とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Monday, October 14, 2013

美談と糾弾の狭間

一昨年、軽井沢にスキーに行ったときに入った蕎麦屋があるんですが、激しく不味くて悔しかったのでメモします。

-お食事所 やまへい 軽井沢店 memo-

-せいろ (750 JPY) + 大盛 (100 JPY)-
-RATING- ☆☆☆
-REVIEW-
蕎麦は咀嚼するとすぐ溶けて粉っぽくなる。少し粘土っぽくて鮮烈さが全くない。蕎麦のbodyが強い割には、ツユが甘めで弱すぎる。

-かけそば (750 JPY)-
-RATING- ★☆☆☆☆
-REVIEW-
全然だめ。蕎麦は明らかに茹で過ぎ。

なんかこの店、(仮初めの)こだわりがあるみたいで、

お料理・おそばへのこだわり
当店で使用させていただいているおそばは、すべて長野県の小諸から軽井沢の浅間山麓と八ヶ岳山麓の間で栽培された玄蕎麦を、日々お店で石臼挽きにして製粉したもののみを使用いたしております、そばつゆは開店以来三十五年注ぎ足し使用してきた返しに、鰹節の厚削りや北海道昆布より日々とっただしを合わせておつくりしております。季節の旬の素材を吟味、信州の味をご賞味ください。

なんてことを謳ってるんだけど、力強く不味い蕎麦でした。これってあれだね、バカな客に情報を食わせてるってヤツと思います(see http://researcher-station.blogspot.jp/2009/08/blog-post_02.html)。

率直に言って、この世からなくなって欲しい店と思いました。


閑話休題


先日、世界最大の打ち上げ花火と言われる正4尺玉が埼玉県は鴻巣の地で打ち上げられたそうです。

打ち上げを企画したのは鴻巣市の商工青年部で、街おこしの一環のようです(ちなみに、4尺玉の打ち上げは江戸時代から続く新潟県の片貝まつりでのみ成功している)。

企画した青年部は、

(1) この企画に3年を費した
(2) 場所確保のために所有者1軒1軒を回り説得を続けた
(3) 実行委員長は地元の小学校を訪ね「4尺玉に賭ける思い」を子どもたちに伝えた

といった労力を費やしてきました。

で当日、なんやかんやと花火大会は順調に進行していましたが、4尺玉の打ち上げが近づいた時、強風の為警備本部から大会を中止すべきとの事があがったそうです。

最終的には現場の責任者の判断で打ち上げを決行し、4尺玉の打ち上げは見事成功しました。

これは昨日の報道ステーションサンデーで取り上げられた内容で、スタジオの全てのコメンテーターはこの話を賛美し、迫りくる逆境の中で運営者が勝利したという美談のような扱いを受けていました。

しかし、これって本当に美談なんでしょうか?警備本部から大会を中止すべきという意見か指示か分かんないけど、そういった「事」を棄却した事実はいかがなものかと思ってしまいます。

即ち、

警備本部「大会を中止すべき」→現場「無視」→成功→美談 (今回)
警備本部「大会を中止すべき」→現場「無視」→失敗・事故→糾弾 (こうなる可能性もあった)

こういうことなんじゃないでしょうか?

要は、無責任なギャンブルに打って出て、その賭けに勝っただけの自慰的行為だったのではないでしょうか?

これまでのサンクコストにこだわり、安全を軽視した当事者達の責任は、単に具現化しなかっただけで、相当に重いと思うのはボクだけでしょうか?コントロール・マニアの一プロセス・ケミストのボクはそう思います。

危機管理体制が具体的にどのように統制されていたかは全く分かりませんが、事によっては鴻巣市の商工青年部とその仲間達はDQNなオナニー野郎かもしれないと思いました。


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