2006年6月20日火曜日

MONEY GAME

流行ってますねえ。(Share, Srock)

でも、株式インデックスは力強く下落している今日この頃です。

最近巷では、M&Aコンサルティング(村上ファンド)や福井総裁ネタが紙面やお茶の間をにぎあわせているようで、沢山儲けるとマネー・ゲーム扱いされてしまうような勢いです。

福井総裁がM&Aコンサルティングに1,000万円投資して、7年で2,470万円(内270万は途中で払い戻した?らしいですが、簡単のため)になって儲け過ぎだ!!!みたいなことが報道されていますが、これって年率13.8%で運用したってことですよね。(確かに年率13.8%は凄いけど)これってバッシングされるほどのことなのでしょうか?赤提灯に入り浸ってそうな顔の福井総裁をあまりいじめないで欲しいなあ。

ついでに言わせてもらえば、某政治家が、「庶民感覚とは違和感がある、かけ離れている」なんて宣っているようですが、
 
「あんたには庶民感覚があんのか?」と言いたいですねコンキチは。

世間では、リスク資産(主に株式)にお金を預けて(投資して)、(沢山)儲けるとマネー・ゲーム のレッテルを張られるようですが、そうであるならば市場に株券を供給している全株式公開企業はマネー・ゲームの一翼を担っていることになりませんかねえ?社員の平均年収が1,567万円のフジテレビジョン<4676>、平均年収1,462万円の日本テレビ放送網<9404>、平均年収1,443万円のTBS<9401>、平均年収1,357万円のテレビ朝日<9409>のマスゴミ各社の社員の方々は、何を思って報道に携わっているのでしょうか(見識を疑いたくなります)?資本主義(株式市場)を否定するんですか?(日本は社会主義国かもしれませんが)

一般サラリーマンの皆様だって、あなたの年金の一部は株式で運用されているんですよ。じゃなけりゃ、虫眼鏡で見なければわからないような低金利下で、年率5.5%の運用益なんて出せる訳無いでしょ(もっとも最近ではうまく運用できていないようですが...だから、積立て不足があったり、確定拠出年金やハイブリットプランが台頭してくるのです)。

因みにコンキチの勤務する会社では、厚生年金基金(東京薬業厚生年金基金)、適格退職年金、退職一時金といった退職後の
オプションがあります。この中で、厚生年金基金の資料が一番アクセスしやすいので、それを例にとってみると、東京薬業厚生年金基金の年金資産の基本資産配分は、
国内株式/ 25%
外国株式/ 20%
国内債券/ 30%
為替ヘッジ外国債券/ 25%
となっています。
つまり、年金試算の45%(半分弱)が株式で運用されているといった計算になります。

株で儲けて(運用益を出す)ことがマネー・ゲームだったら、一般サラリーマンは、マネー・ゲームを利用して年金をGETしようとしているに他なりません!!!

つまり、
あなたも立派なマネー・ゲーマーです!!!

貧乏人が金持ちを妬む気持ち、僻む気持ちは分からないでもありませんが、自分の立場をわきまえた発言をするのが社会人というものです(ブツブツ文句言うヤツは、株の含み損があるヤツかなあって気がしますが)。

(コンキチは、所詮しがない二流大学出の貧乏サラリーマンなので、上の発言はあまり気にしないで下さい。)

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