JACSのASAPに(多分)7月21日に公開されて掲載され、遂にASAPのまま取り下げられた(12月23日?)という、NaHでアルコールを酸化するという、世界中のケミストの注目の的となった論文(http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/ja904224y)があります。
その内容と解説があまりにエキセントリックだったため、ある種のフィーバーが起こり、多くのケミストの耳目を集めることとなったのだと思います。
ところで、(多分8月17日に)AngewandteのEarly Veiwに掲載されて、未だ放置プレイという論文(http://www3.interscience.wiley.com/journal/122553897/abstract)があります。
たしか、二種類の有機分子触媒を使い、極性の違いを利用してクロス・カスケードをone-potで選択的に進行させるという内容だったと思うんですが.....どうなんですかね?
この論文の落とし所も軽く気になる、二流大出のなんちゃって研究員の2010年お正月のきもちでした。
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2010年1月2日土曜日
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