2006年11月12日日曜日

GCショック!

某香料会社で(なんちゃって) 研究員として働くコンキチです。

コンキチの勤務する会社では、(何故か分かりませんが)二流大卒の研究員が殆どで、そのためか信じられ無いことが起こってけっこう楽しいです(笑)。

で今日は、コンキチが主に仕事(=実験)をしている部屋で最近起こった出来事をお話してみます。

コンキチ(達)は仕事柄GC(Gas Chromatography)という分析装置を汎用しています。で、コンキチが仕事を行っている部屋では、キャピラリーとパックドカラムのダブル・インジェクションの(特注?)GC装置を使っています(コンキチが入社する前からあった)。

で、コンキチが使っているGC装置は、キャピラリーカラムとパックドカラムには同じキャリアーガスが流れる仕様になっていて、キャリアーガスの選択は、GCのキャリアーガスが流れるラインに接続しているHeとN2のバルブの開閉によって制御しています。

一般的に、キャピラリーカラムで分析するときはキャリアーガスにHeを、パックドカラムで分析するときはN2を使用すると思います。で以下事実↓

木曜日(11/9)
1年上の先輩が上記GCでパックドカラムで分析をしていた。で、なんか良く分からないけど、HeとN2の両方のバルブが開いているのをコンキチが発見。先輩に指摘。先輩はちょっとしまったというニュアンスをみせつつも、そのまま両方のガスをキャリアーガスとして流しながら分析を続行。

金曜日(11/10)
(同じ)先輩が昨日に引き続きパックドカラムで分析を実施。なんかよくわかんないけど、今日もキャリアーにHeとN2の両方を使用していた。まあ、自分が最近とったデータとの整合性を気にしたためかもしれませんが、分析条件をどういう風に書いて報告るつもりなの?と思うコンキチでした。っていうか、あんた社歴9年目なのに装置の仕様ぐらいしっかり覚えとけよ!!!っていうか普通考えるよねってな感じです。

まあ、GCに限らず、「その使い方違うんじゃないの?」っていうのを結構みかけますがね。で、へんてこな使い方して出したデータって本来出るべき数値と違う結果になることがあるので、本質を良く理解することが重要なのだとコンキチは思います。

久しぶりに「人の振り見て我がふり直せ」って重要だなと改めて感じた二流大出のなんちゃって研究員コンキチでした。

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