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Sunday, February 12, 2012

遷移金属フリーなアルコールとアミンの素敵な関係

先週行ったスキー(ファンスキー)の筋肉痛(上半身)がやっと回復してきた三十路後半、ボチボチアラフォーのコンキチです。それにつけてもスキーは良いね、雪の積もった斜面は地球の重力を存分に堪能させてくれる壮大な装置で、スキーはそんな重力装置を心行くまで味わうことができる贅沢なスポーツですから。


←ちなみにボクは、スキーに行く前は、この映画を観て気分を高揚させてからスキーに臨んでいます(原田知世が超かわいいです)。


閑話休題


去年読んだ論文のメモです↓

Mild Nonepimerizing N-Alkylation of Amines by Alcohols without Transition Metals
Org. Lett., 2011, 13, 3543-3537.


oxidation / imine-iminium fromation / reductionのone-potシーケンスです。general procedureは、触媒量にTEMPO (0.2 eq.) を共酸化剤のBAIB ([bis(acetoxy)-iodo]benzene) (1.15-1.90 eq.)でクルクル回して、アルコールを酸化した後、アミン(2 eq.)とNaBH(OAc)3 or NaBH4 (2 eq.)でreductive aminationを行います。22 examples。キラルな基質を使った場合、ラセミ化やエピマー化は起こりません。また、1,4-ペンタンジオールを基質に用いた場合、1級アルコール部分を選択的にアミノ化できます。


ちなみに、同様なトランスフォーメーションを遷移金属を使って行う場合、収率は良いらしいですが、高温が必要だったり、長時間が必要なようです。

マイルドなワンポットシーケンスにボク的にはソソラレルものがあります。

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