2020年1月1日水曜日

Annual Income 2019

チャーハン大好きコンキチです。
増税前に有楽町でチャーハンを食べたときのメモです↓

-交通飯店 memo-

千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F

-ビール(大) (700 JPY)-
-REVIEW-
一番搾りの大瓶です。

-炒飯 (730 JPY)-
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
油軽やかで。具は、玉子、ハム、葱。シンプルな味付けで食べ飽きしない。いい意味で飾らない味。ついでに、淡色ラガーに良く合う味。
食感、提供時はシトパラ(しっとり、かつパラっと)で、時間の経過とともに水気がとんで、パラっと感up↑(ボクはパラっと感がアップした方が好み)。
とってもシンプルで美味しい。
セットのスープは醤油テイストで、油感がほんのり。


閑話休題


ども、11連休を満喫中の永遠のヒラ社員のコンキチです。
さて、2019年の年収が出たのでメモっときます↓


団塊ジュニアとして生をうけ、就職氷河期に就職してヒラリーマン生活苦節(?)二十年、やっと年収900万円プレーヤーになりました。でも、度重なる増税やら社会保険料の増額とか物価上昇(スタグフっぽいよね)で、リッチ感はありません。要は中流真っ只中の平凡人生です。

ところで、ボクの個人的な2019年のホット・トピックスは、

働き方改革
でした。


"働き方改革"というクエリーでグーグル先生に聞いてみると、厚生労働省様の「働き方改革特設サイト」がヒットします。

このサイトによると、働き方改革関連法は次の三つからなります。

1. 時間外労働の上限規制
2. 年次有給休暇の時季指定
3. パートタイム・有期雇用労働法

もしも、トントン拍子に政府の進める働き方改革が進んでいたら、

「4. 高度プロフェショナル制度の導入と裁量労働制の適用拡大」

という項目が増えていたはずです。しかしながら、「労働時間のデータ捏造」や「残業代ゼロ法案」との批判などによって、その目論見は水泡に帰してしまいました。これは非常に残念なことです、なぜなら、裁量労働は労働者にとってウハウハなシステムと成り得るものだからです。

裁量労働制は、仕事の性質上その遂行が本人(社員)の裁量に任されていて、業務の遂行の手段や時間配分について具体的な指示をされない働き方です。労働時間はみなし労働(時間制)で、あらかじめ労使間で定めた時間分を労働時間とみなして賃金を払う労働形態です。ざっくり言うと、実際の労働時間に関わらず、決まった給料が支払われる制度です。「残業代ゼロ法案」と批判される理由はここにあって、長時間労働させても支払う給料は一定なので、「定額働かせ放題プラン」として活用(悪用)される可能性があるためです。勿論、業務の遂行に裁量が認められるので、長時間労働させることはできません。なので、額面通りに裁量労働を運用すれば「残業代ゼロ法案」という批判は全くの的外れなのです。しかし、我が国は大手マスメディアが「サービス残業」という労働基準法違反行為の存在を当然のものとして報道していて、国民もそれを受け入れているマゾヒスティックな国民性なので「定額働かせ放題プラン」という発想が出てくるのでしょう。

みんな知ってると思うけど、裁量労働が適用される業務には制限があります。ボクは「新商品若しくは新技術の研究開発又は人文科学若しくは自然科学に関する研究の業務 」をやってるので、適用対象です。そして、実際に裁量労働で働いています。ボクの場合は、だいたい、みなし労働時間は8時間で、8時間/月の時間外労働に相当する手当が支給されています。なので、実質残業時間8時間が損益分岐点となります。当然、ボクは実質残業時間は8時間/月に抑えています。そもそも、我が国の正社員の解雇規制は厳しく、一旦採用したら、そう簡単には辞めさせることはできません。なので、経済合理的な人間ならば、労働時間はみなし労働時間以内に抑えるでしょう。まあ、目をつけられないように保険をかけるのであれば、みなし労働時間すりきりいっぱいくらい働くのがいいかもしれません。

すなわち、裁量労働を一言で表現すると、

裁量労働は働き過ぎたら負け

の制度なのです。

なので、裁量労働を適用された労働者の皆様は、強い心を持って働き過ぎないのがいいでしょう。先に「長時間労働させても支払う給料は一定」と書きましたが、逆もまた真で「あんまり働かなくてもゲットできる給料は一定」なのです。

年配社員の既得権(世代間格差)を温存しつつ、年功序列的能力主義から成果主義への転換が図られている昨今、若い世代の昇級速度はだいぶ遅くなているのではないでしょうか?そしてアセスメント時に上長のチラつかせる昇級・昇格話は空手形かもしれません。そんな曖昧なものを信じるよりも、現実を見極めて逞しく損得勘定するのが良いフェーズなのかもしれません、

それから、僕は1時間でも残業(相当)した月には負け犬の気分でいっぱいになります。だって、


残業は低能の証左

ですから。

それに、ダラダラ長時間労働するよりも、自分の裁量で早上がりして、混雑前の神谷バーでビールを飲みながら論文を読んだ方が有意義だと思いませんか?

以上、寒いうちに早上がりして、平井の豊田屋に痛風鍋を食べに行きたいなと思う、国内二流大出のテクニシャン(研究補助員)の働き方改革メモでした。お屠蘇気分で書いたので、あまり真に受けないようにして下さい。


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