回転寿司大好きコンキチです。廻るお寿司っていいよね、庶民的で。一小市民として回転寿司発祥の国に生まれたことを誇りに思う今日この頃です(廻ってるお寿司は絶対とらずに、食べたいのをオーダーしますけど、なにか?)。
というわけで、プレコロナの時代にビッグ・シティー東京へ回転寿司を食べに行ったときのメモです。
-回転寿しトリトン 池袋東武店 memo-
住所:豊島区西池袋1-1-25 と東武百貨店池袋店11F
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
デカネタです。締まったキュキュッという歯ごたえで、脂が良くのっている。ネタ自体は旨いと思うんだけど、シャリとのバランスが悪い(デカネタは須らくそう)。それに加えて、甘めのお醤油のノリが悪かったです。
-RATING- ★☆☆☆☆
-REVIEW-
これもネタがデカい。赤色が綺麗で期待したんだけど、味が薄くて水っぽい。筋も少し残ってるし。
回転寿司に多くは求めてないけど、残念な一皿でした。
-RATING- ★☆☆☆☆
-REVIEW-
これもデカネタ。〆さばをデカくする意味がよく分かりません。
酢弱く、身は硬くてパサパサ。魚臭さはあまり感じないけど、気が抜けた味。
-RATING- ★☆☆☆☆
-REVIEW-
またまたデカネタ(ウンザリ)。海苔の香りが一閃(海苔の帯で巻いてある)。ネタが肉厚過ぎてゴワゴワした食感なのがいただけない。味も大味。
-RATING- ★☆☆☆☆
-REVIEW-
青海苔を振ったとろろと鶉の卵黄のハーフ&ハーフ軍艦。
軍艦はバックヤードで作っているのだろうか?シャリがねちゃねちゃしてい表で出てくるお寿司のシャリとは全くの別食感。
多分ボクの体調が優れなくて美味しく感じなかったんだと思います。きっと、美味しいお店のはず。デカネタがウリの威勢だけはいい店。ビジュアルに訴えることでコスパの良さをアピールしているんだろうと思います。
あと、多分だけど、シャリ玉(ロボシャリ)をあらかじめ用意しておいて、最後に一握りして提供する最近トレンドのスタイル。表で握られたお寿司のシャリは少し硬めで、口の中でお米が解けていく感触が良かったです。ロボットのシャリ玉製造技術の進歩に驚かされます。
お醤油は甘めの部類。
-花まるKITTE 丸の内店-
住所:千代田区丸の内2-7-2 JPタワービル5F
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
解凍が十分でなかったのか、けっこう冷たさが残っている。それでも身は十分に軟らかく、脂ふんだんで臭みはない。ただ、デカネタで食べ難い。
シャリ玉はあらかじめ成形されていて(多分ロボシャリ)、最後に一握りして提供され、味付けは甘め。シャリ玉の滞留時間が長いためか、外側が少し乾いていてちょっと残念(店内は満席だったんだけど、一度に作り置かれる量が多いにかな)。
正直、握りにする意味が見出せない一品。
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
咀嚼すると、かれい独特の脂が染み出る(これ好き)。弾力の強いしっかりした身で、噛み心地が良い。少し異味がする。あと、これもデカネタ。
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
シャリに加えてネタも乾き気味(うっかり回っているのを取ってしまったからか?)。漬かり具合はマイルドめ。身は軟らかく、キメ細かい食感で、赤身感(ほどよい酸味とか)があって良い。
どうでもいいけど、シャリ乾き過ぎ。
-RATING- ★★★☆☆
-REVIEW-
"真だち"とは、根室海峡産の真鱈の白子だそうです。
もの凄くフレッシュで、とってもクリーミーで淡白な滋味深い味です。ぷりゅりゅとした感触と絹のような舌触りが最高。醤油をつけなくても十分旨い白子。
真だち自体は文句なく旨いです。ただ、七味が邪魔なことに加えて、ロボシャリの乾いた感で、折角のお寿司が台無しです。
-RATING- ★★★★☆
-REVIEW-
米と麹、根室のさんまを漬け込んだ一品。
これは相当旨いです。ちょっぴり強めに効いたお酢と、良い塩梅の塩味で、身は軟らかいんだけど、しっかりとした食感。さんま自体がかなり美味しいです。
それから、細かいお米がさんまによく絡まり、食感のアクセントとなっているのが良いです。
(この日、お酢で締めた料理って多分これだけだった思う)
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
まさかこういう形状で出てくるとは思わなかったです。あん肝自体は美味しいです。でも、握り寿司って一口で食べるじゃないですか。正直、小さいシャリにデッカイあん肝を一口で食べるのはキツイです。二口に分けてもキツイです。あん肝はコッテリ感が強いでの、商品設計間違ってると思いました。
あん肝は、魚臭さが全くなくってフレッシで上品な滋味が美味しいです。そして、もろみ醤油との相性が思いの外良好で、技ありの味わい。
はっきり言って、お寿司を分解しておつまみとして食べてしまいました。
お寿司にするんだったら、あん肝を砕いて、量少なくして、プライシング低くして、ポン酢醤油の軍艦にして欲しいと思いました。
-RATING- ★★☆☆☆
-REVIEW-
薄めに切り出された身は、弾力の強いほやの食感を味わうのに最適。瑞々しくて、生臭さは皆無。ほや独特の甘みが出ていて、クセもそれほどでもなく美味しい。それと、テール(tail)にやや苦みを感じる。デカネタでないのもシャリとのバランスがとれていて良いです。
薬味としてトップに生姜が載っているんだけど、香味が強すぎて折角のほやの風味が掻き消されてしまっているのが残念でした。
散々文句書いてますが、ガッツリ注文してしまいました。ネタ(魚介類)自体は新鮮でかなり美味しいと思うんですよね。でも、シャリが乾いてて残念でした。
多分、この日はロボの調子が悪かっただけだと思うんですけど、デカネタは苦手なので再訪はないと思います。
閑話休題
今回は、O-アシルイソジペプチドのメモです。
O-アシルイソジペプチド誘導体は、コンベンショナルなステップワイズなカップリングでは合成困難なペプチドの合成に有効なんだそいうです。
ペプチドシーケンス内にイソジペプチドを組み込むことによって、カップリングを妨げる不利な二次構造を破壊するのがこの合成戦略のキモです。O-アシルイソジペプチドを使ってペプチド鎖を伸長させた後、分子内O→Nシフトによって目的のペプチドへと変換します。
この戦略を実行するためには、あらかじめ"-Xaa-Ser-"または"-Xaa-Thr-"という ユニットを組み込んでおかなければならず、ビルディングブロックとして"Boc-Ser/Thr(Fmoc-Xaa)-OH"を挿入することになります。その際、潜在的に次のようにβ脱離→転位して酸無水物→アシル化してセリンまたはスレオニンが欠損する副反応を誘発する可能性があります(望みのアミド化が遅いときに起こりやすい)。
因みに、β脱離→転位して生成する酸無水物の反応点は二箇所ありますが、Fmoc-Xaaサイドの方が有利です。というのも、α,β-不飽和カルボニル側のカルボニル炭素は求電子性が小さいからです。
実例です↓
因みに、この副反応って溶媒効果がデカイようです。NMPやDMFといった極性溶媒で促進しますが、クロロホルム中では相当抑制されます(NMRスタディーから分かった)。
ということで、O-アシルイソジペプチドのペプチド結合を伸長させるときの溶媒は
ジクロロメタンかクロロホルムでキメッッ
以上、国内二流大出のテクニシャン(研究補助員)のスーパー初心者級ペプチドメモでした。