とある化学の超ガテン系

実験嫌いの実験化学者が綴る企業の研究員の日常 (このブログはMac OS Xに最適化されています)




Tuesday, September 23, 2014

人口と国債は不都合な真実

GWに行った浅草のお寿司屋さんのメモです↓


-紀文寿司 寿司 並 (2,380 JPY) memo-
-RATING- ★★★★★
-REVIEW-
多分、赤身、青柳(?)、鰹、烏賊、〆鯖、蝦蛄、穴子、玉子の8貫。
赤身はねっとりとしていて、反発感がある食感。歯切れがよく、味も濃いて旨い。表面に塗られた煮切りは上品。もしかしてだけど、やんわりづけにしているかも?
青柳(?貝類は輪をかけてよくわからない)は煮切りが塗られていて普通に美味しい感じ。
はとっても柔らかくて、juicy。生姜の上にも煮切りが塗ってある。
烏賊は歯切れの良さが楽しめて、淡白さを存分に味わえる。上品に甘しょっぱい煮切りがイカを凄く引き立てている。これは凄い。
〆鯖はひたすらdeliciousな味。滋味がspill-overしてくる。煮切りが塗ってある。
蝦蛄自体特別好きじゃないんだけど、塗られたツメが絶品。凄く濃厚なツメは甘いんだけど、けっこう硬派な辛さも感じる。
穴子はとってもふっくら柔らかい。提供前に軽く炙ってくれるのがうれしい(だた、やっぱりオレって白焼きしか愛せないんだなと思った)。
玉子は芳ばしいroast noteがほんのり漂うい、食感も楽しめる(ボク的にはしっとりした方が好き)。
あと、シャリは硬めなんだけど、食べるときに硬さは気にならず、ハラハラと口の中で小気味良くお米がほどけていく感じがして好き。この"シャリ"が「寿司」をトータルに引き立てていて、頬張るのが楽しいお寿司と思いました。それから、山葵は握る直前に都度すりおろしてくれます。で、おろしたてなのに、寿司を頬張っていて山葵が単独では殆ど主張していない。あと、生姜はかなり辛くて硬派な味。お寿司は1-2個づつ握って出してくれて、基本的に醤油が不要で完成度が高いです。個人的には、鰹、烏賊、鯖が特にexcellentと思いました。これで2,380円とか、かなりコスパが良いと思いました。


閑話休題


最近、日本国債残高が1,000兆円を超えたらしいですね
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL18H5G_Y4A910C1000000/

あと、日銀の国債保有残高が215兆円らしいじゃないですか(6月末で215/1023=21%, 前年比43.8%増)。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL18H5G_Y4A910C1000000/


さらに、プライマリー・バランスはずーっと大赤字です
http://www5.cao.go.jp/keizai3/econome/h25pb.pdf


これって、財政ファイナンスなんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうか?


ついでに中国は日本国債を売り越してるらしいじゃないですか。
http://www.nikkei.com/markets/features/26.aspx?g=DGXLASFL19H8Y_19092014000000


とりあえず、超ウケます。


そして、今後の大きなトレンドとして、我が国の人口(特に就労人口)が下降するのは必定。


日本の人口動態(人口)予測はこんな感じ↓
2010年から減少
2030年   1億1500万人 (65歳以上老年人口比率 31.8%)
2050年   9500万人 (65歳以上老年人口比率 39.6%)

で、日本の借金(国と地方の債務合計)↓
1994年   450兆円
2000年   700兆円
現在   1000兆円超


要は、日本は税収の源泉である就労人口が激減していて、社会保障費を使いまくる老人が増加しているのに、借金は増えまくっていて(年間50兆円のペースで増加)、減る気配が全然ない。我が国の財政規律は弛緩しきっているように思えます。

まともな人間なら"日本の借金は増えることはあっても減ることはない"(借金を返す気がない)と考えるはず。

それにも関わらず、我が国の財政破綻に対する世間の危機感は殆ど感じられないように思います。

さらに、4月の消費増税後、実質賃金はDownして、GDPはマイナス成長。消費支出の落込みも相当なものらしいじゃないですか。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GX03I20140902
http://biz-journal.jp/2014/09/post_6099.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_73792


昨年は、GDPデフレーターの増加率がマイナスなのに増税し、今年はというと日銀総裁(権限ないよね)までもが増税(消費税率10%)する気満々のようです。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NBDBHX6JIJUS01.html


はっきり言って、「日本ってオワコンなんじゃね?」って思うんですけど、どうなんでしょうか?


ところで、最近、橘玲の「臆病者のための億万長者入門」を読了しました。

この本ではいろいろ興味深いことが書いてあるんだけど(上述した国家財政や人口動態の件もこの本に書いてある)、人は

「不都合な真実から目をそむけたい」

っていうのがあります。まあ、不都合なことを正視することは、はっきり言って愉快なことではないですからね。不都合なことに正攻法で立ち向かえば損する可能性大だし、放置プレイ(問題先送り)すれば、自分が手を汚さなくても他に誰かが解決したり、社会情勢の変化によって勝手に解決されることもありますから、目を背けることはある意味合理的な選択かもしれません。

で、我が国において、財政問題は最も大きな"不都合な真実"の一つだと思うんでうよね。でも、不都合なるがゆえに、なんだかんだ理由をつけて、のらりくらりと借金をして(増やして)、その場しのぎしている(問題を先送りしている)とボクには感じられます(いまのところ先送りしている間に問題がもっと大きくなって、借金が1,000兆円超えちゃった)。

でも、結局、借金って便益の先食いじゃないですか。いつかはブレーク・イーブンしないといけないものと思います。国家はゴーイング・コンサーンの最たるものだと思うので、借金に対するキャパシティーは相当デカイとは思いますが(おまけに徴税権がある)、ものには限度があると思うんですよね。 

といことで、日本の財政破綻に備えて、JGBS (PowerShares DB Invrs Jpn GovtBd Futs ETN)を地味に購入している二流大出のテクニシャン(研究補助員)のメモでした。

今からじゃ信じられないかもしれないけど、消費税も国の赤字国債も無かった時代があったんだよね。




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