2007年6月19日火曜日

誤謬の発現

先日、「5Sの誤謬」と題したブログを書きましたが、その誤謬が現実の現象としてどのように反映されるかをコンキチの身の周りで起きることを例にとって示したいと思います。


1) 使用して洗ってないガラス器具を1ヶ月くらい放置プレイ
2) 洗浄済みのはずのフラスコにMgっぽい金属粉が付着していた
3) ガラス器具にマジックでなんか書いて、そのまんま
4) 劇毒物だって机の上に放置プレイ
5) 長期間使用しないHPLCカラムもバッファーが入ったままで放置プレイ
6) こぼした試薬は拭き取りません
7) 報告書にGC分析条件が詳述されてない(カラムの種類しか書いてないとか)
etc.

これって研究者としてというより、人としてどうなんですかね。上記事例が頻発するので、コンキチは(他人が洗った)ガラス器具は、自分が使う前に洗ってから使用しますから。

コンキチは自他ともに認める神経質なので、上述したようなことは、コンタミとか分析の再現性とか気になって気になって仕方が無いのですが.....

正直、自分の勤務する部門の研究開発力の低さ(ちゃんと洗いものとか装置のメンテがでいない輩は、研究開発能力に長けているとは思えない)に自分で辟易して哀しくなってしまいます。

学生時代、師匠(コンキチが研究室に配属された時D1だった)から、「使った器具はその日のうちに洗ってから帰れ」と指導されたものですが.....


他社さんはどんな感じなんですかね?
最近、転職の「テ」の字が頭をもたげる、某二流国立大卒のなんちゃって研究員のコンキチの戯言でした。

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