2006年6月24日土曜日

労働組合という名の宗教

コンキチの勤務している会社は労使間でユニオン・ショップ協定を締結しています。つまり、基本的に「管理職以外の従業員は皆組合員」でなければならないということです。これは入社と同時に強制的に労働組合に加入させられることを意味し、「組合に加入しない権利」を侵害しているとも思うのですが、ウィキペディアで軽くリサーチしてみると、「憲法は団結権の保障に特別の意味を与え、個々の労働者の組合に加入しない自由よりも労働者の生存の基盤となる組合を強化することを優先していると見るべきであるから、労働協約や労働法制においてユニオンショップ制を採用しても憲法に違反しない」ようなので、これを覆すのは不本意ながらかなり難しいと思われます。

ということで、労働組合嫌い(多分、世界一組合嫌いかも)なコンキチも、やむなく組合員をやっています。当然、目を付けられたくないので、表面上は従順な組合員を演じていますが.....

そもそも何故コンキチが組合嫌いかというと
宗教的
全体主義的
共産思想
に侵されているからです(キット)。

コンキチには労組という集団がカルト宗教的にしか見えません。

コンキチの思う労組の気持ち悪いところ
1) 自己批判は皆無。「自分達(執行部)の思想はは全てにおいて正しい」ということが前提で成り立っている。→これって異常じゃないですか?あなたは自分が100%常に正しいと言えますか?

2) 強制的に組合費を巻き上げる→ユニオン・シュップ協定により、給与天引きで自動的に私有財産を没シュートすることができます

3) (労働)組合の素晴らしさを皆で教育する。組合があるから、賃金UP↑や労働条件の向上が実現すると盲信し、その思想を刷り込む。洗脳ですか?→交渉力のある人間や、ハイパフォーマー、人生を達観している人には無用の長物でウザイだけ。団体交渉権の存在意義は全否定しないが、それをユニオン・シュップ協定により、全ての非管理職に強要するのが怖い。低能な人材を分不相応に高級取りにしてしまう

4) 組合員は皆(結果)平等。年功主体のヒエラルキーにより、給料が規定される。→完璧にモチベーションが下がりますね(年功制もそれなりに合理性があることは全否定しませんが)。「賃金は労働の対価」と唱える組合自体が、その原則を否定しています

5) 上部団体(UIゼンセン同盟)へ収める会費をちょろまかしている。そのクセ、高邁なお題目を唱える。→自分達の組織の繁栄(?)の為なら、何をしてもいいという思想が垣間見えます。

6) 赤いハチマキの着用強制→どこぞのカルト集団の白装束のユニフォームに通じるところがあって怖い。組織の一体感を醸成するためにやるんでしょうな

まあコンキチに言わせれば、労働組合はさしずめ日本賃上教といったところです。賃上げを至上命題として、いかなる状況下でも、手を変え品を変え、ただひたすら賃上げ要求を断行します。

インフレ下では、インフレ率(物価上昇率分)だけベースアップして賃金を上げろと宣い、
好業績下では、組合員の頑張りで業績が良くなったんだから、給料を増やせ!!!とおっしゃります。
さらに、デフレ下では、賃金は生活維持・向上のために安定絵的に支給されるもの&組合員は頑張っているんだから、頑張りに見合う分だけ賃金UP↑を要求します。
あげく、業績が悪かった場合は、その責任は経営サイドのせいにして、組合員は会社に協力してるんだから、その協力分を給料に上乗せすることを求めます。

「いかなる場合も賃上げ」

節操がなくて、マジ恐ろしいです。
これじゃあまるで、「他人のモノは俺のモノ、自分のモノも俺のモノ」と嘯く
ジャイアンですよ!!!
これがいい年こいた大人の行動かと思うと、その良識を疑わざるを得ません。日本人の美徳と揶揄されることもある自省という観点が完璧に欠落していますから。

もしあなたが良識のある人間でユニオン・ショップ制の労組がある会社に就社した場合は、その労働組合の思想に毒されないように気をつけましょう。但し、あからさまに労組を嫌悪する感情をおもてに表してはいけません。その後の人間関係に影響を及ぼしますから。

(この文章は、某二流大出のしがない貧乏サラリーマンの視点で記述されているので、あまり気にしないで下さい)

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