とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Sunday, November 27, 2011

エコ・フレンドリーにオレフィンを開裂せよ

先日、久しぶりに秋葉原のヨドバシカメラのレストラン街に行って、<CHABUTON>のラーメン喰ってきました。


-鶏旨らぁ麺 コラーゲンボール添え (750 JPY) memo-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
麺はスナック系の極細ストレート(かなり好み)。スープは鶏の濃厚かつ上品な味がgood!とても美味しい。バジル風味のコラーゲンボールが添えられていて、これを加えると、oilyなベジタブル感が広がる(個人的の、これはいらない)。スープの表面には油が浮かべていて、最後までアツアツ感が楽しめる。具はズッキーニなど、細小サイコロカットされた食材がちりばめられていて、見た目にも楽しい。
(ただし、この店舗における店員の質は良質とは言えない)


閑話休題


さて、今年上半期に読んだ文献のメモです↓

Oxidative cleavage of alkenes using an in situ generated iodonium ion with oxone as a terminal oxidant
Org. Lett., 2010, 12, 5640-5643.

4-ヨード安息香酸もしくはヨードベンゼンをオキソンで酸化してヨードニウム塩をin situで発生させ、こいつを使ってオレフィンを開裂させるというお話です。


オレフィンの開裂というと、オゾン酸化やオスミウム酸化が真っ先に頭に浮かびますが、その安全性とか装置の制約とか毒性とかが問題になり、愉快な反応とは言い難いと思います。この反応ではアルデヒドの調製は難しいですが、軽く凄いなって思います。(逆説的に、オゾニドって凄いなとも思う)

4-iodobenzoic acidとOxoneの使用量と成果物の生成比との関係はこんな感じ↓

14 examples, 33-90% yield。ちなみにこの反応、ヨウ素源としてはヨードベンゼンでもO.K.です。

あと、著者等が提案する推定反応機構はこちら↓

それから、反応速度は、結合が開裂する二重結合にフェニル基が置換している基質や、リジッドなcis-ジオールで速いようです。

基質一般性は、構造に結構依存しそうですが、この条件で二重結合が開裂するのは魅力的と思いました。

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