昨日、WBSでJohnsonの「固めるテンプル」の話をやっていました。
当初投入された製品は、スポンジ状のモノに油を吸わせるタイプのもの(=吸わせるテンプル?)だったそうです。で、この商品、少量の油を処理するのには適していたようなんですが、(天婦羅とかを揚げるのに使う)大量の油を処理するためには、大量に必要になるというデメリットがありました。
で、植物(唐ゴマ)抽出の天然油脂系脂肪酸を使った、油を固める方式の製品である「固めるテンプル」の製品化にとりかかったそうです。で、このとき競合他社(多分ライオン?)も同様の製品を開発しており、市場投入時期も決定しているという情報をJohnsonは入手したそうです。
製品開発を急ぐとともに、Johnsonの対策↓
1) 他社に先んじて製品を市場投入(事前に小売店の陳列スペースを確保)
2) 環境を志向した広告(CM)戦略
こうして、ブランド・エクイティーを構築したという話でした。
で現在のマーケット・シェアは↓
固めるテンプル/ 50%
(多分)油っ固/ 3%(うろ覚え)
最後に女性キャスターが
女性キャスター 「営業の勝利ですね」
と言っていたが、そんなことではないでしょう?
マーケティング戦略の勝利でしょう
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2006年11月5日日曜日
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