2006年5月17日水曜日

ある香料会社の懲りない(研究員の)面々

コンキチはなんちゃって研究員です。自分で言うのもなんですが、かなり「なんちゃって」がはいっています。そして、一日でも早くリタイアすることが人生の目標だなんて嘯くやる気無し夫です。それでもコンキチがクビにならずにいられるのはそれなりの理由があります。それは、他の研究員がもっとなんちゃってだからです。例を挙げます。

1) 人名反応がさっぱり分かってない先輩&後輩(修士)。
2) いちいち上司から反応条件(モル比、反応温度とか)の設定の指示を受けてからでなければ実験できない先輩社員(修士)。
3) NMRのカップリングの意味をよくわかっていない上司(学卒、それでもアメリカ留学経験有り)
4) Chemical Abstractの存在を知らない先輩(修士)
5) GC分取したサンプル(超微量)をいきなり13C NMRで分析して、「シグナルがでない」っていう分析セクションの研究員(修士)
6) 分析条件を控えておかない人々(多数)
7) 目的物のアミンを酸で処理して水相におとしておいて、有機層に目的物が何も無いという先輩(学卒)。
8) 塩化水素の酢エチ溶液を裏庭に捨てた三菱化学から転職してきた先輩
9) エクセルに関数が入っていることを知らない上司
10) 「拝啓」ではじめて、「以上」でしめくくる手紙を書く先輩(しかも時候の句もなし)
11) 「無水酢酸」と「氷酢酸」を間違えた先輩(修士)
etc.

こんな人たちでも立派にJASDAQ上場企業の研究員になれるのですから笑えます(っていうか笑えません)。こんなセンスの無い人たちでもクビにならないんですから、コンキチも気が楽ですよ。

っていうか、上場企業の研究員がこんなんでいいのでしょうか?

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