とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Sunday, September 4, 2016

ベンゾトリアゾール:その傾向と対策 Extra Operation

軽く秋のにおいを感じる時季ですね。


去年のことだけど、10月から11月にかけて、東京電機大の旧校舎跡地で開催された大江戸ビール祭り 2015のメモです。


大江戸ビール祭り 2015 シーズン1

-富士桜高原麦酒 Rauch WeizenBock (ラオホ ヴァイツェンボック) (500 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
アピールポイントは、スモークの香りのするハイアルコールビール。Alc. 7.3%。日本では初めて小麦のスモークモルトを使用したモルト風味豊かな限定ビールだと言う。
色は深めのブラウン。香りはあまち立たないが、バナナ様の香りがうっすら。味もバナナ様のfruityさで、爽やか。bodyの強さ感じる。なんとなく淡色ラガーっぽい雰囲気も感じる。後味は爽やかですっきり。

-Outsider Brewing Fantastic Grape Cider (ファンタスティック•グレープ•サイダー) (500 JPY)-
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
Alc. 4%。山梨県産のアジロンダックという品種の葡萄を使った一品。麦芽ではなく葡萄を原料にビール酵母を使用して醸したといいます。
少しシャンパン様の香りが漂う。淡色ラガーっぽいところのある味。果実味のあるワインチックな渋みを、軽微ではあるが、感じる。
fruity、爽やかさ、甘くはないけどsweet感がある(何とも形容し難い)。スレンダーな味で、葡萄由来と思われる良い香質。色は綺麗なWine Red。

-松島ビール Bock (ボック) (500 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
Alc. 7%。モルトの甘味•風味が強めの濃厚で味わい深い贅沢なビールという触れ込み。麦芽を通常(他の松島ビール比較)の1.5倍使用し、熟成にも2倍の時間をかけて仕上げたという。
この日は少し肌寒く、気温に合わせてビールの温度を調整して提供しているという。なので、少しぬるめ。缶のアサヒスーパードライ的な匂いがする。口当たりはとてもmildでちょとcreamyで楽しい。ちょっと淡色ラガーっぽい雰囲気感じる。finishのbitterも楽しい味。色はブラウンだけど、コクのある感じではない。

-宇田川カフェ ソーセージとチョリソー (500 JPY)-
-REVIEW-
チョリソーらしいんだけど、全然辛くなかったね。







大江戸ビール祭り 2015 シーズン2

-田沢湖ビール ダークラガー (TAZAWAKO BEER Dark Lager) (500 JPY/370 ml)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
Alc. 5.0%。国際苦味単 (IBU) 0 34。深いコクと苦味が調和した本格的黒ビールで、黒ビールが苦手な方にもオススメらしいです。ヨーロピアン•ビアスター (EBS) 2012 銅賞。ワールド•ビアアワード 2015 Asia's Best Dark Lager。
かなりいい感じの味噌様の香りとhigh roast note。この濃蜜な香りから濃厚な味がするような気がしたんだけど、意外にもすっきり(あっさり)したtaste。軽薄な訳ではないんだけど淡色ラガーのすっきりしている。あと、high roastとbitterがしっかりある。温度が上がってくると、スーパードライチックな匂いがする。

-いぶりがっこ (300 JPY)-
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
smokeが緩く、普通の沢庵感が強い。残念。

-AQ BEVOLUTION Heretic EVIL COUSIN IIPA (ヘルティック/イーヴルカズン IIPA) (500 JPY/12 oz)-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
アルコール度数 (ABV) 8.0%。国際苦味単位 (IBU) 100。
これは絶品。インドの青鬼に酷似している。で、インドの青鬼よりは少し爽やかですっきりしている。少しだけ軽い感じでそれも旨し。とっても美味しい。fruity, citrus, spicy, 豊潤な味。そして、強烈なbitterが凄くいい感じ。

-一関ミート 厚切りハムステーキ (400 JPY)-
-REVIEW-
かなり脂ぎってるね


ところで、大江戸ビール祭りは今春(4/29-5/8; http://2016s.oedo-beer-festival.jp/)もあったけど、今秋(10/26-10/30; http://oedo-beer-festival.jp/)にも開催が予定されています。アクセスが容易で、気が向いたら、また行ってみようかな。



閑話休題


ベンゾトリアゾール関連の脱水縮合のメモです。
読んだ文献はこちら↓

Comparison of the Effects of 5- and 6-HOAt on Model Peptide Coupling Reactions Relative to the Cases for the 4- and 7-Isomers
Org. Lett., 2000, 2, 2253-2256.

HOAt (7-aza-1-hydroxybenzotriazole)の"aza"の位置によって活性がどう変わるかっていうことを研究した論文です。


この論文がでるまでに7-HOAt (所謂HOAt)と4-HOAtは報告されていましたが、5-HOAtと6-HOAtに関しては何も検討がなされていなかったので、本報で5-及び6-HOAtを合成して、一連のHOAt isomersの活性を比較検討しています。

で、結果はこちら↓

やっぱ、7-HOAtがその隣接基関与で反応がブーストされるという結果が改めて追認されました。あと、この論文にはpKaも書いてあったんだけど、7-HOAtは酸性度が低いからラセミ化も起こりにくいんだね(4-isomerと比べて大分低いね)。

以上、二流大出のテクニシャン(研究補助員)のメモでした。


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