2008年5月8日木曜日

イメージ戦略

先日、日中首脳会談が催されたようです。詳細は、はっきり言って良く分かりませんが(あたりさわりない声明でお茶を濁された感じ)、パンダでごまかされて、その他の(沢山ある)懸案事項は軽くいなされた気分で一杯です。

北京オリンピックを直前にして、チベットの人権問題が世界的に大々的に周知されることになり、世界的な批判的世論の高まりをかわすために体よく使われちゃった気がしてなりません。

だって、日本は世界中で最も好かれている国なのだから!!!(メリーランド大学とBBCによる2005年の調査かな?)
see http://www.worldpublicopinion.org/pipa/articles/home_page/168.php?nid=&id=&pnt=168&lb=hmpg1

世界で最も好感触な国との和やかな映像を世界中に配信することができれば、イメージアップは必至でしょう。

どこかのメディアのキャスターが、「福田首相は得意の外交で支持率回復を図りたい...」的なことを言っていたけど、中国様のご機嫌をとるのが外交の要諦ではないと思うのはコンキチだけでしょうか?


上野動物園のパンダの死去は、中国にとってラッキーな出来事だったなあと思わずにはいられないとともに、我が国も中国のしたたかさを少しは見習って欲しいと思う二流大出のなんちゃって研究員なのでした。
(オリンピックが終わって、人権問題のほとぼりが冷めたら、掌返されるような気がする)

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